• 

• 業種

  建設、不動産、WEB事業

  https://oita-sumai.com/recruit/

  1961年（昭和36年）創業。子育て世代にやさしい住まいをテーマに、新築注文住宅を手がける建設会社。大分県で唯一、天然の素材だけを使った身体に優しい健康住宅「無添加住宅」の販売店でもあり、現在は新築事業に加え、リフォーム・リノベーション事業、不動産事業、WEB事業、介護事業を手がけています。今年からは企業主導型の保育園事業にも参入予定。社会貢献にも力を入れる企業です。

社長インタビュー

• 

• 企業名

  株式会社坂井建設

  お名前

  臼井 栄仁（ウスイ　ヒデヒト）

  役職

  代表取締役

今年で59年目を迎える坂井建設は、純和風の注文住宅を販売する企業として誕生しました。その後先代の社長のお子さんがアトピーや喘息に悩まされていたことをきっかけに、健康住宅の販売にシフト。「子育て世代応援住宅」をコンセプトにした「SALAD HOME」事業や、化学物質を一切使わない世界で一番健康的な住まい「無添加住宅」の販売店に加盟し、シックハウスに悩む方も安心の住まいづくりを行っています。新築注文住宅の他には、不動産売買・仲介・建売を行う「大分不動産情報サービス」、水まわり専門のリフォーム店「Re・fo・ne」、工務店の集客に特化したWEB・コンサル事業の「i-DEAR」に次いで、昨年4月には介護事業を始めました。おじいちゃんおばあちゃんの機能回復を目指す、リハビリに特化した施設の運用をしています。若い人がジムでマシンを使って筋トレをするように、シニア用のマシンを使って半日かけてリハビリを行っています。お客さまを通じて社会貢献したいという思いから始めた事業ですので、喜びの声をいただけるのはとても嬉しいですね。

今年は保育園事業を予定しています。弊社は約90名いる社員の3分の2が女性です。また社員の平均年齢は28歳と若く、女性はこれから結婚・出産するという方がほとんど。子どもが産まれても仕事を続けたいという思いを持ってくれる方が多いのですが、お子さんを預けるところがなかなか見つからなかったりして。だったら会社に預ける場所があって、お子さんを見ながら仕事ができると良いなと思ったんです。お迎えもいらないし、会社の福利厚生なのでお金もかからない。社員が安心して働ける環境を整備していきたいと思っています。

グループ会社合同の大運動会の様子

僕たちの家は100年、200年持つ家だと明言しています。それにお客さまには何十年というローンを組んで建てていただいています。だからこそ100年、200年経った時に会社がないというのは、何も守れないということ。それを防ぐために前代表は50歳で会社を引退することを決め、三代目の社長として僕が今年の8月に就任しました。

具体的に取り組んでいくのは、職人不足への対策。日本では今、職人さんの高齢化が深刻化し、将来的に職人不足になると言われています。そうなるとお客さまの家を建てることも修理することもできなくなります。その懸念を払拭するために前代表は自ら職人になり、職人育成の学校を作って外から坂井建設を支えるということを選びました。そして僕は中から坂井建設を支えることになったのです。一人親方の職人さんは、体を壊したら一瞬で仕事がなくなります。でも社員であれば怪我をしても給料は出るし、内勤で他の仕事をしてもらうこともできる。職人さんたちに坂井建設のグループに入ってもらうことで、仕事の不安を安心に変えてあげたいと思っています。
前代表は学校を作って職人さんの育成を、坂井建設は職人さんとパートナーになっていくことで、これからもずっと家づくりをすることができる。それが僕たちの強みです。

僕たちは5年後には大分からアジアに出ています。ジャパンクオリティは世界一と言われている技術なので、この技術を持ってアジアの暮らしや生活をよくしたい。そしてそれが日本に訴求できると良いなと思います。来年、再来年には福岡出店も考えていますので、この3つの拠点で、自分たちの得意な部分をしっかり伸ばして、マーケットを増やしていきたいですね。

求める人材について

「明るく、元気で、素直で、プロ意識があり、仕事を楽しめる人」。学歴とか年齢とか経験とかは全く関係ないです。僕は元々板前で、建築の知識がないままに入社しましたから。専門家は専門家で輝く場所があるし、専門家じゃなくても輝ける場を作っています。努力をすればちゃんと結果は出るし、報われる。誰にでも平等にチャンスがある会社だと思います。まずは会社を見に来て、会社の雰囲気を肌で感じてください。職場体験もインターンももちろんOKです。僕たちが作る楽しい場を皆さんに感じてほしいですね。

学生時代に経験してほしいこと＆メッセージ

学生時代はたくさん遊んでください。社会に出るまでが勉強で、社会に出たら勉強しなくて良いなんてことはなくて、勉強に終わりはないですから。会社でも社員には研修費をかけて勉強に行かせますし、勉強は続くんです。だから今はたくさんお金を使っていろんなところに行って、いろんな経験をしてください。