さて、ここはどこでしょう！

カフェではありません。美容院やサロンでもありません。
見覚えのある絵がたくさん飾られていますね?
もう、お気づきの方も多いでしょうか、北村直登さんのアトリエにお邪魔してきました！

＼ ババーン ／（6月初旬に開催されたART PLAZAでの個展作品を絶賛制作中！）

北村さんといえば、ドラマ『昼顔』を思い出す方も多いはず。
作中に北村さんの絵がたくさん出てきて大分が湧きましたよね！
6月10日公開の映画『昼顔』にも登場しているそうですよ。
これは劇場に足を運ばなくては…！

大分を代表する画家さん。

という印象がある北村さんですが、生まれは福岡県春日市なんだそう。
今流行りの移住！かと思いきや、サッカーに専念するため、大分の高校へ進学して以来、ずーーーーっと大分に住んでいらっしゃるそうです！

では、なぜ卒業後も大分に？
「大分は、なんといっても人がやさしい。だから居心地がよくって」。
なんか…嬉しい。

お金がなくて、絵を描いた。

小さい頃から、絵を描くことや物を作ったりすることが好きだったそうなのですが、絵を描くことを仕事とするキッカケは、なんとお金がなくなったこと！

バイトの契約が終わって、家賃が払えなくて、親に振り込みをお願いするも断られ、「自分でなんとかしてやるー！」と、絵を売って家賃を稼いだのだとか！
「昔から、運だけはいいんです」とおっしゃっていましたが、その行動力が”運”を引き寄せているんだと思いました。

※写真は、雑誌メンズnon-noのコーディネート大賞（全国1位！）を受賞した時のもの。無理を言って探し出してもらいました。さすがのセンスのよさ！

囚われないスタイル。

実際に作品を制作しているところをちょっと見せてもらいました。
パレットは基本使わない。直接手に絵の具を出してぬりぬり。
この姿は、大分の方ならCMでも、見たことありますよね！

他にも、絵の具をマヨネーズのボトルに詰めて使っていたり。
絵を描く姿を見ているだけで楽しくなっちゃいます。ライブ配信が人気なのも納得。

エプロンと靴にとびちった絵の具もまた可愛い！
このエプロンもグッズとして販売してほしい〜。

働き方もとってもユニーク。

現在、スタッフさんは現在5名。
その中には、作家として働きながらも、給与制で働いている『サラリーマン作家』のfukunipponこと福田勇佑さんも。 1年間バイトの後、正社員として働きはじめて現在3年目。プロトタイプとして「お試し中」の働き方なので、給与制がいいのか歩合にするのか、福田さんと話し合いながら雇用形態を決めているそう。

新しい働き方を提案したり、一緒に模索してくれるなんて素敵…！
一方北村さんご本人は、「朝4時に出勤して早く帰って、家族で一緒に夜ご飯を食べるようにしています」…と!
フランクで、面白くて、イケメンで、良きパパって…どんだけ！

ココロくすぐる作品名。

くすっとしたり、ドキッ!とするような、
そんなタイトルが多い北村さんの作品名。（オンラインショップより）

「普通の会話から断片を切り取ると輝くと思う」と、北村さん。
日常で触れた会話などから選んでいて、北村さんのfacebookのライブ配信の書き込みの中から選ぶこともあるそう。
自分の言葉が作品名になるなんて…たまらないですね。

画家さんのイメージ崩壊（良い意味で）

今回アトリエにお邪魔して、私の中で勝手にイメージしていた「ちょっと気難しそう」とか「無口そう」な画家像とは、真逆の雰囲気で、作品はもちろんですが、北村さんのその人柄にもどっぷり魅了されてしましました。
みなさんも、直接会えるチャンスはお見逃しなく！

今後のイベント

・7月5日〜11日　新宿ISETAN　（土・日は北村さんもいらっしゃるそうです）
・8月10日（予定）　わさだタウン
実物の作品の迫力ももちろんですが、北村さんに会ったらファンになってしまうと思いますので、覚悟の上どーぞ♡

おまけ

作品はもちろん、ラインスタンプもチェックを。
個人的には、「向っては　いる、と…」というスタンプが、出番多めでおすすめです。
こちらも第2弾を計画中なのだとか。楽しみ！