大分を代表するITスタートアップ企業、イジゲン株式会社。近年では話題の定額サービスショッピング型アプリ『always』を開発・運営。登録店舗だけでなく自社でも定額制のバー『the scramble by always』の運営や、 福岡での『always COFFEE』の実証実験など、新しい試みを次々と発表していくこの会社で、全く違う業界から飛び込んで奮闘する先輩にお話を伺いました！

お邪魔したのは、こちら!!

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• イジゲン株式会社

  https://ijgn.jp

  『リアルな世界とヴァーチャルな世界の垣根をなくし、新しい世界=“異次元”を生み出す』という理念のもと、2013年11月に設立。サブスクリプションプラットフォーム事業『always』の開発・運営を行っています。

  サブスクリプション…製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う方式。

お話を伺ったのはこちらの方。

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• お名前

  阿南 佳緒里

  所属部署

  総務

  入社年

  2018年12月

  出身地

  速見郡日出町

  出身学科

  日本文理大学　経営経済学部　
  経営経済学科

昨年12月に入社した阿南さん。別府商業高校在学中は吹奏楽部に所属。大学では社会人マーチングバンドに入り充実した学生生活を送りました。
飲食店でのアルバイトを通して人と関わるのが好きなことに気づき、サービス業など人と関われる業種を中心に就職活動を開始。 しかし、折しもリーマンショックの影響を諸に受けている時代。阿南さんは約50社から不採用の通知を受け取ったといいます。
「さすがに自分の全てを否定されているようでめちゃめちゃ落ち込みました・・・」
そう話す阿南さんですが、そこから持ち前のポジティブさを発揮。自分の何がだめだったのか、本当にしたいことは何なのかを改めて考えます。
「もう一度自分の喜びが何なのかを突き詰めて考えたら、やっぱり人と関わりたい。その人が喜ぶことが自分の喜びだと感じられる仕事につきたいと思いました」。
その考えから人生の大きなイベントに寄り添えるウェディングプランナーの業種に再度チャレンジ。結果、冠婚葬祭業の会社に採用が決まりました。

入社後は、婚礼・葬儀と冠婚葬祭の一通りを研修する機会がありました。ウェディングプランナーとして結婚式に関わりたいと思っていた阿南さんでしたが、研修をしていく中で葬儀に関する業務に関心を持つように。
「不謹慎な言い方になるかもしれませんが、結婚式より葬儀におもしろさややりがいを感じるようになりました。その方の人生の終わりのお手伝いができ、残されたご家族の気持ちに寄り添いながら、自分にできることをするという仕事っていいなと思ったんです」。
研修後、葬儀に関わる部署に配属され、運営のアシスタントやカウンセリング、法事などのアフターフォーローなど幅広く担当しました。

充実した毎日でしたが、いろんな人の人生を垣間見るうちに、女性としてのライフプランを考えるようになります。
「妊娠や子育てなど女性がなかなか同じ会社で働けないこともある。会社勤めではなく、自分で何かしたいことがあったときに起業できるようになりたい！」
そう考えると行動が早い阿南さん。起業するために必要なことを働きながら学べるところはないか調べ始めました。
「自分がいた業界以外のことは詳しくなかったんですが、起業やベンチャーというワードで考えるとIT業界かなと思いました」。
『IT ベンチャー 大分市』で検索したところ、タイミングよくイジゲン株式会社が経理を募集中。経理だったらその会社の経営に関する業務にも関われるかもしれないと思い、応募。採用され現在に至ります。

現在は経理だけでなく総務として事務全般を担当しながら、その他にもイベントのアシスタントや社内のプログラムテストなど、いろいろな業務を経験する毎日です。
「イジゲンは先輩が今やりたいことが何かを聞いてくれます。担当に関わらずなんでも経験をさせてもらえるので新鮮です」。
今後の目標を聞いたところ、経理に限らずいろんなことをやっていきたいとのこと。前職でカウンセラーをしていた経験を生かし、社内環境を維持できるようにスタッフのカウンセリングもできればと言っていました。
「とにかく大分が好き！」と話す阿南さん。現在も社会人マーチングバンドに所属して活動をしています。別府の高校で出会ったマーチングに恩と縁を感じ、今後は別府を音楽で元気にできるようなイベントができればと夢を語ってくれました。
最後に採用に悩んだ経験のある阿南さんに学生のみなさんへ一言いただきました。
「自分に自信が持てなくなるときもありますけど、自分がやりたいことを突き詰めていくと目標が見えてくると思います！」