いざ就活！となったときに、まず何から始めますか？
「どんな企業があるのかな？」も大事だけれど、どんな職種に向いているのかを探るために「自分自身を知ること＝自己分析」からスタートするのもおすすめ。
……ですが、自分で自分のことを分析するのはなかなか難しくて、悩んでいる就活生が多いんです。 そこで、就活コミュニティ「BOND OITA」のイベントとして初の、学生向け自己分析のイベントに潜入！その様子をレポートします♪

「BOND OITA」は、大分県が主催する就活コミュニティ。学生と大分県内の企業をつなぐためのイベントを多数開催し、就活生同士や、就活生と企業のコミュニティづくりをお手伝いしています。学生をはじめとした若者、そして企業にお互いを深く理解してもらうことで、双方を接着ボンドのように“ガッチーン！”と強力にくっつけて、大分の就活シーンを盛り上げるために活動中です！
BOND OITAの最大の特徴は、イベントの司会進行を全て現役大学生（＝学生ファシリテーター）が担当するという点。学生同士のコミュニケーションにより、フランクな雰囲気でイベントが進行できることがポイントになっています。
そんなわけで、BOND OITAは大分県での就活やキャリアを考える学生にとって、有意義な就活コミュニティとして注目を集めています！
イベントの詳細や申込みは「BOND OITA」のWEBサイトまたはInstagramからチェックしてみてくださいね！

就活は何はともあれまず「自己分析」！

自分がどんな職種や企業に向いているのか……就活で必ず直面する大きな壁。その壁を乗り越えるためには、自分自身がどんな人間で、何が好きで、何が得意なのか、自分のことを改めて知ってから就活を進められたら、より自分らしく働ける場所に近づく手がかりにつながっていきます。
今回のBOND OITAの自己分析イベント「自分探しっちなんなん？」には、自分自身を客観的に見直すヒントを探しに、１～３年生の23名の学生が集まりました。今回のイベントでは、自己分析の第一歩となるような気付きを得てもらうことと、就活に向けて共に頑張る仲間を見つけてもらうことがテーマです♪

「自分探しっちなんなん？」
運営担当のBOND OITAメンバーに開催直前インタビュー

井村 真（さな）さん　
大分大学経済学部 １年生

私は福岡県出身なのですが、高校の頃に担任の先生からこのBOND OITAのことを聞き、大分県に進学したら参加したいと思っていました。
今回のイベントでは進行用のスライド作成を担当しました。どうしたら参加者の皆さんにイベントを楽しんでもらえるのかを考えながらスライドをつくりました！今日は運営側としてグループワークを進行しつつ、自分の強みや弱みをみんなで把握していきたいです。

小野 駿（しゅん）さん　
別府大学国際言語・文化学科 １年生

BOND OITAは、運営メンバーが一人一人の得意な分野を生かしてイベントの企画ができるところに魅力を感じています。私は人前で話すことが好きなので、その特技を生かして本日は司会を担当します！
まだ１年生ですが、就活目前ではなく余裕のあるタイミングでBOND OITAに携わることで、先輩方の就活のやり方を見ることができ、とても貴重な経験だと思っています。国語の教諭になる夢に生かせるように、これからBOND OITAを楽しんでいきます！

永松 紗和（さわ）さん　
日本文理大学経営経済学部 ３年生

就活を進める中で、企業と自分がマッチするのかどうか、自分が働く姿を想像できず、自己分析が必要だと感じるようになりました。今回のイベントに取り入れたゲームでは、自分から出てきた言葉によって、考え方や本心を感じ取れたり、周りの人のフィードバックから客観的な視点に気付くきっかけになったりすると思うので、私自身も自己分析をしながら、参加する皆さんの力になっていきたいです。

ファシリテーターのBOND OITAメンバーがしっかり会話を回していきます！

人生すごろく「金の糸」で自分探し

今回は「金の糸」という人生すごろくを使って、ゲーム形式で自己分析をしていきます。
「金の糸」とは、就活の学生向けに開発された自己探索ゲーム。ルールは至って簡単で、人生ゲームのようなボードゲーム感覚でサイコロを振り、出た目に沿って進んだマスに書かれた質問に答えていきます。その内容は小学校から大学生までの人生の中での経験について。自分のことや、グループの人たちの経験や考え方を聞き、グループの人にフィードバックし、ゲームの中で出てきた心の動きを言語化していきます。途中で振り返りシートを記入しながら、これまでの人生で影響を受けた出来事や言葉、人物を思い浮かべ、自分自身を見つめ直すことで、これからの就活で自分らしい職業選択につなげる画期的なゲームなのです。
それではさっそくグループごとに分かれてスタート！

今日のスイーツ、別府市の「まほうのおうち」のクロッフルを片手に♪実はBOND OITA出身の先輩が経営しているお店です！

「小学校時代に悩んでいたこと」「憧れていたこと」「友だちと比較されて感じたこと」など、普段はなかなか思い出すことがないような、「金の糸」ならではの質問が続々と出てきます。「そういえば小学校の担任の先生から言われた言葉が今でも心に残っていて……」「あの時の友だちとのことが忘れられなかった」など、金の糸の質問に対して学生の皆さんが人生の具体的なエピソードを語り、他のメンバーが聞き役となります。「えー！そんなふうに感じることがあるんだー」と、それぞれの経験を聞いて、自分では抱かない感情に驚く場面も。

自分自身の過去を自分の言葉で表現することで、心の底に隠れていた感情が掘り起こされ、気付いていなかった興味関心や忘れていた思いに、時折はっとしたような表情を浮かべる学生さんたち。自分で発した言葉と、同じグループの人たちからのフィードバックから新しい発見をたくさん得ることができた様子でした。不思議と自分のことを語ってしまう「金の糸」は、自分軸の確立に大いに役立ってくれそうです。

イベントの後半には参加者みんながすっかり打ち解け、まるで昔からの仲間のような雰囲気に！ここで知り合えたメンバーで、これからお互いに励まし合って、就活を共に頑張る同志になっていけそうですね。みんなで一緒に就活を楽しみながら頑張りましょう♪

終了後の参加者アンケートでは「次回もこのようなイベントがあれば参加したい」に全員が〇と回答！満足して帰ってくれたことが伝わってきました。BOND OITAの皆さんの企画・運営、イベントの場づくりが素晴らしかった証拠ですね！お疲れさまでした。

学生と企業をつなぐBOND OITAでは、大分県内の学生とふれあい、大分県の企業について知ることができるプログラムが目白押し！ BOND OITAのHPやSNSをチェックして、参加してみましょう！