めまぐるしく変わる情報化社会の中で核となるIT業界。いろんな職種がありますが、その中でもシステムエンジニアというと硬いイメージを持っていませんか？ 今回は人とのコミュニケーションを大事にしながら、システムエンジニアとして奮闘する”先輩”をご紹介します。システムエンジニアのイメージがちょっと変わるかもしれません！

お邪魔したのは、こちら!!

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• 株式会社ATTS

  https://favoita.com/companies/434

  2007年大分を基盤とするソフトウェア会社を設立。お客様の企業内業務や情報の分析、システムの立案構築から機器の導入・保守に至るまで、利用目的に合わせた高度なサポートを提供し続けています。

お話を伺ったのはこちらの方。

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• お名前

  田中 丈介

  所属部署

  開発部2部

  入社年

  2018年

  出身地

  大分県別府市

  出身学部

  同志社大学工学部知識工学科

田中さんは別府市出身で34歳、2018年に大阪からUターンで株式会社ATTSに入社しました。
「家族の影響もあり、子供の頃からパソコンやゲームに慣れ親しんでいました。プログラミングを学びたかったので理系の学部に進学をしました」。
卒業後は大阪のシステム会社に就職。東京支社での勤務も経験しながら、7年半県外で過ごしました。その後、家族のことや将来を考えUターンを決意します。

株式会社ATTSに入社した理由は？

大分市内のIT会社に絞り、転職先を探しました。複数の会社の面接を受けたそうですが、この会社を選んだ理由をお聞きしました。
「いろんな会社の面接を受けた中で、業務の内容を具体的に説明していただいたのが大きかったですね。社長と開発部の部長が面接をしてくださったのですが、どういったお客様と仕事をしているのかなど詳しく説明していただきました。実際の職場を見せていただいたので、自分が働くイメージもつかめました」。

また、大阪での経験を評価してくれたことも大きかったといいます。
「前の会社では特殊なプログラム言語を使って開発をしており、一般的なATTSでも使われているプログラム言語の経験があまりありませんでした。最初は研修からしてもらうことになるが、そのときのプロジェクトリーダーだった経験を生かして円滑なプロジェクトの遂行や若手の育成をしていってほしいと、今までの自分の経歴を評価してくださったのもうれしかったですね。自分のやりたいことと会社の求めていることが合致したと思ったので入社を決めました」。

現在は製造業をメインとしたシステム開発を担当しています。
「お客様から要件のヒアリングを行うところから設計・導入などシステム開発の一連を担っています。 システムエンジニアというとひたすらパソコンに向かっているというイメージがあるかと思いますが、どちらかというとお客様とコミュニケーションをとりながら最適なシステムのご提案をしていくので、人と接することが多い仕事です。その中でお願いしてよかったという声をいただいたり、次にすぐ別の案件を頼みたいと連絡をいただいたときは、しっかりやってきてよかったなと思いますね。 」

定期的に同世代だけでなく後輩ともコミュニケーションをとるようにしているそうです。
「以前はよく食事に行っていたのですが、今はコロナ禍でそれも難しいので、業務の間に日常的な会話をするなどコミュニケーションをとるように心がけています。もちろん業務上のコミュニケーションも大事だと思っています。チームの進捗管理はもちろん、他の部署とも意見交換を週に一回は行っています。子育てをしながらパートで働いている女性エンジニアの方たちもいます。プログラミングに関しては私よりかなり優秀なエンジニアの方なんですよ。時間が限られている中で仕事をされているので、私もちゃんと要件を整理して、作業がしやすいプロジェクトになるように心がけています」。

今後の目標を聞いてみると、後輩想いの展望を話してくれました。
「社長が会社を立ち上げ、基盤を作った部長や課長たちがいて、5年ぐらい前から新人を採り始めたので、ちょうど私のような中間の年代が少ないんです。 あと数年たって私も経験を積んだら、若手をひっぱっていく存在にならなきゃなと思っています。後輩が仕事がしんどい、きついという中で働いているのは私自身もやだなと思うんですよね。 入ったばかりの人達でも気持ちよく仕事ができるように、より働きやすい環境を作っていきたいなと思っています。 」

大分で就職した理由・大分で働く魅力について

一度県外に出られた田中さんに大分の魅力を聞いてみました。
「まずは満員電車から開放されたことが大きいです（笑）。大阪や東京にいた頃は休日は寝ていることも多かったのですが、大分に帰ってきてからは趣味のドライブを楽しんでいます。 リフレッシュで出かけることが増えましたね。今はテレワークやオンライン会議もできますし、都会にいる必要がないんじゃないかなと思っています。大分に帰ってきてからは、以前より仕事のオンオフを切り替えられるようになりました」。

就職活動中の学生さんへアドバイス

「今コロナ禍で就職活動が難しいかと思いますが、私もちょうど就職活動の頃にリーマンショックがあり、なかなか思うようにいきませんでした。 私は納得がいくまで活動をしてみようと１年見送り、最初の会社に出会いました。誰もが憧れる大手の会社に入っても、実際に働いてみるとイメージが違うこともあります。 この会社じゃないとダメとあまり気負わずに、自分がやりたいことを納得がいくまで探してみてください」。