技術と信用で地域の発展を願う『百年力×未来力』

私たち株式会社末宗組は、大正元年（1912年）に創業し、2024年で113年目を迎えます。この長い歴史の中で培ってきた信頼の「百年力」を基盤に、さらに未来に向かって挑戦し続ける「未来力」をテーマとして掲げています。
施工エリアは大分県全域にわたり、土木工事や建築工事をはじめとする多岐にわたる建設プロジェクトを手掛けています。地域社会の発展に貢献し続けるため、インフラ整備や公共施設の建設など、地元のみなさまが安心して暮らせる環境づくりに力を入れています。
社是は「和の信用」に基づいています。これに加え、社訓として「一日の仕事は朝の挨拶から」「一日の仕事は安全から」「一日の仕事はネットワークから」という三つを掲げています。安全性と品質を担保するため、安全教育の徹底や現場の安全管理には特に力を入れています。 社員全員が一丸となって、地域社会に安心と信頼を提供できるよう、日々努力を重ねています。

「未来力」を高めるための取り組みとして、私たちは国土交通省が推進する「i-Construction（アイ・コンストラクション）」を導入しています。これは、ICT技術や機械を建設現場に取り入れることで、建設生産システム全体の生産性向上を図る取り組みです。
弊社では、このICT技術の活用に積極的に取り組んでおり、その一環として3次元設計データの作成を自社内で行っています。通常、この業界では3次元設計データの作成は外部に委託することが一般的ですが、私たちは内製化することで、作業の効率化を実現しています。この内製化により、設計から施工までの一貫した管理が可能となり、品質の向上や迅速な対応が可能となりました。

新しい技術の導入や資格の取得に関しては、若手社員から中堅社員まで社員一人ひとりが積極的に取り組んでいます。若手社員には、先輩が次に取得すべき資格についてアドバイスを行います。プログラムに添った教育制度があり、サポート体制は万全です。
現在、20代から70代まで幅広い年代の社員が働いていますが、風通しの良い社風が特徴です。社員が「もっとこうしたい」という前向きな意見を気軽に経営陣に提案できる環境があり、その要望に対するレスポンスも可能な限り迅速に行っています。男性が多い業界ですが、現在女性の技術者も2名おり、今後も積極的に採用を進めていく予定です。
技術力の向上だけでなく、働く環境づくりも時代に合わせて変化させることが重要だと考えています。社員が働きやすい環境を整えることで、より良い仕事ができるようになり、会社全体の成長につながると信じています。

求める人材像

私たちの仕事は形に残るものを作っていくので、もの作りが好きな方が向いていると思います。そしてコミュニケーションがしっかりと取れる方。私たちの仕事はチームワークが非常に重要です。社内ではもちろんのこと、現場では協力業者さんなど多くの方と連携を取りながらプロジェクトを進めていきます。そのため、コミュニケーション能力は欠かせないスキルにはなってきます。もちろん最初からスムーズに進めることは難しいと思います。先輩から学びながら徐々に経験を積むことよって、徐々に自信を持ってコミュニケーションが取れるようになってくると思います。仕事の技術だけでなくそういった成長もできるようにしっかりとサポートします。

学生さんへのメッセージ

学生のうちに、できるだけ多くの人と出会ってほしいと思います。たとえば、旅行やアルバイトなど、何でも構いません。 さまざまな経験を通じて、多くの人と出会うことで、自分の視野が広がり、新たな価値観や考え方に触れることができます。 私自身、学生時代に海外旅行に行ったことがあり、異文化に触れることで非常に良い刺激を受けました。
就職活動に関しては、自分が興味を持っている分野以外の企業にも目を向けてみることをお勧めします。弊社に入社する方の多くは建設や土木系の学校を卒業した方々ですが、最近では文系出身者や県外からの就職希望者も増えてきています。 業種や企業規模などを最初から決めずに、幅広く企業を探すことで、新たな可能性が見えてくるかもしれません。ぜひ、興味の幅を広げ、様々な企業や業界を訪問し、将来の選択肢を増やす努力をしてみてください。