<?php the_title(); ?>

おおいたではたらく

2020年03月13日

株式会社SG Wonder zone若手社員

私たちの生活に豊かさを与えてくれるものを提供する株式会社SG Wonder zone。花屋で見かける花卉園芸資材や、インテリアにも欠かせない生活雑貨のカゴ、竹製品を中心に私たちの生活に寄り添った商品を開発しています。明治時代の創業から100年以上経った今でも、ブランドコンセプトである「Products for better life.」の通り、幸せな暮らしを実現するため、私たちの暮らしを彩る商品を創り続けています。今日は自分を成長させるため地元を離れ、ひとり頑張る先輩にクローズアップ!柔らかな見た目とは違うストイックな25歳の歩む道、ぜひご一読ください。

お邪魔したのは、こちら!!

  • 株式会社SG Wonder zone
  • 株式会社SG Wonder zone

    http://basket.co.jp/

    1910年(明治43年)創業。
    別府の伝統工芸である竹製品の行商を開始、後に全国展開、中国との海外貿易をスタート。その後も海外との取引を拡大させ、クラフトバスケット総合メーカーとしてアジアン雑貨の火付け役に。長い歴史の中で培った技術やノウハウを活かし、現在は花卉園芸資材やカゴ・バスケット商品の企画開発、輸入販売を行う。

お話を伺ったのはこちらの方。

  • 株式会社SG Wonder zone
  • お名前
    吉田 梢
    所属部署
    企画開発部
    入社年
    2018年
    出身地
    東京都八王子市
    出身学部
    女子美術大学 芸術学部デザイン・工芸学科 プロダクトデザイン専攻

東京都八王子市出身の吉田さん。
小さな頃から粘土や積み木など何かを作ることが好きで、高校もデザイン科を選択。大学進学の時も、好きなことを極めるために美大へ進みました。
「大学では基本デザインなんですけど、絵を描くという訳ではなく“ものづくり”。傘のハンドルやテーブルやイスなど生活雑貨のデザインをしていました」。
好きなものづくりを学びながら、就職活動の時期に差し掛かるとある気持ちが芽生えたと言います。
「地元が大好きなんですけど、好きだからこそ一回離れてみるのもいいかなと。三人兄弟の末っ子ですし、一度地元を離れて自立したいと思ったんです。自分の世界を広げるという意味でも、すぐに親を頼れないような所へ行こうかなと(笑)」。

株式会社SG Wonder zone

なんと吉田さん。縁もゆかりもない場所へ行く決意を固め就活を開始。
1人でどれだけできるのか試してみたいという決意を胸に、出会ったのが今勤める「株式会社SG Wonder zone」。仕事内容に興味を惹かれたのはもちろんですが、「元々、親がカゴ好きだったので憧れがあったんですね。その血を受け継いでいるのかもしれませんね」。カゴの会社を目指していた訳ではないという吉田さんですが、カゴや竹製品をデザインする今の会社に導かれたのは必然なのかもしれません。誰にも頼れない土地、そしてカゴ関係の会社と不思議な縁に導かれた吉田さんは無事に入社。研修で出会ったグループ会社の同期にも恵まれて、初めての県外生活も乗り越えられたと言います。

株式会社SG Wonder zone

入社後は企画開発部に配属され、1年目からすぐに商品デザインを任され展示会のディスプレイも担当。今年で2年目とは思えない活躍ぶりをみせていますが、大分県には働きながら実践を通じ、ゆっくり学ぶ環境があると吉田さんは言います。
「地方でしか感じることのできない豊かな環境の中で、感性を磨きながらキャリアも積み上げていけるので、とても有難く刺激的な毎日ですね。入社してすぐに商品を作らせてもらえるなんてと驚きましたが、そこが中小企業の良さだと実感しています。会社の皆さんもとても良くしてくれるので、本当に恵まれていますね」。
最後に今後の目標を問うと、「今は時代の流れもあってエコへの関心が増えてきましたよね、脱プラとか。その流れを受けて今後は、カゴやハンドメイドが見直されていくのではないかなと感じています。もっとカゴを身近に感じてもらえるような商品を考えていきたいです。大分には職人さんも多いですし、大分の雑貨店にも普及出来たらいいなと思っています」。
どんな場面でも常に周りへの感謝を忘れず、謙虚な吉田さんだからこそ、仲間や上司に恵まれているのではないでしょうか。あの日地元を離れた決意は、確実に彼女を成長させているのだと取材を通して感じました。吉田さんのこれからがとても楽しみです!

株式会社SG Wonder zone

就職活動中の学生さんへアドバイス

学内で企業説明会・面接会が開催されることもあると思うんですけど、そこには絶対行った方がいいと思います。面倒な気持ちもわかるんですけど(笑)でもそれがすぐに就職や進路決定に結びつく場合もあるので、チャンスのひとつかなと。あとは就職後も文章作成に悩むことが多いので…デザインは好きだけど文章を書くのは苦手なんです(笑)。語彙力を身に付けるためにも、本はできるだけ読んでおいた方がいいと思いますよ。実は昔は人と接することが苦手だったので、大学時代のバイトでは敢えて接客業を選び4年間頑張りました。続けていると好きになってきますし、その経験が展示会でのお客様とのコミュニケーションに役立っていると実感しています。得意なことだけでなく、苦手な分野に挑戦するのも大事なことかもしれませんね。

企業データ

株式会社SG Wonder zone

〒879-1507
大分県速見郡日出町大字豊岡 563-5
TEL:0977-73-1616

もっと詳しく知りたい方

企業HPはこちら

WRITER

  • 塩月 なつみ
  • 塩月 なつみ記事一覧

    かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!

  • FacebookFacebook
  • LINEで送る

PageTop