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おおいたではたらく
2022年03月18日
「ずっと街に残るもの」を造る仕事
公益財団法人 大分県建設技術センター若手社員
小さな頃に憧れていた仕事に就いている人、どれくらいいるのでしょうか?現実はとても難しいものですが、今回は強い気持ちと一途な想いで夢を叶えたひとりの先輩を取材してきました!「公益財団法人 大分県建設技術センター」で大好きな橋やトンネルの仕事に携わりながら、更なる目標に向かう技術者のストーリーを是非ご一読ください。
お邪魔したのは、こちら!!
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公益財団法人 大分県建設技術センター
1994年に大分県・県内全市町村の出捐により設立。主に、道路などの公共土木施設の設計や積算、施工監理や積算システムの運用。また建設資材の各種材料試験、技術研修や公共土木施設資料のデータベース化など様々な業種に携わっています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 後藤 文郷
- 所属部署
- 技術部 建設技術第1課
- 入社年
- 2012年
- 出身地
- 大分県大分市
- 出身学部
- 熊本大学 工学部環境システム工学科
好きな仕事に就きたいという想い
「学生の頃から橋が好きでした。大分には石橋やアーチ橋も多いので、そのデザインに魅せられてしまったんです」。
そう語るのは、入社10年目を迎える後藤さん。幼い頃から野球少年だった後藤さんが橋の虜になったきっかけは、中学の技術の授業。その頃から将来の仕事についても考えるようになったと言います。その想いを胸に、大学進学では土木関係のある熊本大学へ。大学では工学部環境システム工学部に在籍し、地質調査や構造力学などの専門分野を学びました。
「熊本は街中に電車が走っているので、最初は怖かったですね(笑)でもそこで自分には地元・大分のような穏やかさの方がいいなと再確認できました」。
地元を離れ改めて地元の良さに気付かされた後藤さんは、大分での就職を決意。
「最初の就職は津久見市の建築関係の会社でした。時代背景もあり、建築土木関係の就職口が少なかった頃の就活だったので大変でしたが、たくさんのことを学ばせてもらいました」
大分市から津久見まで毎日通勤し、体力的にもキツい現場での仕事を一から経験した後藤さん。いつか、大好きな橋関係の仕事に携わりたいという一途な想いを持ち励んだと言います。
![公益財団法人 大分県建設技術センター](https://oita-katete.pref.oita.jp/wp/wp-content/themes/magazine/img/senpai/102/img_01.jpg)
夢を叶え、これからもずっと街に残るものを
そんな後藤さんが現在の職場「大分県建設技術センター」に出会ったのは、家族からの何気ない言葉でした。
「このまま津久見に移住してもいいかなと思っていた頃、こんな会社があるよと父から言われたのが「大分県建設技術センター」でした。最初はどんな会社かも分からなかったのでホームページを見ました。民間や公務員でもない立ち位置の会社なので、発注者側の目線にも立てる会社なんだなと思いました」。
調べていくと橋やトンネルに関わる仕事も多く、自分のやりたい仕事に近づけるのではないかと後藤さんは覚悟を決めたと当時を振り返ります。
入社後は、これまでの現場仕事とは違う積算や施工監理について学び、多くの発見とやりがいがあるという後藤さん。
「最初は発注者と事業者をどうサポートするのかも漠然としていたんですが、この仕事がないと現場の工事が成り立たないという事や、橋を架けるにしてもこれだけの予算がかかるという事を知れてすごく面白い仕事だと感じています」。
現場から管理する仕事へと変わった中で、現場を知る人としての強みも感じると前職での経験が今に活きています。今は橋だけでなくトンネルの魅力にも気付かされ、毎日の仕事に強いやりがいを感じているという後藤さん。
「ずっと街に残るものを造るという仕事に大きな魅力を感じています。これからもみんなが見てわかるものに携わっていけたらと思います」。
幼い頃から描いていた夢を叶え、今は難関とされる技術士の資格を目指したいと、更なる夢に向かっています。
![公益財団法人 大分県建設技術センター](https://oita-katete.pref.oita.jp/wp/wp-content/themes/magazine/img/senpai/102/img_02.jpg)
大分で働く魅力について
まずは食べ物と居心地でしょうか。発展しすぎてなく、程よい賑やかさが心地いい街だと感じています。最近は大分駅や宗麟大橋など、ずいぶん発展してきましたが暮らしやすい環境だと感じています。ちなみにですが、大分県はトンネルが日本で一番多い県なんですよ(笑)。
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学生さんへのメッセージ
学生時代だからこそ、色々なことに絞りすぎずに多くの事を知った方がいいと思います。社会人になると多少の制約はあるので、自分の視野を狭めずに、興味のあることにどんどんチャレンジして欲しいです。自分自身も大学時代はアルバイトを通じて、人とのコミュニケーションや社会経験ができたなと感じています。社会に出る前に、やりたいと思ったことに挑戦する事は大切だと思っています。
メッセージ動画
- 企業データ
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公益財団法人 大分県建設技術センター
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!
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