おおいたをたのしむ
2016年11月30日
『ゆけ、シンフロ部!』
めじろんがやってみた!
人気動画『シンフロ』便乗企画第2弾!!
キラキラ青春物って素敵やん。
2015年10月に公開され見事にバズった『シンフロ』。その続編である『ゆけ、シンフロ部!』が今年10月3日に公開された。大分県へのUターン・定住促進を促すためのムービーで“大分県はあなたの帰りをずっと待っている”というメッセージが込められているのだそうな。
オオイタカテテでも以前、後追い?便乗?でシンフロの出演者に“裏話”として取材し、記事にした。詳しくはこちらを。思いの外、楽しんでいただけたようで…あざとくこちらも続編決定!!
いやいやいや。続編ってコケるのが世の常ですよ。そんな、スレにスレまくった36歳。シンフロ部?部活になったんだ…。イ●ップー的なスポ根かな? タッ●的な? そんな昭和世代の部活に対するイメージを持ちつつ、大分県のホームページから『ゆけ、シンフロ部!』をクリック。
あ〜キラキラしてる。まばゆい。心のデトックス。
自分の汚れちまった心のキャンバスが、少し漂白された気がしました。
一方、別の想いで『ゆけ、シンフロ部!』を観ていたのが大分県応援団鳥のめじろん。
県庁内のデスクで、ある想いを強く持ったようでした。
それは“入部したい” いや、それが叶わなくとも“踊りたい”。
…やってみよう。
決意を固めためじろん。
同僚を別室に呼びつけ、説得。
桶を持ち、かぶり、最大限のアピール。
どうしても…やりたいんや!!(星●仙一風)
※注 めじろん心の声
しぶしぶ、付き合ってくれる同僚たち(※注 お昼休み)
シンフロ部オォ〜!!
…違う。
なんだろう。何かが違うんだ。
ディテールまでこだわりたい…
フレッシュ&パッションが欲しいんや!!
※注 あくまでも、めじろん心の声
臨場感! ライブ感!!
これはもう、行くしかない!!
※注 めじろん心の声
ということで、めじろんと一緒に主演を務めたマユとアリサの二人に会うべくいざ…
あ、色々無理?そうですか…芸能人ですものね。あ、取材費も。そうですよね。
ということで、めじろんと一緒にロケ・制服使用・エキストラ参加(20数名)で協力してくれた日田市にある藤蔭高校へ!!
到着!!
ロビーにシンフロ部のポスターが!! 桶を片手(片羽根?)に、ついつい見入ってしまうめじろん。何を思うのか?
教頭の入井先生が出迎えてくれました。
人気者のめじろん取り囲まれるの図
高校野球の名門でもある藤蔭高校。ベースボールキャップは必須。
今回、取材に応じてくれたのは、エキストラとして参加してくれたブラスバンド部の3年生4人。右から河津菜々花さん、柳井田真由さん、佐藤七星さん、矢羽田舞雪さんが出迎えてくれました。
「あ〜めじろん!! 可愛い〜」
女子高生にも人気があることが証明された瞬間でした。心なしかめじろんが微笑んでいたような…。しかし、キラキラだ、フレッシュだ。おじさん圧倒されちゃうよ。なんて、完全に部外者面になってしまいましたが、改めて、取材に入る。
- ―
- 今回は、撮影の時のことをお聞きしたくて取材に来ました。どんな撮影なのか知っていましたか?
- 女生徒:
- 知りませんでした。芸能人が来るってことは聞いていたので、サッシーが来るんじゃないのかって話していました。
- ―
- そうなんですねw それまでに前回のシンフロを見たことは?
- 女生徒:
- …はい。
- ―
- お一人ですね。めじろん頑張らないと!! 撮影はどうでしたか?緊張しましたか?
- 女生徒:
- 「よ〜いスタート」の掛け声で緊張しました!! スタッフの方の「太陽待ちです!」という言葉も「オォ〜業界っぽい」って思っていました。でも、芸能人と共演したし、もう芸能人みたいなもんだよねw
- ―
- 撮影前は何か準備をしましたか?
- 女生徒:
- 髪の毛のチェックですねwその日は入念に鏡を見ていましたねw あと待ち時間が結構あったので、夏休みの課題をしていました!!
- ―
- これでスカウト来たら!?なんて思いましたか?
- 女生徒:
- 駈け上がっちゃうかも!!なんて。ファンレター募集中です(一同爆笑)公開されるのはとても心待ちにしていました。ちょうど、公開後すぐに文化祭があったのでそこで映像を流しました。
- ―
- 誰がいっぱい映ったとか、映り方に不満があったりはなかったですか?
- 女生徒:
- 正直なところ、もうちょっと映りたかったなぁとは思います。私ぼやけてたし…。私は後頭部ばかり…。でも、親や友達、先輩からも反響があって、嬉しかったです。自分が出ているシーンを一時停止にして、確認しましたw
- ―
- なかなか体験できないような出来事だったと思いますが、いい思い出になりましたか?
- 女生徒:
- そうですね。高校の制服も校舎も出ているので、卒業後も見て懐かしむことができるなぁと思っています。
- ―
- 何か真似したりしていますか?
- 女生徒:
- サプラーイズとか円陣はやりますよw それと、“マユ”がいるので(主演と同名の柳井田真由さん)「マユっ!!」で机をバンってやるのは、ふざけてやっています。
- ―
- 是非、見せてもらいたいですね。あ、それとめじろんがやりたいようでウズウズしていますので、“カテテ”やってください。
- 女生徒:
- わかりました! では、教室に行きましょう。
階段を駆け上がり、2階の教室へ
まずは、本編の1分41秒頃に登場するシンフロ部の円陣を再現。
生徒達のお手本をじっくり観察するめじろん。
三本の指を小刻みに揺らすのがポイント。
指…
めじろんに早くも難関。
早速実践。人数もちょうど同じ5名。
「シンフロ部〜オォ〜!!」
ビシッと決まりました。めじろんもご満悦。
お次は、46秒頃に登場する「マユっ!!」机バン!!のシーン。
もちろん同名の柳井田真由さんにマユ役を。もう一人の主演アリサ役には、河津菜々花さん。河津さんの迫真の演技に思わず吹きだし、笑いが止まらなくなった柳井田さん。箸が転がってもおかしい年頃というやつですね。2人のお手本の時は、後ろのエキストラになりきるめじろん。存在感は主役級。
アリサ役、マユ役どちらか迷うもマユ役にトライ。
河津さん「めじろん! なんで練習こないの!?」
めじろん(心の声)「ごめん…公務が忙しいから」。
名場面?でした。
めじろんの興奮は最高潮。
もっと、もっとやってみたい。目がそう語っていました。
満を持しての登場は、生徒たちに一番人気の「サプラ〜イズ!!」。
本編では3分22秒頃にアリサが1人でやっていますが、せっかくなのでみんなで。
まずは、お手本をじっくり確認。
さすがティーンエージャー。キレッキレです。瞬きも羽ばたきもせず観察するめじろん。
これは綺麗に決めたい。
せ〜のの掛け声で
「サプラ〜イズ!!」。
最後は、みんなでポージング。
めじろんも納得の取材となりました。
今回取材を受けてくれた4名は、卒業後みんな福岡の学校へ進学。奇しくもシンフロ部のマユの立場。就職を大分でするかどうかは、1人を除いて今のところわからないそうだ。『シンフロ部』は、Uターン促進を目的にしたムービー。ラストには、お湯を沸かして待っているというメッセージがある。もちろん、帰ってきてほしい。若い力がなければ活性化も難しい。いや、若者たちが一生懸命働き、活躍することで地域は活性化するのだろう。だから、帰ってきてほしい。だけど、まずは、大分の子どもたちが、学び、育ち、元気でいてくれて、大分に想いを馳せたり、話をしてくれたりすることが大事なことなのだろう。そんな子どもたちになってくれることに、大分の大人たちは一生懸命にならなければならないのではないだろうか。大分の大人たちはみんな『大分県応援団鳥』にならなければならないのだ。
WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。