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おおいたのしゅうかつ

2023年05月26日

教えて、先輩!
ノンフィクション・リアル就活体験記
Vol.01

『就活』と聞くと、皆さんはどのように感じますか?
「まずは何から始めたらいいの?」「自分のやりたいことが見つからない」など、就職活動に対する悩みや不安があるという方も多いのではないでしょうか。

そんな皆さんの悩みに応えるべく、オオイタカテテでは大分県内企業に就職することが決まった学生や社会人の先輩にインタビュー!
第1回となる今回は、カテテでおなじみの福岡天神の就職拠点施設dot.の学生スタッフとして活躍し、令和5年4月から株式会社オーイーシーで働く御沓みくつ 鉄兵てっぺいさん。
株式会社オーイーシーのインタビューはこちら)
就活中のエピソードや、就活中の皆さんへのアドバイスまで、ほかでは聞けないリアルな“就活体験記”をお届けします。

教えて、先輩!ノンフィクション・リアル就活体験記 Vol.01

御沓 鉄兵さん 大分市出身 久留米大学経済学部卒業

ガクチカ
dot.学生スタッフ 23卒部副部長
ホットドックのキッチンカーでのアルバイト
就職先
株式会社オーイーシー
職種
営業

高校時代までを大分市で過ごし、その後久留米大学へ進学した御沓さんが就活をスタートしたのは、大学3年生の5月ごろ。
大学に入学した時から『就活はしっかり頑張ろう』と気合い十分だったそうですが、いざ就活を始めてみると悩みや不安ばかり。
なんとか自力でエントリーシートを書いて提出するも、対策をしていなかったため次のステップへ進むことができなかったという辛い経験も。

そんな御沓さんが内定をつかみ取るまでには、一体何があったのでしょうか。

何がしたいのか分からない

まずは、就活をどのように始めたのかを教えてください。

「就活といってもどうしたらいいのか分からなかったので、まずは自力で企業研究とSPIの勉強をしました。企業研究は120社くらいで、その中からエントリーシートを提出したのは70社。でも全然通らなくて、就活の現実を突きつけられましたね。SPIは、参考書3冊を4周しました。友人は業界や地域を絞って就活をしていましたが、僕は特に何もなくて…。いろいろとやっているうちに、結局何がしたいのか分からなくなっていたんです」と、当時の悩みを話してくれました。
御沓さんのように、『何がしたいのか分からない』と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

「とりあえず行ってみた」から、いい方向に

就活を始めてから4ヶ月ほど経った9月ごろ、dot.で面接練習ができるという話を聞いた御沓さん。

「dot.のアドバイザー兼コミュニティマネージャーの池辺さんとは久留米大学の就活相談会で一度お会いしたことがあったんです。親身に僕の話を聞いてくれて、大分県内の企業についても色々と教えてくれたことが印象に残っていて。それで、dot.へ行ってみようと思いました」

そこからは池辺さんと相談しながら就活の進め方を決めていったそうです。

教えて、先輩!ノンフィクション・リアル就活体験記 Vol.01

dot.池辺さん、御沓さん

「dot.のイベントには、業種に関係なく毎回通っていました。まずは“大分を知る”ことが目的だったので、いろんな人の話を聞くことを意識して。dot.のイベントは企業と参加者の距離が近く、いい意味で就活っぽくないところが魅力だと思います。dot.に通うようになってから就活のイメージが変わり、営業職に就きたいという方向性も見えてきました」

教えて、先輩!ノンフィクション・リアル就活体験記 Vol.01

dot.でのイベントの様子

就活のイメージが変わったということですが、具体的にはどんなふうに?

「イベントに参加するようになって、企業の担当者さんは就活生の粗探しをするのではなく、むしろいい所を見つけようとして面接してくれている人もいると知ることができて、気が楽になりました。それで就活=辛いというイメージがなくなったんです。だから、あの時dot.に行ってみてよかったなと思っています。dot.のスタッフとして働けたことも僕の強みです」

また、「池辺さんをはじめ、就活の悩みや不安を話せる仲間ができたこともよかったです。もちろん苦しい時もあったけど、就活が楽しいと思えるようになりました」と、御沓さん。

教えて、先輩!ノンフィクション・リアル就活体験記 Vol.01

「就活で刺激しあえる大切な仲間ができたのは、dot.のおかげです」
(左から御沓さん、外園さん、首藤さん)

就活で苦労したこと

とはいえ、就活が楽しいと思えるようになるまでには、やはり苦労した部分もあったそうで…。

「自分でエントリーシートに書いた内容は、どんな質問が来ても必ず答えられるようにしていました。また、自分の思いを言語化できるようにするための準備をしたのですが、一筋縄ではいかなかったですね。 かなり時間がかかりました」

そんな中、面接官からの質問で困ったことがあったそう。

「ある面接で、『dot.の活動やキッチンカーのアルバイトにやり甲斐を感じていたのに、どうしてそこに就職しないの?』と聞かれたのは少し悩みました。でも、僕は営業の仕事がしたいという強い想いがあったので、そのまま伝えました」

難しい質問ですが、自分の気持ちをそのまま素直に伝える、ということが大切なのかもしれませんね。

終わった後は1人反省会

インタビューをしていて、おもしろいなと思ったのは御沓さんの面接対策。
その対策方法とは、面接練習を録音して終わった後に音源を聞きながらノートにまとめ、1人反省会をするというもの。
録音したものは自分しか聞かないので、恥ずかしさはないとのこと。
ポイントは『自分を客観視すること』だそう。
「面接を何度も経験すると、だんだん変に緊張することがなくなって落ち着いてくるんです。誰でもできることなので、やったもん勝ちです」と御沓さん。

確かに、面接で落ち着いて話すって難しいですよね。
『緊張してしまって、最終的に何を話したのか覚えていない』というような経験のある方、面接対策として取り入れてみてはいかがでしょうか?

地元・大分と繋がりのある会社で働く

就活開始時には『何をしたいのか分からない』と悩んでいた御沓さんですが、dot.での活動を通して希望職種を営業に絞り就活を続けてきた結果、合計で6社から内定をもらうことができたのだそう!
それぞれ魅力のある企業でかなり悩んだそうですが、「働くなら地元大分と繋がりのある企業がいい」と、株式会社オーイーシーに決めたとのこと。

「大分の本社をはじめ、福岡・東京・京都(西日本)に支社があって、どこに配属されるかまだ分かりませんが、たくさん経験を積んでいずれは大分に帰って来られたらいいなと思っています。クライアントも、各地で全く変わってくると聞いています。行ってみないと分からない部分がたくさんあるので、これからとても楽しみです」と、抱負を語ってくれました。

教えて、先輩!ノンフィクション・リアル就活体験記 Vol.01

学生の皆さんへメッセージ

「就活をするなかで、学生時代に力を入れたことがないと悩む方がいると思います。でも、何か1つでも続けていることがあれば、それは立派なガクチカです!
大事なのは、『自分がなぜそれを続けているのか』という理由が言えること。あまり悲観的にならず、正直な気持ちで向き合えば企業もそれを見てくれると思います。
経験からなにを得たのか、なにを学んだのかということを伝えられるように頑張ってください。応援しています!」

カテテでは、これからもいろんな方の就活体験を取材していきます。
次は、皆さんのところかも?

大分県内で働きたい方を応援するポータルサイト「FAVOitaふぁぼおおいた」では、企業のインターンシップ情報や先輩のインタビューを見ることができます。

現在、大分県外の大学に通っている学生・求職者の皆さんが、県内企業の面接やインターンシップに参加する場合に申請できる補助金制度があります。

dot.
〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名 1-15-35
FPG links DAIMYOⅢ 2F

もっと詳しく知りたい方

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WRITER

  • 日名子 真衣
  • 日名子 真衣記事一覧

    猫とパンを愛してやまないママライター。食べ歩きと写真を撮ることが趣味です!美味しいものを探して、相棒のカメラと一緒に大分県内を旅します。将来の夢は、縁側のある家で猫とのんびり暮らすこと。

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