おおいたではたらく
2021年02月26日
大分信用金庫理事長
- 業種
- 金融業
https://favoita.com/companies/61
大正11年11月創業。会員並びに地域の皆様に、より一層お役に立つ金庫を目指し、創立の原点である経営理念の「基本方針」「五訓」の実現に向け、本部・営業店を挙げて全力で取組んでいます。
理事長インタビュー
- 企業名
- 大分信用金庫
- お名前
- 和田 政則(わだ まさのり)
- 役職
- 理事長
私たち「大分信用金庫」は大正11年(1922年)11月14日に創業して、来年2022年で100周年を迎えます。 大正の創業当時は金融があまり発達しておらず、庶民金融がありませんでした。信用金庫は、相互扶助という理念の元にお互いにお金を出し合った協同組織による地域金融機関です。 だいしんの三づくり「1.中小企業づくり」「2.住民生活づくり」「3.地域社会づくり」を基本理念とし、「迷わず信用金庫する」をスローガンに掲げています。
経営方針
だいしんは、大分市を本店として大分県の南半分(中部・南部)を営業エリアとしています。お取引先は中小零細企業や地域住民のみなさまです。信用金庫は限られたエリアの中で金融を通じてお役に立ち、地域と共に、運命共同体としてお客様と成長していく、そういった使命をもった金融機関です。その意味でも信用金庫というのは地域の特色が出ますし、地元出身の職員が多く、自分の生まれ育った地域でお役に立ちたいという気概を持っています。右も左もわからない若い頃は、お客様からも育てられています。そういう時代を経て、成長させていただいた恩を返す。お客様とそんないい関係を築ければ最高ですね。
毎年参加している府内戦紙ではこれまで数多くの賞を受賞しています。
求める人材について
相互扶助の精神に基づいた、協同組織金融機関ですので、人との関係を大切にできる人。基本方針にもありますが、助け合う心や、利他の心を持って金融の仕事ができる人。お客様にまず利益を出していただくことを優先する、そういった精神を理解していただける人にきてほしいと思います。個性のある人もいい。多少杭が出るくらいの人物がいたほうが組織としては伸び代があります。
若手職員との勉強会に理事長も参加し、直接メッセージを送っています。
学生時代に経験してほしいこと&メッセージ
私自身、もっと学生のときにいろいろ積極的に経験をしておけばよかったなと反省が多いのですが(笑)。学生のみなさんはアルバイトをしている方も多いと思うのですが、1つの業種だけでなく、いろんな業種を経験するのもいいことじゃないかと思います。そうすると視野が広がると思いますし、趣味、特技やスポーツなどなんでもチャレンジしてみてください。就職するまではやりたいことを一生懸命にやってください。学生時代はお金はないかもしれないけれど時間はたくさんあると思います。その時間を有効に使ってもらいたい。遊んでもいいし勉強してもいい。
内定が決まった方から「4月の入庫までに何かしておいたほうがいいことはありますか?」と質問をいただくことがありますが、学生時代を楽しんでください。社会人になったらまたそこからスタートすればいい。学生時代と社会人では、生活自体が異なるので、とにかく悔いのないように学生時代を楽しんでください。
- 企業データ
大分信用金庫
WRITER
- KANCO記事一覧
美味しいもの、猫、温泉、旅行が好きです。子供のころは久住の大自然の中で育ちました。福岡に住んだこともちょこっとあり。大分の行ってないところ&食べていないものを発掘中。
基本方針
1.地元産業の発展に寄与する
2.利益を得たいが他人の利益を先にする
3.内容を堅実にし待遇の優れた金庫とする
4.五訓精神の徹底を期する
五 訓
・時間を徒らに費やすな
・物を粗略にするな
・如何なる仕事も楽しみて勤めよ
・人に親切にし誠をつくせ
・吾身を省み人をそしるな