おおいたをたのしむ
2016年09月16日
今が旬!大分県産かぼす
お盆も過ぎ、台風も過ぎ…少しずつ秋の気配がやってきている今日この頃。
でも夏の疲れが今ひとつ抜けきれないなぁ…なんて言っているそこのあなた!
ここでギューッとひと絞り、いかがですか? まさに、今が旬の「か・ぼ・す♡」
大分県民なら、夏の終わりから必ず恋しくなる味ですよね♪
からあげやお刺身、フライなどなど、何にでも絞って食べれば、極上の味わいに様変わり!(ちなみにですが、私はビールにインして喉を潤しております♡)
その美味しさはもちろん、美容効果や疲労回復にもバツグンの効果があるってご存知でしょうか?今回は、そんな「かぼす」の魅力にバチーンと迫ってみました!
カボたんからかぼすをご紹介♡
LINEタンプの販売を開始しました。
LINEスタンプはLINEクリエイターズマーケットから50コイン(120円)で販売中です。…そんなかぼすとよく似て、(悔しいことに!)全国でも有名な「すだち」をここでご紹介。懐の深い大分県ですので!かぼすよりひと回り小さく、まろやかな酸味が人気です☆
ライバル!?徳島からすだちくん
そんな大分が誇るかぼすを、実際に作っている方にお話を伺ってきました!
大分市内から1時間半。国東方面へ向かい、国道から山へ山へ…じゃんじゃん上がっていくと「ハマノ果香園」さんに到着!
入り口にある大きな看板の先には、広大なかぼす農園が広がっていました…総面積なんと22ヘクタール!その広さ、東京ドーム7個分!!!到底想像もつかない広大さ…それもそのはず。かぼす栽培面積日本一!
写真はほんの一部。もう広すぎて、写真にも収まりきれないことをお許し下さいw
今回お話を伺ったのは、ここ「ハマノ果香園」で働く立花浩司さん。高校では農業科を専攻し、卒業後、豊後大野市にある県の農業大学校へ進学し、果樹についての様々なことを学んだエキスパートなんです!エキスパート立花さん、かぼすや農業について色々教えて下さいな♡
入社3年目の23歳。
会社の中でも一番お若いのですが、農業一本で学んできた知識はあふれんばかり詰まっています!元々、果物や野菜が好きだったことがきっかけで農業科へ行くことを決めた立花さん。3年間、農業について学ぶことでどんどん興味が湧き、この道を極めたい!その気持ちが農業大学校へと背中を押しました。
「最近は農業の道に進む人も増えてきて嬉しいですね。やる気次第で結果の出る仕事だと思っているので、やりがいがあります!」
自分が育てた作物たちが立派に育ち、出荷されていく時が一番うれしいと笑顔。農大在学中に、一ヵ月間この会社で研修を受けたことで企業で農業に携わる道を知り、その意識が固まったといいます。
「特に農業は意思が強くないと出来ない仕事。研修に来たのが1年生の時だったので、残りの1年は企業で働くという意思をしっかり持って学ぶことができました」。
これからは今まで学んだことを会社の中で活かしていきたいと、頼もしいリーダーとなる夢を語ってくれました!
ちなみに、お気に入りのかぼすの使い方を問うと…
「みそ汁に入れます!」立花さん、私も同じです!w
みそ汁にかぼすをギュッと絞るのは、大分県民にはごくごく普通のことですが、県外の方は驚かれる方が多いですね。このベストマッチ、ぜひお試し下さい♪
農業の道は、「農家を継ぐ」、「起業する」という形が今までは一般的だとされてきましたが、最近では企業に入り農業を志すという道も目立つように。ハマノ果香園社長・濱野光展さんは、「企業は自社で作った作物を自ら販売するルートを持つので、販売先の方に私たちの顔が見える点や、産地も明確になるといった “安心安全”を感じてもらえるのではないでしょうか」。
かぼすの他に、トマトや玉ねぎなど様々な作物を育てているこの会社。企業であるからこそ出来ること、これからやっていきたいこともたくさんあると言います。「かぼすは、全国的に見ればまだまだ知名度が低いですが、味や疲労回復などの健康面での効能も注目されているので、のびしろは大きいと思います。果汁だけではなく、果皮を使用した商品にも着目して、その可能性をもっと広げていければと考えています!」
実は、大分県におけるかぼすの生産量は96%ですが、消費量も90%(笑)
ほとんどが大分県民の消費という、何ともモッタイナイ数値が!こんなに美味しいかぼすの魅力をみんなで広めていかなければいけませんね。
濱野社長、これからどんどん新たな開発を期待しておりますっ!
ちなみに濱野社長、お気に入りのかぼすの使い方ありますか?
「かぼす果汁を毎日飲むことで健康面の効能があるという話を聞いてから毎日飲むようにしています!」
実は私も、毎日お猪口に一杯のかぼす果汁を飲むことが健康の秘訣という人の話を聞いたことがあるんです!研究発表されているわけではありませんが、それが証明されれば大分のかぼすももっと全国へ広がっていくはず!(どなたか証明、お願いしまーす!!(切実))
丹誠込めて作られたかぼすたちは、色んな商品へと姿を変えみなさんの元へ♡
ほんの一部ですが、ここで少しご紹介します↓↓↓
- 今一番人気のつぶらなカボス!
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爽やかな美味しさがたまりまへん♡大人から子どもまで大好きなカボスジュースです。
- かぼすドレッシング
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サラダやお豆腐にピッタリ♪
- カボスぽん酢
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大人気定番のカボスぽん酢はマストアイテム!お鍋やとり天、サラダに何でもOK♡一度味わったらリピート間違いなしです!
- かぼすマカロン ~カボたん
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こんな可愛らしいスイーツも♡カボたんをモチーフにしたマカロンには、もちろんかぼすジャムを使っています!お土産にもピッタリ♪
- 日本一のおんせっけん
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食べるだけではありませんよ、かぼす成分の石けんもあるんです!美容にも効果大のかぼすは化粧品もありまーす♡食べて、塗ってキレイになりましょ♪
- かぼすこしょう
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定番・柚子胡椒のかぼすバージョン!かぼすこしょうは、お鍋や焼き鳥、色んな料理にマッチしますよ。是非お試し下さい♡
また、商品以外にも…
- かぼすブリ
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豊後水道の恵まれた環境で育てられたブリは、“豊(とよ)の活ぶり”として大分ブランドに位置付けられているほど!そこに、抗酸化作用を持つかぼすをエサに加えることで切り身の色変わりが遅く、脂がしつこくなく、さっぱりとした臭みの少ない肉質が特長の「かぼすブリ」が誕生しました。
- かぼすヒラメ
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大分県の養殖ヒラメは生産量日本一!かぼす果汁を加えたエサを与えることで、甘みの中にさっぱりとした洗練された味わいに。柑橘系のリモネンの効果で魚独特の臭みが消え、旨味は一層UPします!かぼすパワー恐るべし・・・!
これらの商品は大分県内の百貨店や、温泉地などたくさんの場所で販売されています。大分空港にもたくさんありますので、県外の方へのお土産にも是非どうぞ♡味わいはもちろん、健康や美容にも良いかぼすの魅力を多くの方へ伝えていきましょう!
- 第40回目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)
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「目黒のSUNまつり」は、宮城県気仙沼市から直送された新鮮な「さんま」をその場で焼いていただくことができるんです!しかも、無料!(^〜^)熱々焼きたてのさんまに、大分県臼杵市特産のかぼすをギュッと絞れば極上の味わいに!先着500名にはかぼすの無料配布もあるそうですよ〜!大分の誇るかぼすの美味しさは全国へと伝わってきていますね♡友だちを誘って行っちゃいましょう!
日時 平成28年9月18日(日曜日) 午前10時10分から
会場 田道広場公園(東京都目黒区目黒一丁目25番8号)
さんま(約5,000尾)がなくなり次第終了します。
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!