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おおいたではたらく
2025年02月14日
人生を変えた会社との出会い。お客さまの“笑顔”と“ありがとう”のために
トヨタカローラ大分株式会社若手社員
大分県民にとって必須アイテムの一つである自動車。皆さんは何を決め手にして選んでいますか?
今回は歴史ある自動車会社の中で、新入社員ながら店長を目指し頑張る先輩にクローズアップ! 大阪出身の彼女が大分に来た理由や、入社の決め手になったこと。日々頑張る背景には何があるのか、ぜひご一読くださいね。
お邪魔したのは、こちら!!
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トヨタカローラ大分株式会社
1965年設立。トヨタ車の販売はもちろん、各種中古車の販売や修理、保険や通信の保険代理業などを行っています。お客さまや地域の方々と共に幸せを実現するために社員一人ひとりの個性を大切にし、心から労わる会社づくりを目指しています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 兒玉 彩里(コダマ アヤリ)
- 所属部署
- わさだ店 営業
- 入社年
- 2024年
- 出身地
- 大阪府
- 出身学部
- 大分大学 経済学部
大阪から大分へ。大分を選んだ背景にあったもの
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大阪に生まれ大阪で育った兒玉さん。
「お父さんは佐伯市出身の大分県民なので、夏休みやお正月には私も大分に帰省していました。海や自然に囲まれた豊かな環境は大好きでしたね」。
幼い頃から縁あった大分。大阪では通学も満員電車、人も多く大変な毎日を過ごしていた兒玉さんが大学進学を考えた時に、その環境の良さを思い出し大分大学を目指しました。生活環境の良い場所で大学生活を送りたいという兒玉さんの願いは叶い、大学では経済学部に在籍。2年次からは地域システム学科を専攻し、法律や憲法を専門的に学んだといいます。
「子どもの頃から漠然とですが、警察官になりたいという想いがあったので憲法を学びました。でも本音を言えば、就活の頃まではのんびり考えようと思っていたんですけどね(笑)」。
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地域の人とつながりたい! 夢と現実の間に考えたこと
自分に合った仕事を模索しながら、大学生活を送っていた兒玉さん。いざ就活の時期を迎え、警察のインターンシップに参加したことで気付いたことがあったそうです。
「警察官に憧れる気持ちはずっとありましたが、色々話を聞いていると警察官は街の人から少し緊張されてしまう存在だなと。それは自分の勝手なイメージなのですが、それよりは街のみんなにありがとうと言われるような、みんなと仲良くなれる仕事に就きたいと思ったんです」。
自分の将来を考えた時に、街の人気者のような存在になれる仕事はないかなと思い始めた兒玉さん。そんな時浮かんだのが1台の車の存在でした。
「大阪とは違って、大分では車が絶対必要な生活環境でした。私も大分に来て両親に軽自動車を買ってもらったんですが、そこから車に興味が湧いてきて自動車会社を目指すことを決めたんです」。
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覆された自動車会社の姿が決め手に
自由に色んな場所へ運転して行くことで今までは知らなかった楽しさを知り、車に興味を持った兒玉さんは、そこから色々な自動車販売の会社の門を叩くように。何社目かのタイミングで現在働く「トヨタカローラ大分株式会社」との出会いがありましたが、そこでは兒玉さんの描いていた会社の概念を覆されたといいます。
「決まったデスクもなく自由に座っていて、書類だらけのデスクではなくiPadを使って働いている皆さんの姿や環境に驚きました」。
また新しいことに取り組む会社の姿勢や、年功序列ではなく実力で社員と向き合っているという話を聞き、他社との大きな違いを感じたという兒玉さん。そこで入社を決めたと話します。
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お客さまからの“ありがとう”を求めて目指す未来へ
入社前から営業職を目指していた兒玉さんですが、営業は大変じゃないかと多くの人に言われたといいます。でも兒玉さんの根底にあったのは、街の人と仲良くなれる存在になるという夢。たくさんの“ありがとう”を求め、多くの人と話せる営業職を希望しました。入社当初は先輩の商談に付き、徐々に慣れていくスタイル。でも兒玉さんには、入社当初から店長希望という大きな目標があったといいます。
「会社で働く先輩や上司たちの姿がとにかくかっこよくて、憧れました。会社も新人でも発言しやすい環境をつくってくれているので、それも有り難かったですね」。
とにかくスキルを磨いてキャリアをアップさせたいという兒玉さんの希望のもと、会社側も最初から店長候補として育成し、20代でマネージメントができるようバックアップしているといいます。
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「入社後すぐに行われた4ヶ月の研修では、車両の知識はもちろんアップルデバイスの取り扱いやロジックツリー、動画作成などの研修も東京からプロの方が来て教えてくれました。また、営業は声が大事だとボイトレやダンスの研修もありました(笑)。そういう環境にもすごく感謝しています。普通は車に関することだけだと思うので、たくさんの知識を教えてもらえたことはとても嬉しいですね」。
入社後から多くの知識や経験を重ね、まだ1年も経たないうちに多くの契約をいただいているといいます。また、会社の取り組みの一環として行うプログラミング塾の講師という別の姿も。子どもたちを対象にプログラミングを指導し、“コーチ”と呼ばれる兒玉さん。本業とはまた違った喜びややりがいがあると笑顔をみせます。
「店長という目標をゴールにしてますが、そのためには自分の仕事の足元を固めていきたいです。今はまだ先輩に助けてもらっていることも多いので、ちゃんと独り立ちをして、お客さまからの“ありがとう”をもっと増やしていけるように頑張っていきたいです!」。
キラキラした笑顔で自分の仕事に誇りを持ち、会社と共に成長を続けていきたいと話す兒玉さん。その前向きで真っ直ぐな姿勢の背景に、将来の店長としての姿が見えました。
働く上で大切にしていること
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会社の考えにもあるのですが、何事も楽しむことです。営業は多くの人に関わる分、嬉しいことも悲しいこともある仕事です。人間関係も色々ある世界ですが、いちいち落ち込まずに次に向かって切り替えることを大切にしています。それは入社してから変わったことかもしれません。落ち込んでいる暇はないと思えるようになったのは、ミスをした時も笑い話に変えてくれる先輩たちの存在があったからです。笑いに変えてくれながらも、的確なアドバイスをくれる先輩たちのおかげで今の自分があるだと感じています。
大分で働く魅力
お客さまとの距離が近いことでしょうか。差し入れをくださる方もいて、とても嬉しいですね。
プライベートでは温泉やサウナが好きでよく行くのですが、そこでも一緒になったおばさまが話しかけてくれたりするので、大分ならではの距離感だなと(笑)。大阪ではなかった人の温かみを感じる毎日です。
- 企業データ
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!