おおいたではたらく
2023年11月10日
福祉を通じて、みんなが笑顔になるサポートを
社会福祉法人 別府発達医療センター若手職員
福祉を通じて、障がいがある方と家族の生活支援をする療育施設「別府発達医療センター」。今回は、センター内にある医療型障がい児入所施設「別府整肢園」で、介護福祉士として頑張る先輩にクローズアップ。仕事のやりがいや、プライベートについてもじっくりお伺いしました!
お邪魔したのは、こちら!!
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別府発達医療センター
昭和32年、障がいがある子どもの生活支援をする「療育」施設として別府市に設立された「別府発達医療センター」。『
和顔愛語 ※の精神で 地域福祉に貢献する』という理念のもと、通所・入所サービス・外来診療とリハビリテーション・地域支援など10施設を運営し、医療と福祉を通して障がいがある方と家族の日常生活をサポートしています。
医療・介護・リハビリなどの医療福祉系職種と事務部門286名(2023.11.1現在)が勤務しています。※笑顔で愛情のこもった言葉で話すこと
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 加嶋 優作
- 所属部署
- 別府整肢園(べっぷせいしえん)
- 入職年
- 2015年
- 出身地
- 大分県佐伯市
- 出身学部
- 別府溝部学園短期大学 介護福祉学科
今回お話を伺ったのは、介護福祉士としてはたらく入職9年目の加嶋 優作さん。
お仕事はどうですか?とお伺いしたところ、「毎日が楽しくて仕方ないんですよね!」と、ニコニコの笑顔で仕事やプライベートのことを語ってくれました。
なくてはならない、責任感のある仕事
加嶋さんが所属しているのは、18歳までの身体に障がいがある方の日常生活を支援する施設「別府整肢園」。
「別府整肢園は、親御さんの元を離れて生活する方の支援をする入所施設。利用者さんは、毎日通うのではなく入所という形で共同生活をしています。18歳までのお子さんが対象で、支援学校に通う生徒さんをはじめ、未就学児や小中学校を卒業した利用者さんへの日常生活支援を行っています」
いろんな利用者さんがいる中で、気をつけていることや心がけていることはありますか?
「集団生活の場なのである程度の決まりごとはありますが、利用者さんの生活スタイルや好きなこと・苦手なことに合わせながら、1人ひとりに寄り添った支援を心がけています」
散歩が好きな方は一緒に散歩したり、園内のプラネタリウムを鑑賞したりすることもあるそう。
「他の人から見たら、一緒に遊んでいるだけに見えるかもしれません(笑)。でも、誰かが隣にいるだけでほっとするのは、障がいがある方もない方も同じですよね。そんな風に利用者さんの気持ちに寄り添うことを大事にしています」
楽しくて、やりがいのある仕事
別府整肢園での勤務は、早出・日勤・遅出・夜勤の4形態で、休日はシフト制とのこと。
「働きはじめた頃は、夜勤がきついなと思っていましたが…これが慣れるんですよ!夜勤のときは、生活リズムも自然と夜勤モードになるんですよね」と、加嶋さん。
加嶋さんにとって、仕事のやりがいはなんですか?
「僕も含め、職員にはそれぞれの担当の利用者さんがいるんですけど、その方に対する支援の仕方をチーム全員で考えて、支援を深めていけるのがやりがいですね」
チームというのは、どういったメンバーなのですか?
「別府発達医療センター内の介護福祉士や看護師、ドクターやリハビリを担当する理学療法士の方など、みんなで一緒に利用者さんに寄り添っています。チームで取り組める仕事だからすごく楽しいし、やりがいもあります」
チームで取組む仕事って素敵ですね!メンバー同士で意見が食い違うこともあるんですか?
「それぞれ専門分野が違うので、見る視点やアプローチ方法も異なります。だからこそお互いの意見を受入れて共有していこうという一体感があるのが特徴的で、とってもいい雰囲気ですよ。職員の仲がいいという面でも、仕事が楽しいです」
加嶋さんの言葉の端々から、仕事への思いやとっても充実している様子がうかがえます。
そんな、加嶋さんが「別府発達医療センターで働きたい」と感じたのは学生時代の実習がきっかけだったそう。
ここが自分に一番合っていた
加嶋さんは、佐伯市の高校を卒業して別府溝部学園短期大学の介護福祉学科へ進学しました。
「在学中はいろんな施設へ実習に行くのですが、ここが一番自分に合っていると感じました。当時の職員さんが気さくに話しかけてくれて、すごく和気あいあいとしている楽しそうな職場だなという印象が強かったんです。仕事の内容も大切ですが、そういう雰囲気が僕にとっては重視するポイントでした。一緒に働くなら、こういう所がいいなと素直に思いました」
イベントでの加嶋さん
入職して9年目を迎える現在も、実習で感じた雰囲気の良さからのギャップはないといいます。
「とっても楽しいですね。利用者さんとのコミュニケーションはもちろん、職員の仲もいい。冗談も言い合えるような関係性ができているので、人間関係で悩むことはほぼないです」
自分はできている、と思い込まないこと
加嶋さんは、入職9年目ということで後輩の指導も担当しているそう。
指導のときに気をつけていることはありますか?
「仕事では、年齢関係なく敬語を使うようにしています。相手が後輩であって敬意を持って接することで、相手も受入れやすくなるんじゃないかなと思うんです。あとは、自分はこの仕事ができていると思い込まないこと。アドバイスをするときは、“こういうやり方もあるけど、どうかな?”と、相手にも投げかけるようにしていますね」
後輩指導のあり方にも、加嶋さんの人柄と職場の雰囲気が現れているように感じました。
ちょっぴりストイックな面も見られたところで、お次は加嶋さんのプライベートに迫ります!
プライベートも充実
休日はどんな風に過ごしているんですか?とお伺いした瞬間、一気にパパの表情になった加嶋さん。
「日出町に住んでいるので、ハーモニーランドにはよく行きます。子どもが2歳で、今はなんにでも興味を持つので大変なこともありますが、楽しく過ごしています」
また、加嶋さんは奥さんが特別な日に作ってくれる生春巻きが大好きなんだそうですよ。
「料理がおいしくて、20キロ太りました(笑)」と、とっても幸せそう。
仕事もプライベートもバランスのとれた、素敵な職場なんですね!
これからも、加嶋さんのご活躍を応援しています。
就活生へのアドバイス
学生の頃は、実習やボランティアに行く機会が多かったのですが、それが就活ではすごく役に立ちました。求人情報を見ただけじゃ分からないことはたくさんあるので、実際に施設へ行く機会を作ることがおすすめです。その場の雰囲気や仕事が自分に合っているかどうかを判断して、就職先を決めた方がいいかなと思います。
就活、頑張ってください。応援しています!
- 企業データ
社会福祉法人 別府発達医療センター
WRITER
- 日名子 真衣記事一覧
猫とパンを愛してやまないママライター。食べ歩きと写真を撮ることが趣味です!美味しいものを探して、相棒のカメラと一緒に大分県内を旅します。将来の夢は、縁側のある家で猫とのんびり暮らすこと。
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