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おおいたをたのしむ

2018年09月14日

「地元産のワインが美味しい」って
シアワセ♡

ぶどうの産地のワイナリーへ!

秋の果物といえば、ぶどう。ぶどうといえば、安心院。安心院といえば、ワイン・・・と、スーパーの果物コーナーで連想ゲームを始めてしまい、以前から気になっていたワイナリーのことを思い出した、天高く馬肥ゆる秋。思い立ったが吉日! ビューンとドライブに出かけたのは、下町のナポレオン「いいちこ」でお馴染み、三和酒類のワイナリー『安心院葡萄酒工房』です。

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 安心院葡萄酒工房

三和酒類のワイン造りって、「いいちこ」より歴史があるって、知ってましたか?! 近年、日本ワインが空前のブームを迎えていて、日本各地にあるワインメーカーは300社を数えるとか。

なかでも三和酒類のワイナリーは歴史が古く、1971(昭和46)年にスタートしているそうです。これは、日本にマクドナルドの1号店がオープンしたのと同じ年。日本で本格的にワイン造りが始まったのが1964(昭和39)年の東京オリンピック後だというので、かなり早いですね! しかも、当時の安心院町がぶどうの栽培に力を入れるということで、まちづくりの一翼を担う意義もあったらしく。なんだか素敵なエピソード♪

・・・という豆知識を予習していくと、楽しみも倍増。緑のアーチに迎えられて、いざ、ワイナリー探訪です!

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 安心院葡萄酒工房 「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 安心院葡萄酒工房

見学はどうぞご自由に♪

『安心院葡萄酒工房』では、園内を自由に散策し、製造工程やぶどう畑の見学をすることができます。入口のアーチをくぐって正面にショップがあるのですが、ここは最後に立ち寄るとして、まずはワイン造りの様子をのぞいてみましょう。ちなみに見学の申し込みは不要、料金も無料。

最新の機械を導入したばかりだという瓶詰め工程を横目に、醸造場へ。そこには、仕込み中のワインが入った大きなタンクがずら~り!
「ワインの海で泳ぎた~い!」とついつい心の声が漏れるワイン好きな私♡ 9、10月は仕込みも最盛期なので、職人さんたちが作業をする様子もたくさん見られそうですよ。

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醸造場では、製造工程を映像でも知ることができます。それを見て、赤ワインはタネも皮も一緒に仕込み後から搾るもの、白ワインは先に果汁だけ搾って仕込むものだという違いを知ったのでした・・・へぇぇぇ勉強になります!

お次はワイン貯蔵庫へ。道中の小道は、森を歩いているようで気持ちいい♪

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 安心院葡萄酒工房 「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡安心院葡萄酒工房

貯蔵庫の建物が石造りなので、ヨーロッパの国を旅したらこんなかな、と脳内トリップしつつ、空を見上げれば観賞用のぶどうも! 優雅な気分。

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 安心院葡萄酒工房

ひんやりとした地下にある貯蔵庫では、ヨーロッパから輸入したという樽でワインを熟成中。

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 安心院葡萄酒工房

そして、通路ではワイングラスのコレクションも展示しているんです。こちら、ワイナリーがオープンするときにコレクターの方から譲り受けたものだそうで、定期的に展示替えしているとか。ここだけでもリピートしたいくらい、うっとり!

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再び地上に出たら、そこは4haの巨大なワイン畑。

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡

このワイナリーでは、2006年から安心院産の原料を100%使用していて、地域の生産者さんがつくるぶどうのほか、自社農園でも原料を栽培しているんです。今年、10haのぶどう畑が新たに稼働しはじめ、農園は全部で15ha以上に。そこで収穫が始まると、年間20万本以上のワイン製造が可能になるとか。もはや、想像できないくらいの量(汗)

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡

ワインを育むのは、土と水と、寒暖差のある気候に恵まれた豊かな安心院の自然。そこにエノログと呼ばれる醸造家さんたちの技術があって、美味しいワインが醸されているんですね。安心院のワインを飲むときには、この光景まで思い浮かびそう♪

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡

自分好みのワインを探そう!

・・・と思ったらいてもたってもいられなくなり、ワインを買うべくいよいよショップへ。ここには、15種類くらいのぶどうから生まれる数々のワインがずらずらっと並んでいますよ。詳しくないなら直感でジャケ買いするも良しですが、せっかくですから、自分好みの味を見つけられるのがワイナリーの醍醐味。こんなに種類がたくさんあるワイナリーもそうそうありません。規模と技術あってこそなのです!

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商品は試飲できるうえ、「テイスティングノート」なる指南役もあるので、ぜひワイン選びも楽しんでみては? 日本ワインコンクールの受賞ワインや、最近TVで紹介された人気沸騰商品など、お探しのものが売切れの場合はあしからずです、はい。

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡

ほんのりブランデー入りのソフトクリームも美味♡ ベロア調の椅子に座って優雅なひとときを過ごせば、すっかりデキる大人になった気分!

「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡ 「地元産のワインが美味しい」ってシアワセ♡

それにしても、地元産の美味しいワインがあるって、贅沢なことですよね。県外の人にも贈りたいし、自慢したい。

安心院の自然よ、ありがとう。
ぶどうよ、ありがとう。つくってくれる方たちも、ありがとうっっっ! と、シアワセを噛み締めた1日でした♡

※お酒は20歳を過ぎてから! テイスティングは適量を! ドライバーの飲酒は厳禁ですよ!

安心院葡萄酒工房
〒872-0521
宇佐市安心院町下毛798
0978-34-2210
営 9:00〜16:00
休 火曜※祝日の場合は営業
http://www.ajimu-winery.co.jp
新酒祭
開催日時:2018年10月6日(土)7日(日)

「安心院ワイン新酒マスカット・ベーリーA」発売開始
「安心院ワイン新酒ナイアガラ」発売開始
その他、新たなビンテージも発売を開始します。

6日はシンガーソングライター佐田玲子さんのコンサートを開催。
ワイナリーツアーやワインにあうお料理など様々な催し物を企画しています。

詳細はこちら

WRITER

  • rain
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    佐伯市生まれ大分市育ち。大学で関西へ、就職で東京を寄り道してから大分へUターン。地元雑誌社勤務ののちフリーランスに。「帰っても仕事がない」なんて言ってる人に、大分にもスゴい会社、スゴい人がたくさんいることを伝えたい!

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