おおいたのしゅうかつ
2023年12月08日
働くっちなんなん??を先輩に根掘り葉掘り聞いてみた!
『働くっちなんなん…』と悩める学生の皆さん、こんにちは。
楽しい学生生活から一変、未知の社会人生活を目指しての就活…。いやー、悩みますよねえ。不安と期待で胸いっぱいになりますよねえ。
(社会人○十年の私はそんな学生のころの気持ちはとうに忘れてしまっておりますが)
今回は学生のお二人から、大分で働く若手社会人の先輩へ、なんの遠慮もなく(ほんとに)質問をぶつけてもらいました!!
悩める学生の皆さん、必見です!!
なんでも聞いちゃう学生さんはこちら!
日本文理大学2年
メディアデザインを勉強中、クリエイティブに興味ありありな学生さん
立命館アジア太平洋大学2年
イベントの実行委員やインターンなどアグレッシブに活動する学生さん
なんでも答えちゃう先輩はこちら!
別府市役所
アーティスティックな社会人4年目
静かな語り口とは裏腹に内なるパワーを持つ先輩
ダイハツ九州株式会社
総務・人事部 働き方改革推進チームで日々奮闘する社会人1年目
実は学生時代にもカテテに登場してるいろんな意味で先輩
質問スタート!
Q1.一番やりがいを感じる瞬間っちなんなん?
- 北村 虹緒さん(以下、北村)
- 働いていて、一番やりがいを感じる瞬間ってなんですか?
- 竹本 慧璃奈さん(以下、竹本)
- 私からお答えしますね。今は別府市で行われているイベントや、市政、事業を市民の皆さんにお伝えする広報の仕事を担当しています。主に市報の制作や、最近はInstagramをはじめとするSNSの発信にも力を入れていこうと頑張っています。
一番やりがいを感じるのは、私たちから発信したものが市民の方に届いて、これすごくいい事業だねとか、すごくよかったって言ってもらえた時ですね。 - 北村
- 市報を読んでくださった方の声ってなかなか届きにくいような気がするんですが、どう受け取っているんですか?
- 竹本
- 市報の中に市民の皆さんが応募できるコーナーがあって、その感想欄に皆さん色んな感想を書いてくださるんです。『いつも楽しみにしています』『頑張ってください』と書いてあるのをみると、楽しみにしてくれている人のために頑張ろう!と思えます。取材に出向いた先で直接『この前の市報よかったよ』と声をかけていただくこともありました。
- 北村
- 実際に読者の声が届くのはとても嬉しいですね!
- 倉石 真ノ愛さん(以下、倉石)
- 私はダイハツ九州の総務・人事部の働き方改革推進チームに所属していて、従業員の皆さんが働きやすくなる環境づくりをしています。例えば育児休業の促進や残業の削減、年休取得の推進など、さまざまな施策を考えています。新卒入社で社会人1年目なのに、何もないところから作り上げていける仕事を任せてもらえるのは嬉しく思います。一番やりがいを感じるのは、役員の方に提案する場を設けていただいて、その提案が通って形になった時です!
Q2.今の仕事は昔からの夢だった?やりたいことに近いん?
- 北村
- では二つ目!今の仕事は昔からの夢に近いですか?
- 竹本
- 私は昔はこれといった夢がなくて。まあ、いろんなことをやりながら、そのうちやりたいことが見つかればいいかなと思っていました。
旅行や絵を描くのがとても好きなので、漠然とその関係の仕事ができたらいいなと思ってたんですが、大学生のときに別府市役所にインターンシップに行ったことで考えが変わりました。市役所は、市民の方との距離が近く、寄り添ってお仕事することが多いんですね。人のためになる仕事、直接何か還元できるような仕事をしたいと考えるようになりました。 学生時代にはほかにもいろんな経験をしましたが、最終的に地元でもある別府市役所に就職をしようと決めました。
- 倉石
- 私も竹本さんと同じで、学生の頃は特に夢があったわけじゃないんです。何をしようって考えたときにサラリーマンの父を見て、会社に入るのもいいのかなと思って、縁があった今の会社で働いています。会社の面接では、総務・人事をやってみたいという希望を伝えました。 組織をサポートする仕事をやってみたいと思ったんです。その希望を聞いていただいて、今は従業員が働きやすい環境をつくっていく仕事をしています。
先輩の話を興味深く聞く学生のお二人。その表情は真剣そのものです…!
Q3.今の仕事に就く前と就いた後でギャップっちあったん?
- 高橋 沙月さん(以下、高橋)
- では次は私から質問します!今のお仕事に就く前と就いた後のギャップってありましたか?
- 竹本
- 私は地元なので市役所に行く機会も多かったのと、インターンに行ったのもあって、そこまで大きなギャップはなかったですね。ただ、いろんな部署があって、その部署でこんなことをやってたんだと初めて知ったりと、いい意味でのギャップというか驚きはありました。
- 倉石
- 私も学生のときにインターンに行ったので、そこまでギャップはないだろうと思ってたんですよ。でも内定の電話をいただいた時に、人事の方が「いろんな部署があって工場を走り回ったり泥臭いこともあるけど大丈夫?キラキラしてない部分もあるよ」と私を心配して言ってくださって。そこまで思ってくださったのがうれしかったですね。それで「大丈夫です!」と覚悟を決めてお返事をしました。
あとはそうですね…会社の敷地が広いので駐車場から事務所までが思ったより結構遠いことでしょうか(笑)。
他にはいいギャップなんですが、4,500人近く従業員がいる規模の大きな会社だけど、社長や役員との距離が近いと思います。会議でも私たちの意見を積極的に聞いてくださるし、意見を言いやすい環境です。 - 高橋
- 大きな会社だと上の人との接点がないような気がしてたんですが、素敵ですね!
私もそういう会社に就職したいです。
Q4.仕事を頑張るためのモチベーションの上げ方っちなんなん?
- 高橋
- 仕事で大変なこともあると思うんですけど、モチベーションってどう上げてますか?
- 竹本
- 一番はがんばった自分を褒めるようにしています。どういうことをやってきたかっていうのを定期的に振り返ってますね。あとは同期や先輩から意見をもらったり。一時的に落ち込むことがあっても、周囲と会話をする中で解決策を一緒に考えたり、励ましあったりしているとモチベーションは上がってきますね!
- 倉石
- 私も似てるんですけど、自分を褒めるとか、甘やかすことかなあ…。残業が重なって疲れた時は美味しいものを買って帰るとか。あとは毎日出社するだけでも偉い!って自分を褒めてます(笑)。他は休みの日はなるべくリフレッシュするようにしっかり睡眠をとったり、温泉が好きなので温泉に入りに行ったりしています。
Q5.働きはじめてから買った一番高いものっちなんなん?
- 北村
- ちょっとプライベートな質問なんですが、就職してから買った一番高いものってなんですか?学生のときより収入が増えたら自分のことに使えるのかなと思って。
- 倉石
- 目に見えるものじゃないんですけど、旅行に行くのが好きなので、旅行に一番お金を使ってるかなあ。今月、両親が結婚30周年なので姉と一緒に家族旅行をプレゼントしたんです。もうすぐ行くのでそれがすごく楽しみです。
- 竹本
- 私はMacを買いました。タブレットで絵を描いてたんですが、もっとデザインの勉強をしたいなと思って。結構高かったんですが、自分のスキルアップにもなるし、買ってよかったなと思っています。
Q6.副業っちしてるん?
- 高橋
- お二人の職場は副業ってOKなんですか?
- 竹本
- 公務員の副業には制限があるんですが、許可を受ければできる副業もありますので、職場に事前に申請をして許可をもらい、業務に支障がない範囲で活動をしています。私は趣味で絵を描いているのですが、仲間同士でアート系のイベントの企画をしたり、お誘いいただいて展示会に参加したりして、休日が充実しています。
- 高橋
- やっちゃダメって言われそうなのに、市役所の堅いイメージが変わりました!
- 竹本
- 市報の10月号は『アート特集』を組んだのですが、市報史上初のイラストの表紙を制作しました(笑)。これなんですけど。
- 倉石
- え!?これ全部竹本さんが描いたんですか?すごい!
- 高橋
- 好きなことがお仕事にも活かせてて、いい働き方ですよね!
結局のところ… 働くっちなんなん?
- 北村
- では最後に、お二人にとって『働く』ってなんですか?
- 倉石
- 私にとっての『働く』は2つ意味があって。1つは自分の成長につなげること、もう1つはプライベートを充実させるためのものかなと。
日々仕事の中からいろんなことを学ぶことが多いのですが、常に物怖じせずにチャレンジ精神を持って、自分の成長につなげていきたいと思っています。プライベートも充実させつつ、仕事も全力で頑張りたいですね。 - 竹本
- 私も働くことは人生を充実させることなのかなと思います。私は誰かに喜んでもらうことがすごく嬉しいので、組織の中で自分がどれだけ貢献できるかを考えるようにしています。
皆さんもそれぞれ何が得意とか、譲れないものがあると思うんですが、それを十分に生かして輝いていってほしいなと思います。 - 北村
- ありがとうございます。
- 高橋
- 今日はめちゃくちゃいい時間でした!
- 倉石
- 学生さんお二人とも、すごくしっかり自分の考えを持っていて、私も今日はいい刺激になりました!
- 竹本
- お二人の将来が楽しみですよね!
まとめ!!
話を聞いていて、(いやあ…4人ともなんてしっかりしちょんのかえ…)と心の中で呟くこと数億回。自分が20歳前後のときを振り返りましたよね。とてもじゃないけど、こんなしっかりした考えは持っていなかったです。未来の大分はみんなに託した!
さて、大分で働く若手社会人のリアルなお話しを聞くことができた今回。ものすごくよい機会になったのではないでしょうか?!学生のみなさんは『こんなことを聞いてみたい!』という声をぜひカテテまでお寄せください。次回があるかも?しれません。お待ちしてまーす!
WRITER
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美味しいもの、猫、温泉、旅行が好きです。子供のころは久住の大自然の中で育ちました。福岡に住んだこともちょこっとあり。大分の行ってないところ&食べていないものを発掘中。