おおいたではたらく
2020年02月14日
柳井電機工業株式会社若手社員
心地良い公園のようなオフィス、そしてユニークなルールの数々を設けて「仕事」も「働き方」もクリエイトしている柳井電機工業株式会社。社員の皆さんは、どんな充実した日々を過ごしているのでしょう?! 先輩にお話をお聞きしてきました!
お邪魔したのは、こちら!!
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柳井電機工業株式会社
https://favoita.com/companies/25/
創業は1947年。日立製品の販売に始まり、「電気・機械の分野でお客さまの悩み事を解決すること」を使命として工事、メンテナンスまでをワンストップで行っています。その内容は、社会インフラの整備に関わるやりがいのある仕事ばかり。エンジニアから営業職まで、幅広い人材が活躍しており、近年は「日経ニューオフィス賞」を受賞したユニークなオフィスづくりでも話題になっています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 大鶴 舞
- 所属部署
- 柳井電機工業株式会社 社会ソリューション部
- 入社年
- 2019年4月
- 出身地
- 大分県大分市
- 出身学部
- 立命館アジア太平洋大学 国際経営学部
「文系でも大丈夫ですか?!」
大分市内で開催された、県主催の合同企業説明会に参加した大鶴舞さんは、柳井電機工業のブースに立ち寄り、そう尋ねたといいます。返ってきた答えは、「全然大丈夫です!」のひとこと。その会話の相手が柳井社長本人だったことは、のちに採用面接試験を受けた時に気づいたそうです。
大分市出身。大分豊府高校に通っていた大鶴さんは海外に興味があり、漠然と、海外で学んだり、仕事をしたりする将来を思い描いていたそうです。ただ、いざ大学を選ぶとき「日本にもいたいなあ、できれば地元で海外とつながることができたら」・・・という気持ちが強くなり、立命館アジア太平洋大学に進学。留学生がたくさんいる環境で、英語にも身近に触れながら経済のことを学び、グローバルな視野を育んできました。
グローバルな仕事がしたいと思っていた大鶴さんでしたが、転機となったのが所属していた「模擬国連」のサークル。
「政治や経済の課題を議論し、自分たちで条約をつくってみるサークルなんです。おかげで日本の政治・経済にも興味が湧いてきて、自分たちの生活に携われる仕事に就きたいと、考えが変わってきました」
できれば地元の企業で働き、地域社会に貢献したい。そう考えた大鶴さんは、合同企業説明会で地域密着企業を訪問。希望していた企業のほかに、「せっかく来たのだから」とのぞいたブースのひとつが、柳井電機工業だったのです。
事業内容を聞いてみると、「まさに私がやりたかったことだ!」と感じたという大鶴さん。「他の会社とは違う。この会社だったらやりがいがありそうだ」と思えたこと、話をしてくれた人の熱意にも好感を持ったとか。
「後日、それが柳井社長だとわかって驚きました(笑)」
晴れて入社することができた大鶴さんは、営業部に配属されました。といっても、飛び込み営業をしたり、カタログの商品を売ったりするのではなく、お客さまの「悩み事」を解決する仕事。長年の取引先が多く、楽しく社会人生活をスタートできたと振り返ります。同期はほかに5人。入社後、第二種電気工事士の取得が義務付けられており、先輩たちの指導のもと、3カ月後の試験を見事クリア。「文系の私でも大丈夫だろうか?」と思っていた不安もすぐに解消されたそうです。
「ひとりで勉強していたら絶対に合格できていなかったと思います。覚え方や解き方、実技試験の連取まですべて先輩方が付き合ってくれましたし、費用も会社が負担してくれて、ありがたい環境でした」
現在、大鶴さんが担当しているのは、官公庁向けの営業。農業用水のポンプや、上下水道の設備など、社会インフラの設計から工事、メンテナンスまでを担当しています。「こうしてほしい」というよりも、「どうしたらいいかわからない」というお客さんが多いなか、最適な提案をするのが仕事の第一歩。
「わからないことも多いですが、先輩たちに聞けば教えてもらえるので、遠慮せず聞くことにしています。そして、自分でも勉強して、知識を蓄えています」
入社1年目にして、ある仕事に提案・設計から携わり、ゼロから始まる仕事の楽しさ、そして任されることにやりがいを感じているそうです。
「提案は難しい。でも、そこができるようになりたいです」
オープンなオフィスのおかげでいろいろな人と話しやすいこと、そして残業をしない風土が根付いているため早く帰りやすいことは仕事のしやすさの一つ。
「『まだ帰らんのか!』と言われることもよくあります(笑)。いつの間にかひとりぼっちになっていることもあるので、早く帰ろうという意識は強いですね」
大分で就職した理由・大分で働く魅力について
また、いちどは海外で活躍することも考えていた大鶴さんですが、今は「大分でよかった」と心から感じているとか。
「就職活動をするうえで、いちばん大事だと思ったのが住む場所。しんどい時に友人や家族がいなかったら、精神的にキツいと思います。チャンスがあれば、地元がいちばんだと思います」
就職活動中の学生さんへアドバイス
何より、この会社に出合えてよかったと感じている大鶴さんは、これから就職活動をする人たちに、こんなメッセージをくれました。
「いろんなことに興味をもってみるといいと思います。食わず嫌いせず、ちょっとのぞいてみると意外とハマることが見つかることもあると思います。それが、いいきっかけをつくるチャンスなんだと思います」
- 企業データ
柳井電機工業株式会社
WRITER
- rain記事一覧
佐伯市生まれ大分市育ち。大学で関西へ、就職で東京を寄り道してから大分へUターン。地元雑誌社勤務ののちフリーランスに。「帰っても仕事がない」なんて言ってる人に、大分にもスゴい会社、スゴい人がたくさんいることを伝えたい!