おおいたではたらく
2022年11月25日
飲食の力で竹田を盛り上げる
WOODHOUSE株式会社若手社員
大分で美味しいもつ鍋を食べられるお店といえば「陽はまたのぼる」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?その本社である「WOODHOUSE株式会社」は、もつ鍋業態の他にもフルーツパーラーや居酒屋など多くの飲食店を手がけています。今回は、今年入社したばかりの25歳にクローズアップ!経営者になることを夢見て、WOODHOUSEファミリーの一員となった熱き野心の背景にあるものとは?ぜひご一読ください!
お邪魔したのは、こちら!!
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WOODHOUSE株式会社
2012年5月に代表氏田氏が1人で開店した「陽はまたのぼる 竹田本店」からスタートし、現在は、もつ鍋店はもちろんスナックやフルーツパーラー、四川料理など竹田市内、大分市内に8店舗の飲食店を経営。また2022年7月には、ウェルネス事業として完全個室サウナを開店している。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 河野 右京
- 所属部署
- 本部
- 入社年
- 2022年
- 出身地
- 大分県竹田市
- 出身学部
- 国士舘大学 21世紀アジア学部
人生の大きな挫折がターニングポイントに
竹田市出身の河野さんは、地元・竹田とスポーツを愛する25歳。
高校から始めた陸上では、数々の好成績を記録し、大学選びもすべては陸上のため。オリンピックを目指すほど(!)の実力で進学しましたが、大学1年生の頃、大きなケガで陸上を断念するという大きな壁にぶつかったといいます。
「スポーツが大好きで陸上で結果を出してきて、大学進学もすべては陸上のためだったので、心が折れてしまいました。陸上ができない状況の中で、大学に行く意味を見出せず2年生の頃、中退することを決めました」。
心に大きなショックを抱えた河野さんは、大好きな地元へと帰り自分の進み行く道を模索。小さな頃から経営者や社長という立場に憧れていた夢を叶えるため、養鶏場や住宅メーカーなど様々な仕事に就き経験を重ねました。
そんな中、昔から面識のあったWOODHOUSEの氏田社長と話すことで、心打たれるものがあったと河野さんは当時を振り返ります。
「社長の持つ熱さに惹かれました。この人から経営のノウハウを学びたい!と強く感じて、自ら入社志願しました」。
社長の構想の中に、経営者を育てたいという考えがあることを聞いた河野さんは、自分がその中の1人になりたいと志願し入社。1年目の現在は基本的には本部で事務関係をする他、社長の講演会に同行したり飲食店やサウナでスタッフとして働くなど、多くの業務を経験中です。
「今はオープンしたばかりのサウナでの勤務が多いですが、喜んでくれるお客さまの顔を見ているとやりがいを感じますね。ただ、まだ入社したばかりで勤務地が確定していないので、今後はどこに専念するかが大事になると思っています」。
勤務地により就業時間も異なる生活を送る河野さんですが、毎朝5時に起きてランニング!スポーツを愛する心は今でも健在。休日も大好きなゴルフで体を動かしリフレッシュするのがお決まりコースです。
2022年7月にオープンした九州初登場となる、都市型完全プライベートサウナ「SAUNA 竹〜take〜」
刺激を受けながら大きな夢に向かって!
入社前に外から感じていたWOODHOUSEのイメージは、スタッフが一丸となり熱い想いを持つ会社だったという河野さん。実際に入社してからも感じるものは変わらないと言います。
「会社の雰囲気は、どこの店舗に行ってもすぐに分かってもらえると思います。みんな仲が良くて、何かの時には助け合えるチームワークの良さは僕たちの強み。入社時も、初めからみんなに温かく迎えてもらって嬉しかったですね」。
竹田市の土地や後継者不足を見て、いずれは農業法人を設立して街を豊かにしていきたいという夢を持つ河野さん。十人十色の個性が集まり、強みとなりパワーを放つ会社で、将来に向けて日々邁進しています。飲食の力で竹田を盛り上げる若き力は、きっと竹田の新たな道標となるのではないでしょうか。
大分ではたらく魅力
僕は元々地元が大好き。大学は陸上のために県外に出ましたが、そうでなければ出ていなかったと思います。周りの友達もとりあえず都会に出てみようという人が多いのですが、早く帰ってきてほしいなと思います。竹田は小中学校もどんどん統合していきますし、みんなに帰ってきてもらって街を賑やかにしてもらわないと(笑)。地元は人の温かさを感じる場面が多いです。ちょっと距離が近すぎる時もありますけどね(笑)。
学生さんへメッセージ
今は、周りの目を気にしている人が多いなと思います。転職するだけでも周りからの声を恐れている人が多いですが、自分のやりたいと思ったことはすぐに行動したほうがいいと思います。自分の夢を見つけて、叶えるために転職することは決して恥ずかしいことではないと僕は思います。僕自身も昔から商工会議所青年部に入って、地元で頑張る社長さんたちの話をたくさん聞いて、自分の進むべき道のヒントをたくさん得てきました。今、目指すことが見つからない学生さんもいるかもしれませんが、出会いの場を作っていくことで夢や目的が見つかるかもしれません。恐れずに行動することが本当に大切だと思います。
メッセージ動画
- 企業データ
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WOODHOUSE株式会社
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!