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おおいたをたのしむ

2019年10月11日

いよいよ開幕!
大分三好ヴァイセアドラーに会いに行こう!

いよいよ今月末に開幕するVリーグ
大分三好ヴァイセアドラーは、昨シーズンの悔しさを胸に(4勝23敗・9/10位)島原で行われる開幕戦に向けて、最終調整を始めています。母体である三好医院で働きながら、Vリーガーとして戦いに挑む選手たちの姿が今から楽しみです!今日は、チームを代表して辻口選手と小川監督に開幕直前インタビュー。今シーズンへの意気込みと、大分三好ヴァイセアドラーをより楽しむ方法をお聞きしました!

辻口 泰地(つじぐち たいち)選手

1991/5/16 生まれ。兵庫県出身。
180cm、72kg
ポジション:ウィングスパイカー(WS)

大分三好ヴァイセアドラー

今シーズンへの想い

いよいよ開幕しますが、昨シーズンはどんな年でしたか?
辻口選手:
昨シーズンは、1勝を上げるために沢山負けを重ねました。どれだけ練習を重ねても勝利に手が届かない時も多かったので、監督と選手、チーム全体で試行錯誤しながら戦った1年でした。あと1歩が届かず辛かったですね。
その悔しい想いをふまえて、今シーズンの目標は?
辻口選手:
常日頃から、自分の最高のビジョンを持って挑む事です。個々のスキルを上げていけば、チーム全体のレベルアップにつながると思いますし、やっぱり悪いイメージを持っていると、スキルアップの妨げになると思います。昨シーズン同様、厳しい戦いになると思いますが、僕たち日本人選手が外国人選手の負担をいかに減らせるかがチームの勝敗のカギだと思っています。

看護師として、バレー選手として

数ある仕事の中で、看護師を選んだ理由は?
辻口選手:
初めて就いた仕事が看護助手で、やりがいを感じ准看護師の資格を取得しました。バレーをしながら勉強したので大変でしたが、将来を見据えてこの職種を選択しました。人とコミュニケーションを取るのも好きなので、患者さんと一緒に笑いながら楽しく働いています。「針を刺すのが上手になったね」とか、「ありがとう」と言われるととても嬉しいです!
辻口選手が思うバレーの魅力とは?
辻口選手:
バレーはひとつのボールに対して「繋ぐ」というプレーが大切なスポーツ。ボールを繋ぐのは人と人なので、想いをボールに託して、気持ちを込めて繋ぎ合うプレーがバレーの一番の魅力だと思います。なんだか模範解答みたいですね(笑)
大分三好ヴァイセアドラー

ヴァイセアドラーはイケメン揃ってます!

チームの魅力を教えて下さい
辻口選手:
うちのチーム、とにかく仲が良いんですよ。僕が一番上なんですけど、いい意味でみんなはそう思ってないですね(笑)あとは、実はイケメン揃い!ルールとか難しいという人は、まずは人を見て楽しむのもいいと思います。
イケメン揃い!それは、見に行きたくなりますね(笑)
辻口選手:
たくさんいますよ、藤岡、濱本、石橋…。でも一番は辻口ツインズじゃないでしょうか?実は僕は双子で、しかも同じチーム内に弟がいるんです!チーム内のツインズはVリーガーの中でも初めてらしいので、もう少し取り上げて貰えたら嬉しいですね(笑)
大分三好ヴァイセアドラー
大分で好きなところは?
辻口選手:
もう6年目なのに、やっぱり関西弁が出ちゃいますが(笑)、でも大分めっちゃ好きです!環境も関西のような人混みもなくて、暮らしやすいし食事も美味しい。できることなら永住したいくらいですよ(笑)

メッセージ

まだ大分三好ヴァイセアドラーを見たことのない人もいると思いますが、まずは選手を見にきて下さい!選手が必死にボールを追う姿を見られるのは、大分にトップリーグ所属チームがある醍醐味だと思います。あとここには外国人選手もたくさんいるので、世界の選手と触れ合えるのはヴァイセアドラーの魅力だと思いますよ。

小川 貴史(おがわ たかし)監督

1978/12/11生まれ。長崎県出身。

大分三好ヴァイセアドラー

2003年に選手として加入し、現在は監督を務める小川 貴史さん。現役時代はキャプテンを務め、チームを牽引するプレーの数々でチームの成長に欠かせない存在でした。ファンの皆さんからは“Mr.ヴァイセアドラー”とも呼ばれている小川監督に、チームの事や今シーズンに向けてのお話をお聞きしました!

大分で、トップリーグの所属チームとして戦うために

まずはチームの特徴を教えて下さい
小川監督:
私が選手で大分に来たときは、まだ地域リーグでいわゆる実業団チームでした。そこから昇格を重ねて最終的にはトップリーグまで上り詰めましたが、地方のチームがこの舞台で戦えるのは三好医院長はじめ、ファンや地域の人々のおかげだと思っています。うちは看護師など、働きながら選手として戦うチーム。バレーだけに専念している他のチームとは違う所もありますが、同じVリーグの土俵で戦う以上は気持ちは同じだと思っています。
大分のチームとして戦うことへの想いは?
小川監督:
私たちは九州で唯一トップリーグで戦うチーム。そういう意味でもトリニータさんやバサジィさんと同じように、大分のスポーツチームとしてその一角を担っているという意識は大きいと思います。ただ、まだ結果を残せていないので、そのための準備や努力を毎年考えています。うちはファンの方々も本当に温かく、降格しても応援してくれるほどですが、もっと沢山の人に大分に面白いチームがあるぞと思ってもらえるように、大分の魅力が増すよう頑張りたいです。
大分三好ヴァイセアドラー
今シーズンの目標は?
小川監督:
もちろんファイナル6に残るという目標はありますが、昨年4勝で終わった現実をみても、まずはそれ以上の勝ち星を挙げることです。昨年の順位から1つでも上げることが絶対条件なので、1歩ずつ前進していきたいですね。昨年の悔しい経験があって選手たちの意識も高まっているので、そこを土台に技術面も上げていければと思っています。
大分三好ヴァイセアドラー

WRITER

  • 塩月 なつみ
  • 塩月 なつみ記事一覧

    かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!

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