おおいたではたらく
2016年10月14日
梅林建設株式会社若手社員
今回は、大分の建設会社と言えばココ!「梅林建設株式会社」の若き先輩をクローズアップ。言わずと知れた、県下随一の実績を誇る総合建設会社で働く先輩の道のりを赤裸々に語っていただきました。“建設を通して地域社会に奉仕する”という基本理念を胸に、日々現場で戦う24歳の背中をご覧ください。
お邪魔したのは、こちら!!
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梅林建設株式会社
https://favoita.com/companies/425
大分県庁舎や大分県立美術館 (OPAM)などの公共施設、 病院、社会福祉施設、マンション、ホテル、工場、高速道路や大規模トンネル、ダム、鉄道などの公共インフラ…。挙げればキリがないほど、私たちの周りのあらゆる施設を作る梅林建設。建設業における大分のリーディングカンパニーとしてトップに立ち続ける会社の理念や、そこで学び成長する先輩の話を聞いてみてくださいね。社長インタビューもあわせてどうぞ!
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 植木 鷹(24歳)
- 所属部署
- 本社建築部工事課
- 入社年
- 2014年4月
- 出身地
- 大分県大分市
- 出身学科
- 熊本大学 工学部 建築学科卒業
今回お話を聞いたのは入社3年目の植木さん。入社時から本社建築部工事課に所属して現場の最前線に立ち、工期に間に合うよう業者や職人さんを手配するなど、建物が完成するまでのすべてを管理しています。いわば現場の指揮者と言っても過言ではないのでは。24歳という若さにして責任ある立場を任されています。
そんな植木さんが本格的に建設業を志したのは、中学生の頃。
「でも実は、小さな頃からなぜか大工さんに憧れていました(笑)何かを建てるということをしたいと思っていたんですね」。
なんと幼い頃からモノづくりに関心があったなんて、これは生まれもっての建設っ子です!
幼い頃の夢は、成長過程で変化することが多いのですが、植木さんの想いは変わることはありませんでした。ひとつの想いを胸に熊本大学へ進学。建築学科で建築に関わる基本的なことを学ぶ4年間を過ごしました。
就職は大分に帰ることを決めていたという植木さん。「大分の住み易さは十分分かっていましたし、ひとりっ子なので両親の近くに住めたらという気持ちもありました。大分は高速道路も充実しているので、どこへでも気軽に行けるし、気候も安定しているので、やっぱりいいですね」。
県外へ出たことで大分の良さを再確認したという植木さんですが、就職を決めたきっかけは大学3年生の時のインターンシップでした。
現場を体験しながらイメージを掴めたことも大きかったと言いますが、決め手はそこで出会った先輩たちの温かさでした。「先輩たちと接していると、会社の雰囲気も伝わりましたし、そこに温かさを感じたので梅林建設に就職したいという気持ちが強くなりました」。
他にはハウスメーカーなどでも就職活動をしていましたが、会社の雰囲気を感じることができたインターンシップは貴重な体験だったと言います。
小さな頃からの夢を順調に、ひとつずつ実現してきた植木さんですが、就職試験の時は少し苦労したようで…。「試験の時は必ず趣味や特技などの自己アピールがあるのですが、趣味も特技も特になくて…(笑)。その代わりに、小さな頃からこの世界に入りたかったという気持ちや、一度決めたらやり遂げる性格なので、そこを熱く伝えました」。
大学時代のアルバイトもずっと同じ焼肉屋さんで接客業をしていたそうで、本当に何事にも一途!そんな一途な気持ちが念願の建設会社に届きました。
入社してすぐのお仕事は、なんと大分県立美術館(OPAM)!
「本当に入社後すぐだったので、規模の大きさに驚きました。少しでしたが関わることが出来て嬉しかったですね。プリツカー賞を受賞した坂茂先生の作品ですし、誇らしくもあります」。
貴重な経験を経て、初めて最初から最後まで担当した現場は福岡県大牟田市にある病院。先日、久しぶりにその病院を訪れたときはとても感慨深いものがあったと言います。「建設業として、地域のみなさんが必要としているものを建てていると思うので、ちゃんと地域貢献できているんだと思うと嬉しいですね」。
「建設を通して地域社会に奉仕する」という会社の基本理念のとおり、その町のために貢献していると感じる瞬間が一番嬉しいと語る植木さん。いつかはOPAMや大分駅にも負けないような、みんなが利用する大規模な公共施設を建ててみたいという夢を持っています。小さな頃からの夢を叶え、学びながら実現してきた彼なら必ず実現出来ると思います。
最後に就職活動に頑張るみなさんへメッセージをいただきました。
「本当に色んな仕事があるので自分で自分を決めつけないで、たくさんのことを見て、興味がある会社の話は積極的に聞きに行った方がいいと思います。そしてインターンシップは必ず経験した方がいいと感じています。その方が実際働いてからも、自分の想像とのギャップも少ないと思いますよ」。
何事も一途に願い続ければ、夢は叶うということを植木さんの生き方が教えてくれました。壁にぶつかった時は会社の先輩方にアドバイスを聞き、即実践する彼の素直さもまた働く上では大切なこと。好きなことを見つけることや、それを仕事にすることは、愛する地域のための本当の地域貢献なのかもしれませんね。
- 企業データ
梅林建設株式会社
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!