おおいたではたらく
2025年01月24日
出会いを大切に成長を続け、大分にたくさんの安心と笑顔を届ける
東京海上日動火災保険株式会社若手社員
私たちが日々過ごす中で、思わぬアクシデントにあった時に頼りになるのが保険。いざという時のために備えておくと安心ですよね。助けられたことのある方も多いのではないでしょうか。今回はそんな保険会社で働く先輩にお話を聞きました。自分が何を目指して就活していいのか迷いながらも“人との出会い”を導きに、今の仕事に辿り着いたひとりの女性のストーリーをぜひ。
お邪魔したのは、こちら!!
-
東京海上日動火災保険株式会社
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp
創業から140年以上、日本はもちろん世界44ヶ国に拠点を構え、いざという時の「そなえ」を提供する東京海上日動火災保険株式会社。「お客様や社会の“いざ”をお守りすること」というパーパスのもと、根幹となる保険事業で培った知識と経験を活かしながら、時代と共に変化する様々な社会課題の解決に取り組んでいます。
お話を伺ったのはこちらの方。
-
- お名前
- 小林 愛加(コバヤシ マナカ)
- 所属部署
- 自動車営業課
- 入社年
- 2021年
- 出身地
- 大分県大分市
初めての県外生活。京都での出会いや学び
大分で生まれ育ち、京都の大学へ進学。自分のやりたい仕事、わくわくするものは何なのかを探しながら4年間を過ごしたという小林さん。なかなか目指す道が決まらなかった当時を振り返りながらも、アルバイトを通じ京都で出会った人たちは人生の財産になったと話します。
「入学してすぐにアルバイトで入ったお店は高級中華店。そこでは普段出会うことのない大人のお客様や、お店の方にたくさんの事を教えていただきました。18歳の自分にとって、バイトをしている時だけは非日常のような特別な時間でしたね」。
高校生までの自分には経験できなかった社会勉強の毎日。すべてが新鮮で、学びにあふれた4年間だったそう。今でも京都に行った時は顔を出すなど親交があるといいます。本当に人に恵まれた大学生活だったという小林さんは、そのまま京都での就職も視野に入れましたが、その幸せな環境に慣れすぎて甘えてしまうのではないか? 環境を変えた方がいいのでは? と様々な感情が過りました。
「初めての社会人生活で色々大変な思いをしたら、大好きな街を嫌いになるかもしれないと思ったのかもしれないですね」。
幸せで楽しかった思い出のままにしておきたいと、慣れ親しんだ場所を去る決意をし、就活を始めました。
ある人の言葉が大分に帰るきっかけに
大学では現代社会学部に在籍し、経済学や社会学、心理学など様々なジャンルを学んだ小林さん。幅広い知識は身に付いたものの、将来就きたい仕事のイメージは湧かないまま。自分の中にぼんやりとあった会社をいくつか受けながら、インターンシップなど経験していた時に、大分に帰る決意をした出来事がありました。
「ある企業のインターンシップで一緒になった人が、県外に就職した場合に帰省するのはお盆とお正月くらい。この先何回親に会えるのかなと考えたら、やっぱり地元に帰ろうと思ったという話をされていて。本当にその通りだなと胸に刺さったんです」。
その言葉を聞き、当たり前に両親がいる生活がいつまで続くのか、この先結婚や出産となった時、仕事に息詰まった時に親や友達のいない環境を考えたという小林さん。地元にしかない安心感を求め、大分で働くことを決めました。
そんな小林さんが現在働く、東京海上日動火災保険株式会社のインターンシップに参加した時のこと。1DAYでの参加でしたが、その時出会った女性社員との出会いに衝撃を受けたといいます。
「損害サービス部門の方が壇上で話していた時に、ここで働いて良かった! という気持ちがすごく伝わったんですね。この会社には素敵な人がいっぱいで、この会社が好きだという気持ちに溢れていて、すごく魅力的でした」。
将来に悩んでいた小林さんの心を動かしたのは、ここで働く「人」でした。1日で、この会社じゃないと嫌だなと思うほど心動かされたと笑顔をみせます。
先輩のサポートや、お客様からの“ありがとう”が原動力に
現在入社4年目。自動車保険課に所属し、代理店やディーラーに訪問し自動車保険の支援をしています。初年度は分からないことばかりで大変な想いもしながらも、周りの先輩たちにたくさん助けられたという小林さん。
「自分たちも同じ想いを経験してきたから気持ちがわかるのだと、すごくサポートしていただいて本当に有り難いです。そんな日々の積み重ねでここまで来れたと思っています」。
この会社の人の良さに惹かれて入社したことは嘘ではなかったと実感する日々。また、お客様からの何気ない感謝の言葉が何よりも嬉しく、頑張る原動力になっているといいます。
「前に対応したお客様から書類が返送された時に、お礼の言葉を書いた付箋を貼っていただいていて。涙が出るほど嬉しかったですね。ありがとうの言葉が何よりの宝物です」。
入社から年次を重ね、中堅社員になっていくことに若干の焦りもありながら、「年々後輩も増える中で、まだまだ勉強不足。でも、小林なら大丈夫だと思ってもらいたいですね。そして私も自分の仕事にもっと自信を持って働けるようになりたいです!」
もっとみんなに信頼されるようになりたいと、目をキラキラさせて話す小林さん。たくさんの人との出会いを大切にしながら前進する、若き営業ウーマンのこれからが楽しみです。
大分で働く魅力
疲れたら温泉に入って、美味しいお魚を食べていたら自ずと元気になれるのは大分最大の魅力。でもそれは、一度県外に出たからこそ気付けることなのかもしれませんね。お休みの日は大分県内をドライブして、趣味の酒造巡りをしています。お酒大好きなんです(笑)。各市町村の酒蔵限定のお酒を買って、その地方の温泉に入るのが最高のお休みです♡
学生さんへのメッセージ
私は就活をしながらもギリギリまで自分が何をしたいのか、はっきり決めきれずにいました。その時、働く上で自分が何を大切にしたいのかをノートに書いたんです。それはカチッとしたものではなく、例えば「人と話すのが好き」「週末は景色のキレイな場所にドライブしたい」とか「お給料は高い方がいい」とか(笑)。そう書き続けていたら今の会社に辿り着きました。きっと皆さんの中にもはっきりとした目標が持てずにいる人もいると思うので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。小さなことから始めてみたら、大切な何かが見つかるかもしれません。大変な時期だとは思いますが、諦めずに頑張って下さいね!
- 企業データ
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!