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おおいたをたのしむ

2020年02月28日

ほっこりカフェで陶芸体験♪

数多くあるものづくりの中でも、趣味として人気が高い「陶芸」。土をこねて、思い思いの形を作り上げていく行程は奥深く、日常で使う食器やインテリアなどの作品作りに没頭する人たちが増えています。

Art cafe ときのたね

江戸時代からの情緒ある風情が残る大分市戸次本町。ここにある築140年の古民家カフェでは、作家さんに教わりながら作品を作る陶芸体験が行われています。ということで、今回は「Art cafe ときのたね」にお邪魔してきました!

Art cafe ときのたね

縁が繋がり陶芸カフェをオープン!

「ときのたね」を営んでいるのは、25年以上作陶を続ける陶芸作家の千種さん。
まずは「ときのたね」を始めるまでのストーリーをお聞きしました。

Art cafe ときのたね

幼い頃から絵画や芸術に興味を持っていたという千種さんは、奈良県の大学に進学し陶芸を勉強。
当時はまだ「陶芸を女性がするのは体力的に難しい」と言われており、卒業後に陶芸を仕事にするとは全く想像していなかったそうですが、在学中に自身の作品を販売した際、「ここからここまで全部ちょうだい」と千種さんの作品を購入してくれた1人のお客さんとの出会いがきっかけとなり、「こんなに幸せなことがあるなら続けてみよう!」と、陶芸家への道を進むことに決めたのだとか!

Art cafe ときのたね

卒業後は出身である大分市にUターンし、陶芸教室をスタートしました。
「本当に運と縁には恵まれているんです」と話す千種さんは、知人の方から現在の「ときのたね」がある古民家を紹介してもらい、周りの方々のサポートを得ながらリノベーション。

Art cafe ときのたね

2010年11月にカフェスペースとギャラリースペースを設けた「ときのたね」をオープンしました。

“HAPPY”がテーマの作品たち

カフェ内には千種さんの手から生まれた作品がたくさん展示・販売されているのですが、そのどれもに愛らしい顔や「幸せ」という文字が描かれています。

Art cafe ときのたね

千種さんが作る作品のテーマは「HAPPY」

Art cafe ときのたね

「手に取ったときに幸せを感じてもらいたい」と、一つひとつに思いを込めて制作された作品たちは、見ているだけでも自然と笑顔になり、千種さんの温かさや優しさがじんわりと伝わってくるのです。

Art cafe ときのたね

こちらは1月に開催された個展の際に生まれたという「ときのたね星人」。ぽてんとしたフォルムに優しい表情がかわいいですよね!

Art cafe ときのたね

「ときのたね」では、そんな可愛らしい作品を次々と生み出す千種さんに教わりながらオリジナルの作品を作ることができる陶芸体験が人気です。

約1時間で気軽に陶芸を体験!

「ときのたね」では前日までの要予約で、陶芸体験を行っています。
体験は、手びねり(2000円)か、電動ろくろ(3000円)の2つから選択可能。
作品の大きさにもよりますが、どちらも1時間程度の所要時間で2点ほど作ることができるのだとか。

Art cafe ときのたね

もちろん千種さんがサポートしてくれるので、初心者の方でも安心。
素焼きが終わった後にもう一度体験の予約をすると、絵付けもできるそうなので、「最後までこだわって作りたい!」という方にはオススメです!

Art cafe ときのたね

基本的にはカフェのオープン前の時間である10時〜11時半までが体験の時間としているそうですが、ランチタイムの後なども相談に応じてくれるそう。
今度の休日は、美味しいランチを楽しみながら、陶芸の世界を体験してみませんか?

Art cafe ときのたね

またカフェでは定期的に陶芸体験のイベントや、婚活のイベントなども開催しているので、「ときのたね」のFacebookページをチェックしてみてくださいね。

陶芸カフェ ときのたね
〒879-7761 大分県大分市大字大字中戸次4358
TEL:090-9577-1345
営:11:00〜16:00、ランチ〜14:00
休:日曜、月曜

Facebook:https://www.facebook.com/artcafetokinotane/

WRITER

  • TAGARI
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    大分市出身。見たがり・聞きたがり・知りたがりの“たがり”精神で活動する、好奇心旺盛なライター&宅地建物取引士。不動産会社、出版社に勤めたのち、竹田市地域おこし協力隊として移住者支援を担当。久住の山々と星空が好き。だけど関あじはもっと好き。

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