
おおいたではたらく
2016年12月28日
泉光こども園若手社員
もう、かれこれ30数年前。初恋の相手は、幼稚園の先生(確かオオサワ先生)でした。はっきりとした顔立ちで、たくましくやさしい先生だったと記憶しています…。親族以外で初めて触れ合う社会。保育園や幼稚園で学んだことは、自分自身を形成している土台になっていると感じます。仲良くしましょう。優しくしましょう。ルールを守りましょう。とても大切なことを教えてくれる場所で、なくてはならない場所です。
お邪魔したのは、こちら!!
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社会福祉法人 玉林会 幼保連携型認定こども園
泉光こども園最近よく耳にする認定こども園とは? 幼稚園と保育所の機能を併せ持ち、就学前の子どもに幼児教育・保育を一体的に提供するとともに、子育てに関する相談活動や親子の集いの場を提供する施設です。泉光こども園は、宇佐市にある認定こども園。昭和27年に保育園として認可を受けてスタートし、平成27年に認定こども園となりました。子ども達がさまざまな体験を通し、自らが育っていくことに重きをおき、感性豊かな子どもを育てる教育を目指している認定こども園です。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 明石 香穂(26歳)
- 所属部署
- 保育教諭
- 入社年
- 2011年4月
- 出身地
- 大分県豊後高田市
- 出身学科
- 中村学園短期大学部 幼児保育学科
「「幼稚園の先生になる」と幼稚園の頃から言っていたそうです」。そう語るのは、泉光こども園で保育教諭を務める明石さん。その理由は、幼い頃、人見知りが激しかったという明石さんをお母さんのように優しく、温かく抱きしめてくれる先生の存在があったから。その先生のようになりたいという想いは、成長する中でもブレることはなかったそうです。「少しだけ迷うことはありましたが、やはりこの仕事を選んで良かったと思っています」という明石さん。

短大在学中には、カリキュラムにある教育実習の他に、園探しから受入れ交渉まですべて自分で行う自主実習で“現場”を経験した明石さん。「実習でイメージが崩され、思っていた以上に大変な仕事だと実感しました。子ども達がお昼寝している間に掃除や次にやることの準備をしたりと、本当に休む間もないんだなぁと思いました」と、憧れと現実のギャップを感じたのですが、それでも想いは揺るぎませんでした。

教育実習は自分の通った園へ。そして自主実習では、園の前を通ることもあり、以前から何となく気になっていた泉光こども園を選びました。その実習で「子どもの気持ちを一番に考え、意志を持った一人の人間として対等に向き合う」という自身の考えと、園の方針がマッチしていると感じた明石さん。当時求人は行われていなかったそうですが、実習の最終日に履歴書を置いて帰ったそうです。園長さんも彼女の働きぶりや真摯に仕事に取り組む姿が印象的だったようで、その後面接が行われて採用が決定。夢を叶えた明石さんですが「まだまだ課題だらけ。憧れの先生には到底及ばない」と苦笑い。とはいえ、就職から5年、嬉しい出来事もありました。「受け持つ子どもから「明石先生になりたい」と言われたのは、本当に嬉しかったです」と、自身の幼い頃と重なる一言から、大きなやりがいを感じたそうです。また、「子どものおじいちゃん、おばあちゃんまでなら、顔を覚えています」という程の記憶力も、経験が成せる業なのかもしれません。

「私は小心者なので、実習に行く園を決めるとき、知人に話を聞いたり、ネットで調べたりして慎重に調べました。給料の面などでは、やはり福岡の園の方が良かったので正直、少しだけ迷いましたが、地元で働きたいという想いがもともと強かったですし、何より、実際に実習で現場を体験して、子どもとの向き合い方や地域との関わりなどの方針が自分に合っていると感じられる園に巡り会えたので良かったです。他の仕事でも同じことが言えるんじゃないかなと思います」と明石さん。就職活動で大切なことは、自分で調べて動き、情報を手にし、自分が働きたいと思えるところを探し出すことだというのが、明石さんからの就活生達へのアドバイス。保育教諭は専門職ですが、就職後に感じる“やりがい”を探す方法という点では、とても参考になるのではないでしょうか。もちろん、待遇面も大事という人もいるでしょう。それでも、1日の大半を占める仕事の時間。どうせなら充実した時間にしたいですよね。一歩引いて、そこで働くことをリアルに想像してみるのも必要でしょう。想像をするためには情報が必須。それをどのように手にするのか? いろいろな方法を試す価値はありそうですよ。
- 企業データ
社会福祉法人 玉林会 幼保連携型認定こども園 泉光こども園
WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。
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