おおいたではたらく
2023年07月14日
佐伯市から日本を元気にする旗振り役
清家巧貴税理士事務所若手社員
税理士事務所=経営学部や商業科の人の就職先?いえいえ、学部にとらわれないで!
今回お話を伺った加嶋佑香さんは、教育学部出身。学部の垣根を超えて士業の道へと進んだきっかけや職場の魅力など、たくさんのエピソードを聞かせてくれました。
お邪魔したのは、こちら!!
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清家巧貴税理士事務所
https://seike-office.com
https://seike-office.shiraha.jp2011年に設立。10周年を迎えた2022年にレンタルオフィス・コワーキングオフィスを併設した新事務所「saiki FLAGS」をオープン。大分をはじめ九州各地から、笑顔とお金を両立する「グッドカンパニー・グッドコミュニティ組織(企業)」を増やし、地方から日本を元気にすることを目指しています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 加嶋 佑香
- 入社年
- 2023年
- 出身地
- 大分県佐伯市
- 出身学部
- 佐賀大学 教育学部 学校教育課程小中連携教育コース
佐伯市に残る城下町の近く、カフェのような建物の看板には「清家巧貴税理士事務所」の文字。2022年末に完成したばかりの新しいオフィスは、港に停泊する船を思わせるマリンテイストのデザインで、海のまちでもある佐伯市にぴったりの雰囲気です。
加嶋さんが勤めるこの建物の中に入ると、おしゃれで開放的なオフィス空間が広がっていました。同じフロアにはコワーキングスペースがあり、2階にはレンタルオフィスを併設。さらに、レンタル可能な会議室やリラクゼーションとして利用できる酸素BOXルームまで!毎日ハイテンションで出勤できそうです♪
佐伯市に活力をもたらす税理士事務所との出合い
大学卒業後は佐伯市に戻って就職することを決めていた加嶋さん。地元にどんな企業があるのかを知らなかったこともあり、最初は就活にあまり乗り気ではなかったんだとか。そんな中、就活サイトで清家巧貴税理士事務所の求人情報を見つけ、ここに飛び込んでみたいと心惹かれたそう。
「職場のオープンな雰囲気に、心から楽しんで働ける場所だと直感的に感じたんです。また、所長の地元佐伯で新しいことをしようという前向きな志や熱意がとても響きました」。
お客さまの旗振り役として企業の経営支援や事業再生、経営コンサルティングにも力を入れ、地元に元気をもたらそうとさまざまな事業を展開する所長の情熱に惹かれ、清家巧貴税理士事務所へエントリーすることを決めました。
面接では、場作りから学生が緊張しないようにする配慮が感じられ、応募者の人柄を知ろうとする姿勢が伝わってきたそう。採用が決まり、職場に足を踏み入れた時にも同じ空気を感じたといいます。
「所長は忙しい方ですが、話をする際に手を止めてしっかりと向き合ってくださるところや、先輩方やオフィスの穏やかな雰囲気も面接で感じたイメージそのままでした」。
困ったことがあれば柔軟な思考で解決に導いてくれる所長や先輩たちの親しみやすさに、自由な発想でのびのびと仕事ができる心地よさを感じているとのこと。また、経営指針がはっきりと記されたクレド※があることで、スタッフ全員が同じ基準で物事を判断して行動ができることにも好印象を抱いたそうです。
※企業全体の従業員が心がける信条や行動指針
企業に寄り添い、ともに成長するマインドが魅力
新人の加嶋さんは、クライアントの窓口となる主担当の先輩に付いて業務の補助をしながら、税務関係の仕事を覚える日々。加嶋さんはコンサルティング業務にも興味があるそうで、「税務だけでなく、クライアントである企業と同じ目線で一緒に成長していくという仕事の姿勢に感銘を受けました」と語ります。大学で学んだ教育学部での子どもたちに寄り添う教えは、今はクライアントに寄り添うマインドに活かされています。
税務やコンサルティング業については、OJT※1などの社内研修や、銀行、国税局のOB、キャッシュフローコーチ※2の外部講座など、たくさんの教育制度が整っているそう。働きながら税理士やコンサルティング業など、それぞれの道を深めていくためのサポート体制は万全です。
※1 On the Job Trainingの略。上司や先輩が実際の仕事を通じて新入社員や若手社員の教育を行う人材育成の方法
※2 一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会が認定する、経営者の社外CFO(最高財務責任者)として経営数字を使って本業の発展に貢献する存在
就職先として選びたい!魅力的な制度
職場の中で珍しい制度や推しポイントはありますか?と聞いてみると、「ランチに100円でおかずが購入できる“置き型社食”がとてもありがたいんです!ほかには、コワーキングスペースを併設しているので、近隣の方との交流が自然とでき、こんな職場があるということを知っていただく機会にもつながると思います」と加嶋さん。今後、制度の中にネイルサロンを月に1回ほど呼ぶというユニークな計画もあるそう。嬉しすぎる特典ですね♪うらやましい!
市外から採用されて一人暮らしをしているスタッフは家賃補助も受けられるなど、就職先として選びたいと思える要素がふんだんに取り入れられています。
自分の価値は自分自身の中にある
加嶋さんにお会いした時、凛とした佇まいと所作の美しさが印象的でした。聞けば加嶋さんは子どもの頃から高校まで剣道を、大学時代にはカフェやコールセンターでのアルバイト経験があるそう。所長いわく、「加嶋さんは入所早々、電話対応も完璧でした。コールセンターのアルバイト経験が活きているんでしょうね」とのこと。礼儀作法がにじみ出ていたのは、加嶋さんのこれまでの経験で培われたものだったんですね。
最後に、就活生に向けて加嶋さんからのアドバイス。
「就活中は、周りの情報によって自分のメンタルが上がったり、下がったり、不安定になることが多くなりがちです。自分は自分、周りと一緒にしないこと。自分の価値は自分自身の体験や得意なことの中にあって、それが評価につながります。自分の成功体験は裏切りません。就活で活かせるアピールポイントを、自分としっかり向き合うことで見つけてくださいね」と加嶋さんの経験に基づくメッセージをいただきました。
これから税務とコンサルティングの知識を習得し、佐伯市の企業課題解決と充実した働き方のサポート役として、新しい風を吹かせる存在となるであろう加嶋さん。今後の活躍を楽しみにしています!
- 企業データ
清家巧貴税理士事務所
WRITER
- 牧 亜希子記事一覧
planner/writer。特に大分県の観光情報が得意な自称「勝手に大分県の魅力案内人」。友人からのリクエストで旅行プランを立て、アテンドすることも。 特技/取材や撮影に行くことが多いにもかかわらず、「超」が付くほどの雨女。私の行き先ではかなりの確率で降らせます。取材先の皆様、ご了承くださいませ。