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おおいたではたらく

2024年11月08日

生まれ育った場所ではじめの一歩。どんな時も地域の人の笑顔のために
社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院若手職員

人の命に関わる医療の世界。私たちも体調の悪いとき、不安になったときに病院の存在がとても大きな安心感になるものです。今回は昭和50年の創業以来、地域の人に愛され信頼され続ける「佐伯中央病院」で、社会人1年生として頑張る先輩にお話をお聞きしました。仕事も推し活も頑張る、21歳のフレッシュな笑顔の背景をぜひご一読くださいね。

お邪魔したのは、こちら!!

  • 社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院
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    https://www.saikichuo.or.jp

    1975年(昭和50年)創業。小寺内科医院としてスタートし、内科や整形外科をはじめリハビリテーション科、糖尿病内科など幅広い診療をおこなっています。常に、患者様や時代のニーズに寄り添う地域医療に取り組み、地域包括ケアセンターや介護老人保健施設も運営しています。

お話を伺ったのはこちらの方。

  • 社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院
  • お名前
    千股 愛美(チマタ マナミ)
    入社年
    2024年
    出身地
    大分県佐伯市
    出身学部
    F・Cフチガミ医療福祉専門学校 医療秘書科

憧れの仕事と現実の間で

佐伯市に生まれ育ち、地元の高校を卒業後、福岡の医療福祉専門学校へ進学した千股さん。
高校時代は観光や旅行関係の仕事に興味を持っていたといいますが、進路を考えていた頃はちょうどコロナ禍の真っ只中。将来の仕事に不安が募る時、お母さんからのアドバイスがあり医療の道に進むことを決意したといいます。
「観光やバスガイドさんの仕事に憧れはありましたが、コロナ禍で旅行関係の仕事が厳しかったんですね。母から、医療関係なら将来的にもなくなることのない仕事かもしれないねと言われたことがきっかけになりました」。
高校では商業系の勉強をしていた千股さん。簿記なども学んでいたため、それを活かせる医療事務を目指し、専門学校で2年間学びました。

社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院

自分を変えた県外生活

進学を機に、初めて地元を離れて福岡で一人暮らしを始めた千股さん。最初は不安や寂しさも感じながらも、少しづつ慣れていったといいます。
「だんだんと楽しさも感じるようになって、振り返ってみるとあっという間だったなと思っています。今でも、月に一度は福岡に遊びに行くくらいです(笑)」。

社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院

医療の専門分野を学び、大変なこともありながら充実した日々を過ごした2年間。飲食店やイベント関係など、色々なアルバイトをしたことも社会勉強につながったと当時を振り返ります。中でも、ドームでのビールの売り子さんのアルバイトは大きな経験になったといいます。
「興味本位で始めたバイトでしたが、元々人見知りな性格だったので自分の中では挑戦でした。でも、様々なお客様と接して触れ合うことでコミュニケーション能力も身に付いたのかなと感じています」。
このバイトをきっかけに人と話すことに楽しさを感じるようになった一方で、新たな趣味の世界も…。
「ソフトバンクホークスの試合でのバイトだったので野球に興味を持つようになって、今はピッチャーの板東湧梧選手に夢中なんです! だから月に一度福岡へ行くというのもあるんですよ」。

地元と家族への想いが自分の進む道へ

社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院

福岡での2年間は、色々な意味でも実りある時間だったと千股さん。就職を考え、診療報酬請求事務能力認定試験や医師事務作業補助者などの様々な資格取得にも励みました。多くの経験をしながら就活の時を迎え、いつも脳裏にあったのは地元と家族の姿。家族が大好きだという気持ちから、地元へ戻り家族との生活を第一に考え就活を始めました。そんな時思い出したのが、現在働く佐伯中央病院でした。
「高校生の頃にワクチン接種で初めてこの病院に来たのですが、看護師さんや職員の皆さんの優しい対応が印象的だったんです」。
また学校の先生からも、地元で働くのであればと同じ病院を勧められたことも重なり、佐伯中央病院を目指し見事内定を手にしました。
「実習中はできることも少なくて、それが心苦しいことも多かったのですが、職員さんたちも優しくて、ここで働きたい気持ちが強くなりましたね」。

いつも患者さんの笑顔のために

社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院

今年の4月入社したばかりの千股さん。現在はメディカルクラークとして働いています。
「メディカルクラークは主に、先生の仕事をサポートする仕事です。医師事務補助担当として、患者さんの対応や予約、検査などがスムーズにいくよう心がけています。でも、まだまだわからないことも多くて、先生や先輩たちに助けてもらう毎日です」。
患者さんが多いときは1日300人を超える日も!
人の命を預かる大変な仕事ですが、患者さんからの感謝の言葉が千股さんの励みになっているといいます。
「歴史長い病院なので、ずっと前から通っている患者さんも多いのですが、そんな方々から頑張ってね、ありがとうと言われると明日も頑張ろうという気持ちになりますね」。
他にも頑張る原動力は、ソフトバンクホークスの観戦をはじめ、大好きなアーティストのライブへ足を運ぶ“推し活”にあると笑顔を見せる千股さん。休日やプライベート時間でもしっかりリフレッシュして、充実の日々が過ごせています。

専門的な知識も必要な医療の世界。専門学校で学んだことだけではなく、実際の現場は本当に色々なことがあるため毎日が勉強だといいます。これからも地元のために頑張りたいと話す21歳の笑顔は、多くの患者さんの元気の源になるのではないでしょうか。

社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院

地元で働く魅力

仕事で悩んだり辛いことがあっても、家族に話を聞いてもらえることは大きな財産だなと思っています。実家なので食事や洗濯など、申し訳ないなと思いつつ本当に楽をさせてもらっていて(笑)有り難いです。家族が一番近くにいる安心感は、地元で働く最大のメリットだと感じています。

学生さんへのメッセージ

学校など団体の中にいると、就活時は早く内定をもらう人やそうでない人を目にすると思います。どうしても焦ってしまうこともありますが、何事も雑になってはいけないと思うので、自分のペースを大事にしてほしいなと思います。時間はかかっても職場見学やインターンシップも沢山行って、いっぱい悩むことも大切なことだと私は思います。就活中は色々な気持ちになると思いますし、大変なことも多いかと思いますが自分らしく頑張ってくださいね。

企業データ

社会医療法人 小寺会 佐伯中央病院
〒876-0851 大分県佐伯市常盤東町6−30
0972-22-8846

もっと詳しく知りたい方

企業HPはこちら

WRITER

  • 塩月 なつみ
  • 塩月 なつみ記事一覧

    かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!

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