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• 業種

  WEBアプリケーション設計開発、システム開発

  https://www.ruby-dev.jp

  2012年東京都で創業。日本が世界に誇るプログラミング言語「Ruby」を使用し、WEBサービスの企画・提案から設計・実装・運用・保守までのサービスに加え、業務系設計開発や画像認識ソフト、車載マイコンなど民生品・産業用機器類の設計開発、自社製品の開発など幅広い事業を展開しています。仙台、大阪、福岡、ベトナムに支社を持ち、2018年1月には、姫島村にサテライトオフィスを開設しました。

社長インタビュー

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• 企業名

  株式会社Ruby開発

  お名前

  芦田 秀之（アシダ ヒデユキ）

  役職

  代表取締役社長

私たちは今、世界で人気が高まっているプログラミング言語「Ruby」を使い、WEBサービスの開発支援を行っています。Rubyは比較的新しいプログラミング言語なのですが、WEBからロボットなどの小型装置や最近ではゲームまで開発できるほど便利な言語で、開発効率も他の言語に比べ5〜7倍も優れていると言われています。弊社ではこのRuby言語を使う開発でNo.1を目指しており、国内でもTOP3に入るほど多くのRubyエンジニアが在籍しています。
私たちがRuby言語を使って行っている事業は大きく2つ。メインとなるのはWEB系の設計開発や開発の支援。もう1つは画像認証や顔認証システムなどの開発です。弊社にはハードウェア専門のスタッフも在籍していまして、スマートフォンのカメラのセンサー部分などを開発したり、小型装置の開発なども行っています。この2つの事業を組み合わせて他社にはないソリューションを提供できるということが我々の大きな強みです。

「Ruby開発」は2012年、東京で事業をスタートしました。2008年に起きたリーマンショックの影響もあり、当時IT業界は冷え込み、優秀なエンジニアは次々と廃業。前職のIT会社に勤めていた時には、お客さんの事業支社や事業部がなくなったり、地方でエンジニアとして働く社員が解雇されたりという現実を目の当たりにしていました。「どうにかして優秀なエンジニアを救えないか」と考えていた頃、出会ったのがRuby言語だったんです。Ruby言語は生産性も良いし、「これからは絶対にRubyの時代がくる」という話も聞いて。廃業するエンジニアたちにRuby言語のスキルが備わっていれば、彼らは絶対に生き残っていけると確信しました。そこで、専門学校を卒業してから31年間、マイクロコンピューターの開発から運用、ウェブの制作、通信系の装置の開発や大規模システムの運用経験など、IT系の様々な分野で積んできた経験を生かし、地方の優秀なエンジニアを守る会社を作ろうと、Rubyを社名に入れた会社を立ち上げました。

立ち上げてから7年、クラウド上での開発にも優れているというRuby言語の性質を生かして、仙台や福岡、大阪、ベトナムに支社を、そして2018年1月には「姫島ITアイランドセンター」にサテライトオフィスを設けました。私たちの成り立ちは「一人でも多くのエンジニアを救うこと」。姫島村の人口減少は雇用の場がないことに理由がある、という話を聞いた時に、これが私たちの使命だと感じました。そこでRuby言語を使って地域貢献をしたいと、姫島村が掲げる「ITアイランド構想」に参画することにしたんです。嬉しいことに社員の9割が賛同してくれ、さらにこの取り組みが会社の魅力となって「働きたい」と言ってくれる方も増えているんです。ITの総合力を駆使して島の衰退を食い止めるだけでなく、姫島村には最高のIT環境があるということを広めて移住者を増やしていきたいですね。

私たちの仕事は、ネットさえ繋がれば、世界中どこでも場所は関係なく可能です。現在姫島村で行っている仕事はほとんど東京の仕事で、それをクラウド上で行っています。プロジェクトはだいたい3〜5名程度のチームを組んで進めますが、メンバーの拠点は東京や仙台、ベトナムとバラバラ。そのため毎朝社員全員参加のオンラインミーティングを行って、プロジェクトを進行しています。

今、社員には1ヶ月間姫島村体験をしてもらっていまして、気に入ればずっと姫島村で仕事をしても良いよという環境を作っているんです。今後は、Rubyを使って世界中のエンジニアにいつでもどこでも働ける場を提供して、地方の優秀なエンジニアを救ったり、海外の優秀なエンジニアとコラボして日本のエンジニアを育てていきたいと思っています。プログラミングが好きでRubyに興味があるなら、知識がなくても大丈夫。ITを使って地域貢献をしたいと思える方と仕事をしていきたいですね。