おおいたではたらく
2018年01月19日
社会福祉法人 庄内厚生館理事長
- 業種
- 社会福祉事業全般
https://favoita.com/companies/8
1946年創立。社会福祉に関する法律が未整備の時代に、戦災未亡人が働ける授産施設が「庄内厚生館」の始まりであり、2016年をもって創立70周年を迎えました。子どもから障がい者や高齢者、地域の生活困窮者など様々な福祉問題を抱える方々に寄り添う法人経営を目指しています。
理事長インタビュー
- 企業名
- 社会福祉法人 庄内厚生館
- お名前
- 伊藤 大海(いとうたいかい)
- 役職
- 理事長
少子高齢化が進み、地域住民の生活に大きな変化が見られている現在。夫婦の共働きが当たり前になり、子育てと介護が同時にある世帯や障がいのある子どもを高齢になった親が支える世帯、老老介護や認認介護など、様々な福祉ニーズを抱えた世帯が増加しています。それに伴い、私たち社会福祉法人がいかに対応していくかが求められる時代の中で、利用者様の幸せはもとより地域の方々の幸せも追い求めていくことが私たちの責務だと考えています。
これらの役割を持つ社会福祉法人を支えているのは「人財」です。
最近では、福祉を学んでいない学生の入職希望者が増えてきています。私たち「庄内厚生館」では、例え福祉を学んでいなくても安心して仕事に慣れてもらえるような仕組み作りに力を入れています。入社後の「新入社員研修」、専属の先輩がサポートする「チューター制度」、他事業所の職員と合同で行う「法人内研修」、社会福祉士などの国家資格の取得を業務扱いや入学費・授業料全額補助でサポートする「資格取得応援制度」など、仕事に慣れた後でも成長が続けられる制度を整備しています。
元々、法人内に保育所と介護施設を経営していることもあり、子どもや親を預けながら働く職員がいることも特徴のひとつです。また、多様な働き方ができるように育児・介護・復職のための「短時間正規職員転換制度」なども整備しています。今後も常に業務内容を見直しながら、職員の生活の変化にも対応できるよう、「職場全体で互いに支え合う」雰囲気が当たり前に充満することを目指していきます。
職員と地域の方々の旅行
今後の新たな人財には、私たちの法人理念である、「共歩・共笑・共育〜共に歩こう・共に笑おう・共に育とう〜」と「私たちが大切にしたい価値観」に共感してくれる方を望んでいます。私たちは、施設の利用者様だけを支援するというものではありません。利用者様とそのご家族、地域の方々、社会に対して貢献したい、そのためにも様々な専門領域で経験を積みたい、そんな気持ちを持てる職員を求めています。
これからは今まで以上に“子どもたちを安心して育てられる環境”を、ここ由布市庄内町に作っていけないかと模索しています。発達に遅れがみられる子どもを育てる世帯や親亡き後に不安を抱く方々の相談窓口機能も備えたいと考えています。今後は地域に恩返しをする意味でも、まだ構想段階ではありますが、道の駅や観光農園事業を開始して地域の活性化に繋げたい想いがあります。地域の方々が様々な活動に参加し、役割を持ち自分らしい生活が送れるような場を職員と共に築いていきます。このような庄内厚生館に興味のある方やご自分の成長を目指したい方は是非一度、お気軽にお立ち寄りください。
- 企業データ
社会福祉法人 庄内厚生館
- リクルート映像
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!