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おおいたをたのしむ

2016年08月31日

おおいた婚活サバンナを生き抜く!

みんな、婚活してる?!

婚活といえばお見合いや結婚相談所など少々堅苦しいイメージがあったのも今は昔。
最近はお見合いパーティーや街中のお店で開催される街コンなど、「婚活」と構えることなく気軽に参加できるイベントが増えてきました。
婚活をテーマにした漫画やドラマも多いですよね。

その影響もあってか、最近の婚活スタートは20代前半かららしい!

・・・20代前半だったら出会いは普通にあるんじゃないの?と思ってしまうワタクシ。
(ちなみにアラフォー独身街道爆進中。)
これは現状をしっかり把握せねばなりません!

ということで、今日はこちらのお二人に現在の大分県の婚活事情をお聞きしました。
(しらしんけんに!)

左:株式会社 en.(えん)「婚活先生」酒井佐穂さん
婚活、結婚の相談から結婚式のプロデュースまで、なんでも相談できる頼もしい「婚活先生」。今まで何千人と見てきたため、初対面でだいたいの性格を見抜いてしまうスーパーアイの持ち主。

右:ナコウド 村山和寿さん
会員数が1万人を突破、婚活パーティーや1対1のお見合いサービスを企画・運営。時には優しく、時にはするどいアドバイスをくれる辛口ジンジャーエールのような兄貴。

ありのままを語っていただきました。

―まずは現在の大分県の婚活事情をお聞かせいただけますか?

村山さん:センターで開催しているパーティーでは県外出身で大分に就職されている方が参加されるケースが増えてきています。

酒井さん:大分県の方が就職で県外に出ていても、県内で結婚相手を探したいという方は多いですね。実家があるということで、将来的に安心なのかもしれません。

―センターでは他県とのコラボイベントも開催したり情報交換が盛んということですが

村山さん:はい、特に「ながさきめぐりあい(長崎県)」、「えひめ結婚支援センター(愛媛県)」、「北海道出会い応援センター(北海道)」とは頻繁に交流をしていて、コラボイベントだったり、お互いのイベントを見学して参考にさせてもらったりしています。 つい先日も北海道出会い応援センターのスタッフが来られて、イベントを見学されました。

―大分と他県での違いなどはありますか?

村山さん:「大分の人は引っ込み思案ですね」と、いつも他県のスタッフから言われます。
確かに、照れ屋で恥ずかしがり屋な方が多く、一対一のトークではあれほど盛り上がっていたのに、フリータイムになると急におとなしくなり、辺りを窺ってなかなか一歩を踏み出せず、同性同士で話し始めたり、壁の花になったり、本当にもったいないと思います。 スタッフが中に入って後押しをしたり、「女子会、男子会禁止!!!」とアナウンスしたりして、やっと動く感じです。
他県でのイベントでは、男性、女性人気ナンバーワンを発表したり、カップルになった方が前に出て挨拶したり、手を繋いで見送られたりと、大分と比べるととてもフランクにイベントに参加されているなと思います。
大分の参加者にこの話をすると、ほぼ100%「絶対無理です!」という答えが返って来るあたり、県民性の違いを痛感します。

(手を繋いで見送られるっていいなあ。。。)

―最近は20代前半から婚活が始まっているそうですね

村山さん:イベントは年齢層でいうと20代~40代が多いのですが、その中でも最近は20代の方は増えてきましたね。

酒井さん:en.でも相談に来る方で20代前半の方はいらっしゃいますよ。

―イベントに参加される方、相談にこられる方を見て気がつく点はありますか?

酒井さん:男性より女性のほうが「こうじゃないと」という項目が多い気がしますね。
例えば、身長、収入、親と同居、喫煙など全てを気にするような。
結婚して子供を考えるかどうかで、この希望はかなり変わってくると思います。
男性はわりと、相手の年齢が自分の希望とあっていればあとは気にしないという方が多いですね。

村山さん:パーティーは1対1で話した後にフリータイムがあるんですが、そのときに自分から話にいかないとカップルになるのは難しいですね。じっと待っていて他人任せにしても相手は来てくれませんから。自分からアピールしないと。

(なるほど。。。グサグサ刺さります。。。)

―パーティーに参加する際のアドバイスなどはありますか?

村山さん:パーティーだと相手と接する時間が限られているので、最初は目から入る印象で判断しますよね。
身だしなみに気を使っている、清潔感のある方のほうが人気があります。
あとは短い会話の中でどれだけ自分を印象付けるのがうまいかです。
事前にプロフィールシートを書いてもらうんですが、一番ダメなのは何も書かない。
次にダメなのは、要点をまとめきれずに、自分のことをありったけ書くパターン。
このシートを見ながら会話をするので、ポイントを絞った自己PRができる人はうまくいくと思います。

酒井さん:他県のイベントと比べると大分は女性が友達同士で参加する方が多いですね。パーティーで女性同士が固まってお友達になっちゃうケースもよくあるんですが、その場合も女性で盛り上がっちゃうんじゃなくて男性と話さないと!
婚活している同士で気が合うのはわかりますが、何のために来てるのかわからなくなっちゃってますよね。

(本来の目的を忘れないようにしようね)

出会いがないなんてことは、絶対にない!NEVER!

―「出会いがない」というセリフもよく聞きますが。

出会いがないなんてことは絶対にない!(ビシッ)
出会いがないって言いたいだけ!(バシッ)

(は、はいっっ。。。。タジタジ。。)

酒井さん:例えば、生活していてコンビニ、郵便局、銀行、いろいろいくでしょ? どこにでも必ず異性がいるんだから。そういう目で見てないだけ。
意識すれば出会いはそこらじゅうにありますよ。

村山さん:出会いがないって、自分で行動してないだけ。
友達に紹介してもらう、紹介してもらえないんだったら、パーティーに参加する、en.さんに相談に行く、なんでも方法はあるんだから自分から動かないと。

(しょ、承知いたしました。。。!!)

婚活はサバンナだ。

―なかなか最初の一歩が踏み出せない場合はどうしたらいいんでしょう。

酒井さん:例えば、私はなかなか自分から行動できず、婚活が進まない人にこう言うんです。
「なんでこの人が結婚できて自分はできないんだろうって思ったことない?」

(どストライクな質問。。。。)

酒井さん:その人たちは自分ががんばらないといけないって分かってるから、鼻を効かせてコレだ!と思ったときに何回でも追いかけていくわけ。
例えるならピューマ。とにかく走る。捕まえるのは一回でいいんだから。

<参考:ピューマさん>

酒井さん:婚活っていうサバンナがあったら、草の隙間からいいなーと思う人が見えても、だんだん歳をとったら走って追いかけられなくなるでしょう?
若いピューマの中で同じようには走れなくなるんだから。
頭で考えてないで全力疾走で3回くらい走ってみないと!

(はいっ!今からすぐ走ります!!!大分県内一周の勢いで!)

おおいた婚活サバンナを生き抜くには

―いつの間にかサバンナの話になりましたが、最後にまとめをお願いいたします。

酒井さん:勝ち負けでいうのは違うかもしれないけど、婚活はサバンナと同じで戦いの場。
他の人と差をつけるためには、草むらから出て木の上に登って見てみるとか、草むらから尻尾をぴょこっと出して見つけてもらうとか。
最初に言った「こうじゃないと!」っていう自分の範囲を一回捨てて、いろんな角度から人を見れるようになるとうまくいくと思いますよ。

村山さん:パーティーではその時にカップルにならなかったといって諦めるのはまだ早い!実際、「パーティーのときはカップルにならなかったけど、その後連絡を取り、お付き合いが始まって結婚した」という結婚報告も少なくありません。婚活はとにもかくにもポジティブに、チャンスを逃さないように!

まとめ

大分県民は照れ屋で恥ずかしがり屋さんが多いということですので、思い切って行動することが成功する秘訣かもしれないですね!
また、わかりやすく婚活をサバンナに例えて核心をついたお話をいただきましたが、婚活の結末をこうまとめていただきました。

「二人で一緒に水飲み場までいければいい」。

株式会社 en.(えん)

大分市都町3丁目2番24号ホテルザース1階
097-574-4125

ナコウド

大分県大分市中央町4丁目2−19 枡屋ビル5F

WRITER

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    美味しいもの、猫、温泉、旅行が好きです。子供のころは久住の大自然の中で育ちました。福岡に住んだこともちょこっとあり。大分の行ってないところ&食べていないものを発掘中。

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