おおいたではたらく
2024年04月26日
専門外からの挑戦!「いのち」と「想い」を未来へつなぐ
株式会社川原建設若手社員
大分県中津市耶馬溪町にある株式会社川原建設。
1980年(昭和55年)に設立し、河川や道路など公共土木工事を主に手掛ける総合建設会社です。今回は、そんな歴史ある会社で現場監督として奮闘する2人の先輩にお話を伺いました!
若くして責任ある仕事を手掛ける2人が、この仕事に辿り着いた背景にはどんなストーリーがあったのでしょうか?
先輩たちのリアルな就活体験記が、きっと皆さんの将来のヒントになるはず。ぜひご一読くださいね!
お邪魔したのは、こちら!!
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株式会社川原建設
https://favoita.com/companies/843
国土交通省、大分県、中津市、日田市等を主な取引先に公共土木工事を主とする総合建設会社。その技術力は高い評価を受け、優良工事業者として大分県から数々の表彰を受賞。国土交通省からは11年連続17回の工事表彰を受賞しています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 中根 俊介
- 所属部署
- 工務課
- 入社年
- 2016年
- 出身地
- 大分県中津市
- 出身校
- 久留米大学 文学部
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- お名前
- 長友 悠
- 所属部署
- 工務課
- 入社年
- 2015年
- 出身地
- 宮崎県
- 出身校
- 宮崎大学 農学部
入社のきっかけを教えてください
- 中根さん
- 私は久留米の大学に通っていましたが、就活時に勤務地や職種など、はっきりとした目的を持てずにいました。そんな時に、リクナビなどで目に付いたのが現在働く川原建設でした。いろいろな会社で悩んではいたのですが、福利厚生も充実しているし、地元である中津に帰るのもありかなと思ったんです。都会はあまり得意ではないですし(笑)。
大学は文学部で、建設関係とは全く違った勉強をしていましたが、会社説明会で専門外から入社して活躍している先輩のお話をお聞きして、自分にもできるんじゃないかと感じました。 - 長友さん
- 私も同じように特に職種にこだわりがなくて、業種も絞らずにいろいろな会社の説明会に行ってみることから始めました。大学では農学部だったので農業や食品関係の仕事も考えましたが、ピンとくるものがなかったんですね。その頃はまだ土木のイメージはぼんやりとしたものでしたが、現場見学に行った時に面白そうだなと感じました。在学中は森林関係の勉強もしていたので、測量などに触れていたこともきっかけになったのかもしれません。
アットホームな会社の優しさで成長!
入社後の感想は?
- 中根さん
- 入社8年目になりますが、新入社員の頃は年の近い先輩もいたので、すんなり会社に馴染めて嬉しかったのを覚えています。今は長友さんと同じで現場監督として現場の管理をしています。
- 長友さん
- 私が入社した時は今のように若手社員が多くなかったこともあって、先輩たちに手厚く面倒を見てもらったなと思っています。今は増えましたが、その頃は技術職の女性社員もいなかったので、とても有り難かったですね。大学の頃に学んだ測量などは、学校では機械が古くて大変でしたが、実際の現場は機械も新しくて思っていたよりもスムーズにできました。今は現場監督として、現場の管理をしています。最初は先輩について測量や写真の撮り方を学びましたが、今はそれを任されているので、大きな責任を感じています。
“後世に残る仕事”に誇りと喜びを感じて
働く上での喜びや苦労はどんな点ですか?
- 中根さん
- 自分の携わった現場がキレイに完成した姿を見ると、とても嬉しいなと感じます。また、災害時などに自分の生まれ育った土地を修復することで、地元に貢献できることは大きなやりがいです。
経験を重ねて出来る仕事が増えていくのは嬉しい反面、仕事量も多くなるので大変です(笑)。今後は、後輩に指導をしながら仕事を任せ、育てることも自分の大きな役割だと感じています。 - 長友さん
- 工事が終わった時、自分が手がけたものがこの世に残ったなと思うと大きな喜びになりますね。苦労する点は天候に左右されることでしょうか。河川の工事だと雨で増水もあったりと、思うように工事が進まないことも多いんです。今は田んぼの中に工事用の道を作っていますが、自然には勝てないなと感じることが多いですね。
休日はどのように過ごしていますか?
- 中根さん
- 基本はインドア派。ゆっくり過ごす事が多いですが、好きなバイクに乗ることもあります。天気の良い日はバイクで近場を巡ったり、仲間たちと遠出してリフレッシュしています。
- 長友さん
- うちは完全週休二日なので嬉しいですね。大分からの高速道路も便利になったので、延岡の実家に帰ったりしています。
お2人の今後の目標や夢を教えてください。
- 中根さん
- 入社して多くの経験を積み、後輩もできました。これからは後輩たちにしっかりと指導できるような先輩になりたいと思います。
- 長友さん
- 私は元々引っ込み思案な性格でしたが、この会社に入って経験を重ねることで、人とのコミュニケーションにもずいぶん慣れてきました。現場には多くの人が携わるので、コミュニケーション能力はすごく大切だなと感じています。今後は現場監督として、1人でも現場を仕切れるようになっていきたいです!
まずはチャレンジ!多くの仕事を知り、選択肢を増やそう
就職活動に励む学生さんたちにアドバイスをお願いします!
- 中根さん
- 今は、いろいろと悩んだり不安なこともあるかもしれませんが、まずはやってみることが大事だなと思います。“人生はいつでもやり直せると思うので、まず飛び込んでみる!”の精神で挑戦すればその先が開けることもあると思っています。
“もし上手くいかなかったら次がある”というくらいの気持ちで、少しでも興味があったらチャレンジしてみてください。 - 長友さん
- 漠然と何を目指したら良いのか分からない時は、ひと通りいろいろな職種を見てみるのが良いと思います。例えば建設業だったら、その中にコンサルタントなど派生した仕事もあります。様々な仕事をまず知り、選択肢を増やすことが大切だと思っています。
- 企業データ
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株式会社川原建設
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!