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おおいたをたのしむ

2021年09月30日

保護ネコと新しい家族とを結ぶ、しあわせな「にゃんむすび」

猫ちゃんたちがのびのびと楽しそうに寛いでいる様子ってずっと見ていたくなるほど癒されますよね♪

そんな、猫好きにはたまらないスポットが、また一つ大分市内に誕生しました!

今年の7月、大分市の希望が丘にオープンした「かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café」。ここでは子猫から大人の猫ちゃんたちまで個性豊かな保護ネコちゃんたちを愛でながら、美味しい食事を楽しむことができます。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

運営しているのは、大分市内でグループホームの運営や就労支援、訪問看護ステーションなど、障がい福祉サービス事業に取り組む「一般社団法人SW(ソウ)ライフ」のグループ会社「株式会社CFC」。

今回は、動物福祉を通じて、命の尊さを学び合う環境づくりを目指すCFCの事業について、また保護ネコ譲渡型観賞カフェをオープンするきっかけやカフェの魅力についてご紹介します。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

人もネコも幸せに暮らす。社会との交流の輪が広がる場所を目指して

今回お話を伺ったのは、CFCが運営する「かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café」のフロアマネージャーを務める松本沙織さん。以前は障がいのある子どもたちの生活支援をされていたんだそう。そんな松本さんに、まずはCFCの事業内容にも触れていただきました。

松本さん
CFCは2019年に、障害がある方もない方も、地域での活動を通じて人とネコたちがともに助け合い、社会との交流が広がる場所になることを目指して設立されました。
カフェがある大分市希望が丘の建物を拠点とし、2階に障がいのある方の就労支援を行う「就労継続支援B型ワークプレイスb ホープ」、1階に保護ネコたちが暮らす「ニャンコ希望が丘」と、革製品やアクセサリーなど地元で活動している作家さんの作品を展示、販売している「ハンドメイド雑貨 RaiBri」、そして「かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café」が併設された空間を運営しています。

障がい福祉サービス事業をメインに行うSWライフのグループとして誕生したCFCが、就労支援の事業を行うことは納得です。でもなぜ保護ネコ譲渡型観賞カフェなのでしょう・・・?

松本さん
グループホームのメンバーさんが子猫を見つけて保護したことをきっかけに、小さな命を救える方法はないか、メンバーさんとともに考えるようになりました。
その後、グループホーム敷地内にメンバーさんと一緒にお世話をする保護ネコ施設「ニャンコおおす」を併設。ペットとして猫を飼う方が増えている今、保護ネコたちにも新しい家族と出会うチャンスを、そして「生涯家族でいることの大切さ」を伝える活動ができないかと思い、誰もが気軽に立ち寄れるカフェをオープンすることになりました。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

そうして2021年7月に生まれたのが「ニャンコ希望が丘」と「かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café」です。
また就労支援施設を組み合わせることで、障がいのある方の雇用も大きな目的としました。

松本さん
キッチンに入って食器を洗ったり、拭いたり、カフェで使うマスクケースやコースター、紙袋やショップカード、カフェで販売するハンドメイド作品などをワークプレイスbホープのメンバーさんが作ってくれています。またニャンコ希望が丘の猫ちゃんたちのお世話や清掃など、メンバーさんたちの新たな仕事として積極的に取り組んでいます。
猫ちゃんたちと触れ合うことで心おだやかな生活と、仕事としての“やりがい”が生まれているのも嬉しいですね。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

カフェが、あともう一歩で社会復帰ができるのではという方々のために、一般就労に慣れるまでの準備期間としても役立つ場になれば嬉しいとも話してくれました。

障がいのある方の支援と動物福祉を併せ、大きな社会的意義を持つCFCの取り組み。その活動をもっと探るべく、つぎはカフェのほうへ移動してみましょう♪

猫アレルギーの方への配慮も! 大分産の“美味しい”を堪能できる「かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café」

CFCの建物1階にあるカフェスペース。ここには、保護ネコちゃんたちが暮らす「ニャンコ希望が丘」と、革製品やアクセサリーなど地元で活動している作家さんの作品を展示、販売している「ハンドメイド雑貨 RaiBri」が併設されています。

保護ネコちゃんたちが悠々自適に過ごす「ニャンコ希望が丘」とカフェとは、大きなガラス窓で仕切られており、食事をしながら観賞することができます。

今回は特別にプレイルームへ入れていただき撮影! とっても癒されました♪

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

猫ちゃんたちの遊び場とカフェスペースがガラス窓で仕切られているのには、理由があります。
まず、カフェとしての衛生面への配慮と、また猫アレルギーをお持ちの方でも楽しんでもらいたいという思い、そして何より、「猫にストレスを与えることなく、普段の姿を見てもらいたい」という思いがあるのだそう。

また、カフェは猫ちゃんたちを観賞することができるだけでなく、料理の美味しさも魅力の一つ。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

新鮮な野菜やお米、卵、パンなどを作る大分県内の生産者さんとコラボし、ここでしか食べることのできないこだわりの特別メニューを提供しています。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

中でも一番人気はランチプレート。1日30食限定となっているので、早めのご来店を!
そのほか、彩り野菜のキーマカレーや鉄板ナポリタン、キッズプレート、スイーツメニューなどもあり、全部食べたくなっちゃうくらい、どれも美味しそうですね♪

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

また県内のハンドメイド作家さんの作品や、ワークプレイスbホープのメンバーさんが作った可愛らしい作品も販売されていますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café

毎月第3水曜、譲渡会を開催。生涯の家族を迎えるステップに。

CFCでは保護ネコちゃんたちと新しい家族とを結ぶ活動として、毎月第3水曜日に譲渡会を開催しています。

譲渡会ではプレイルームに入って、猫ちゃんたちと触れ合いながら、新しいご家族との幸せな出会いをお手伝いしています。

ただし、「飼いたい」と言えば、安易に譲渡しているわけではなく、保護ネコちゃんが安心して暮らせるように、CFCではいくつかの手順を踏んでいるそうです。

  1. 1譲渡会に参加。
  2. 2里親をご希望してくださるご家族と猫ちゃんとの面会。
  3. 3自宅訪問
  4. ご自宅をスタッフが訪問し、猫ちゃんにとって問題のない環境かどうか、脱走箇所や危険場所がないかをチェック。

  5. 4トライアル
  6. 「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを防ぐために、猫ちゃんが新しい環境に慣れるのか、先住猫がいれば相性があうのか等、トライアル期間中に観察します。

  7. 5正式譲渡
  8. 猫ちゃんが問題なく生活ができているかをスタッフが最終確認したのちに、契約書を交わして正式に譲渡。猫ちゃんのいる新しい生活が始まります!

このように手順をしっかりと踏むことで、猫ちゃんを新しい家族として迎え入れ、生涯を添い遂げる幸せな環境づくりがお手伝いできているそうです。

7月と8月とで2回行われた譲渡会では既に4匹の猫ちゃんたちがトライアルをしているそうですよ。

新たな縁を繋いでいく場を目指して

CFCの事業内容やカフェの魅力などをたっぷり伺った最後に、松本さんへカフェについての今後のビジョンをお聞きしました。

松本さん
カフェでコラボさせていただいている、大分の生産者さんが手がけた新鮮な野菜やこだわりの食材、ハンドメイド作家さんの作品などを集めて、マルシェのようなイベントをしたいなと考えています。メンバーさんもたくさんの作品を作っているので、少しでも多くの方に届けたいですし、お披露目する機会を作りたいですね。
もう一つは、カフェに足を運んでくださったことをきっかけに、現在保護している猫ちゃんと新しいご家族との縁を繋いでいくこと。
もちろんカフェを楽しんでいただきながら、人もネコも幸せな空間を作れたらいいなと思っています。

希望が丘を拠点として活動するCFCの取り組み。
障がい福祉と動物福祉の活動が広がっていくことで、幸せが広がっていくと良いですね!
まずは可愛い猫ちゃんたちに会いにカフェへ出かけてみませんか?

株式会社C F C
〒870-0959
大分県大分市希望が丘1丁目1045-21
かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café
〒870-0959
大分県大分市希望が丘1丁目1045-21
TEL:097-579-6234
営業時間:10:00〜17:00、土日祝9:00〜17:00(ラストオーダー/フード16:00、ドリンク16:30)
定休日:水曜、年末年始
HP:https://kagino-sippo.com

WRITER

  • TAGARI
  • TAGARI記事一覧

    大分市出身。見たがり・聞きたがり・知りたがりの“たがり”精神で活動する、好奇心旺盛なライター&宅地建物取引士。不動産会社、出版社に勤めたのち、竹田市地域おこし協力隊として移住者支援を担当。久住の山々と星空が好き。だけど関あじはもっと好き。

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