おおいたではたらく
2019年12月27日
社会福祉法人 みずほ厚生センター理事長
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- 業種
- 総合福祉施設(高齢者福祉、障がい者福祉、児童など)
https://favoita.com/companies/29/
昭和40年に障がい児施設として設立した「みずほ学園」。
地域、お客様、そして従業員であるパートナーと「共に育ち、共に生きる」地域づくりに貢献しています。現在は老人福祉施設も開設し、利用者の方々一人ひとりのニーズに合わせたサポートを提供しています。また昨年、「おおいた働き方改革推進優良企業」として表彰されました。職員全員に就業規則や福利厚生制度を周知する他、短時間正社員制度や休暇制度の充実など柔軟な働き方を提案しています。
社長インタビュー
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- 企業名
- 社会福祉法人みずほ厚生センター
- お名前
- 大塚 恭弘(オオツカ ヤスヒロ)
- 役職
- 理事長
私たち「みずほ厚生センター」は、主に知的に障がいをお持ちの方々の支援をしています。他にも高齢者、児童などのサービスも含めると10〜70代まで、その年齢層はとても幅広いです。55年の歴史がありますが、20年ほど前から高齢者の介護事業も始め、高齢者そして障がい者の方へのサービスが大きな軸となっています。
利用者さんは約450名いらっしゃいますが、それぞれご家族等との関係性や施設への要望も違います。経営理念にもありますように、私たちは一人ひとりのご意見を聞いて皆さんが満足できることは何なのかという事を、常に模索して行きたいと思っています。
「共育・共生」とは、地域、利用者さん、そして私たちと共に支えあいながらやっていこうという意味を持ちます。地域づくりというのは、理解者を増やしていくことが大事。私たちの力だけでは何事も回っていきませんので、地域と共に歩んでいくことが私たちの目指す方向だと思っています。また私たちは、職員のことを“パートナー”と呼んでいます。経営側と現場がひとつにならないと何事も成り立ちません。上司や部下、色んな立場はありますが気持ちは同じだという想いを込めてパートナーとしています。それに伴い、働き方改革の面でもパートナー全員がよりよく働けるよう、福利厚生を充実させ柔軟な働き方を可能にしています。
求める人材について
まず、素直であることが大切だと思います。個性を持ち、しっかりと自分を持つことも大事なことですが、その中でも素直な人であってほしいです。ここでは、パートナーの意見を取り入れやすくするための委員会活動などの場があります。現場での意見を聞き、それをすり合わせながら生まれた要求や意見を経営会議へあげています。沢山の人の意見を聞き、日頃から問題意識を持ち働く姿勢が大切ですが、心が素直であれば何事も吸収しやすいと思っています。
学生時代に経験してほしいこと&メッセージ
沢山の経験をすることでしょうか。私が大学生の頃は、まだ学生運動などが盛んな頃でした。そこでも、またアルバイトでも多くの経験をしました。今で言うアルソックで警備のバイトをしていましたが、当然ながら周りは全員大人。一般的な常識はもちろん、お酒の飲み方や娯楽も色々教えてもらいました。学生の間にそういう地域の方や、ボランティアの方など色々な人と関わっていけば、それが自分の人脈にも繋がります。人と関わり、経験することが社会に出た時に大きな財産になるのではないかと私は思います。
- 企業データ
社会福祉法人 みずほ厚生センター
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!
経営理念
一人ひとりの尊厳を守り「共育・共生」の地域づくりに貢献する