おおいたをたのしむ
2017年09月07日
姫島においでよ。
1,910人(2017年5月1日時点)が暮らし、七不思議や神話が残る姫島。
東京のIT会社が2社「姫島村にサテライトオフィスをつくる」と話題になったのも記憶に新しいですね。
そんな姫島に呼ばれた気がして、ちょっとお邪魔してきました!
フェリーで島に渡ります。
大分市内を出発して、約1時間半で伊美港に到着。
車を預けてフェリー(片道570円)に乗り込みます。
大きなフェリーなので揺れもなく、出発したのにも気づかなかったほど快適。
約20分で姫島港に到着します!
せっかくならリアルな声が聞きたい!
とうことで、姫島に暮らす『姫島村青年団』のみなさんにお集まりいただきました。
そんな優しい3名の方をご紹介します。
常盤真人さん(31)は、高校から6年間島外で過ごし、消防士への就職を機に姫島に戻る。休日は子どもと自然の中で遊ぶ、子煩悩なワイルドパパ!
尾崎聖哉さん(24)も、高校から5年ほど島外で過ごし、「株式会社おおいた姫島」へ就職を機に姫島に戻る。島の美味しい水産物・農産物を日本中に広める姫島ボーイ。
そして、伊井誉思香さん(26)は、なんと新潟から姫島へ移住して約6ヶ月!現在の務め先「T・プラン」の会社説明会で姫島の人の優しさに惹かれて移住を即決した、頼もしい移住ガール!
さっそく、姫島のことを聞いてみましょう。
まず、姫島村青年団ってなにをしているの?
青年団は、現在は30人程度(内女性5名)。
ゴミ拾いなどの「クリーン活動」をはじめ、毎年10月開催、老若男女が参加する島のビックイベント「村民体育大会」、今年で27回目の開催となった「姫島トライアスロン」の運営など、とにかく島のために活動している団体です!
青年団には、高校卒業〜31歳までという年齢制限があるそうで、昨年は団長も勤めていた常盤さんも今年で卒業。ですが、その後もOBとしてサポートを続けるそうです。(島愛を感じますね!)
姫島は、踊りが熱い
姫島といえば、名物『車えびの踊り食い』をはじめ魚介が美味しいですよね!
それと、綺麗な海と灯台。そして春には旅する蝶として有名なアサギマダラが群舞する。
あとはやっぱり、キツネ踊りですね!
実は島内6地区それぞれにオリジナルの盆踊りがあり、「キツネ踊り」は北浦地区の踊りなんだそう。
この他に「タヌキ踊り」もあり、全部で20種類以上の盆踊りがあるんだそうですよ!
姫島は、治安が良すぎる。
姫島には、信号機は1箇所しかありません。それも、子どもたちが島外にでたときに戸惑わないよう、教育のために作られたのだとか。
留守にしていて家に帰ると玄関にお野菜などの「おすそ分け」が届いていることも日常なんだとか。
誰がくれたのかわからない「おすそ分け」でも気にせず食べられるなんて。信頼感がすごい!
それもそのはず、
「周りのみんなが親戚や兄弟のようなので、安心して子どもを育てられる環境です。」と常盤さん。
姫島では車ですれ違ったときも会釈するそうですよ。(なんだかほっこり。)
そんな姫島も、人口が減っているのがみんなの悩み。
「姫島の良さを知ってもらいたいので、まずは観光をきっかけにしたい。
“住みたい”と思ってもらえたら、島の人はみんな歓迎なのでサポートしてくれますよ。」
実際、移住された伊井さんも引越し当初から、周りのサポートの厚さに驚いたそう。
「お野菜をいっぱいもらったり、まだ揃えていなかった家電を譲ってくれた方もいました。テレビも無いって言ったらくれそうな勢いで、優しすぎて本当にびっくりしました。」
お金がなくても暮らしていけそうな勢いですね!本当に島の方、あたたかい…♥
では、観光でおすすめのスポットは?
まず、みなさん口を揃えて夕日!確かに美しいです…♥
その他のスポットはありますか?
常盤さん「観音崎がおすすめです。昼間も綺麗ですが、岩の間に沈んでいく夕日が神秘的で最高のロケーションです!」(やっぱり夕日推し!)
尾崎さん「最近姫島を撮影しているyoutubeを見て、改めて姫島の美しさ綺麗さに感動したので、動画も是非見てもらいたいですね。」
伊井さん「フェリー乗り場から姫島灯台に続く海岸線『ひめしまブルーライン』をドライブするのがおすすめです!海岸線なので風も気持ち良いし、夕方はもう最高です!」(やっぱり夕日推し!)
サンセットを見ながらロマンチックなドライブデートができちゃいそうですね♥
姫島では、二酸化炭素の排出量がゼロで、島にも地球にも優しいエコカー(2人乗り)がレンタルできます。
エコカーの予約は姫島エコツーリズムのサイトからどうぞ。
姫島に行ってみよう!
ご飯も美味しい、景色も綺麗、フェリーに乗るという非日常感もあって、日帰りなのに何日もいたような、なんだかずいぶん遠くへ来たような気分になりました♪
(時間の流れがちょっと違う気がします。)
姫島でのんびりゆっくり心休まるひとときを過ごしてみてはいかがですか♡
そのまま移住しちゃうかも。
WRITER
- 門 まりこ記事一覧
大分生まれ大分育ち。2年間福岡で生活するも、そそくさと大分へカムバック。からあげが美味しい、お刺身がおいしい、食べ物がなんでも美味しい大分が大好き。故にオトナになった今もすくすくと成長中。(明太子が美味しい福岡も大好き。)