皆さんは「今の時期に咲くお花はなんだろう」と疑問に思ったことはないでしょうか？今回紹介する「くじゅう花公園」は季節により様々なお花を育てています。また、くじゅう花公園はグランピングも可能とのこと。そんな気になる施設を見に行くために竹田市久住町に車を走らせました。

大自然に囲まれたくじゅう花公園

車を降りると目の前には雄大な九重連山が広がっていました。山の緑と空の青、雲の白が夏がやってきたことを教えてくれているような天気でした。

入場ゲートにも花壇があり、綺麗な花々がお出迎え。

入場ゲートの向こうに見えるキラキラした緑にワクワクが止まりません。

入場ゲートを抜けるとシャボン玉が出迎えてくれました。後ろを振り返ると、今通ってきた入場ゲートと久住連山が！

取材日（7月下旬）は、くじゅうガーデンとローズガーデンにお花が咲いているとのことだったので、そこを目指してのんびりと歩きました。

Kuju Garden

まず、くじゅうガーデンをめぐってみました。
９つに分けられたエリアにそれぞれテーマを持って植物を配置しています。

木漏れ日休憩所

素敵な名前の休憩所を発見。冷たいドリンクを持ってのんびり休憩していきませんか。

色とりどりの花々が美しくレイアウトされた園内に石畳の道やベンチがあり、まるで絵本の中の世界に入ったようでした。

Rose Garden

ローズガーデンにもお邪魔してみました。看板がどれもすごく可愛いですね。

薔薇にはそれぞれ色や形に個性があり、見ていて飽きません。

公園の中にはひまわり畑があります。

7月下旬になると開花して一面のひまわり畑に！

品種は「サンリッチアップライト」という、真上を向いて咲くひまわり。花公園へ来られたお客様と一緒に上を向いてコロナ過を乗り越えようとの思いを込めて園芸スタッフさんが植付したそう。

花公園にあるグランピング施設

くじゅう花公園の特徴の一つに絶景に囲まれたグランピング施設があります。夜には満点の星空と花々のコラボを見ることができるそうです。また、宿泊者は夜の花公園の散歩ができ、昼間とはまた一味違った景色を楽しめるそう。

気になるテントの内装を見学してみました。テント内部は外から見るよりも広い印象でした。ベッドやソファもあり快適な時間を過ごせそうですね。炭火やガス火でBBQができるテントもあります。

森の中にあるグランピング施設

少し森の中に入っていくとガーランドで飾られたおしゃれなテントが見えてきました。森の中でグランピングができる特別プランだそう。

すぐ近くには小河が流れていました。涼しげな川の音を聴きながら夜はBBQ、朝はホットサンドとコーヒーなんていかがでしょう？

６万本の苗を手作業で植えていく

どうやってこんなに多くの花々の植え付けを行なっているのだろうと思い、植え付けや除草作業、栄養管理などを行なっている穴見 幸基（あなみ ゆきもと）さんにお話を伺いました。なんと６万本の苗を従業員の方々が一つ一つ手作業で植えていくそう。この日は秋に向けてサルビアの苗の植え付けを行なっていました。荷台いっぱいのトラック６台分以上植え付けていくそうです。荷台にあるサルビアの苗が青々しく輝いていました。

サルビアの植え付け作業を見学させていただきました。苗を次から次へと植え付けていく手捌きは職人技でした。

そんな穴見さんにくじゅう花公園の魅力を伺ったところ、高い建物が周辺にないくじゅう花公園では園内を歩いていると久住、阿蘇、祖母の広大な山々と季節ごとの花々をセットで楽しめることが一番の魅力だと語ってくれました。来園の際は、お花と一緒に山々にも目線を移すとよりくじゅう花公園の魅力を発見できるのではないでしょうか？

くじゅう花公園はお花を見るだけでなくグランピングも体験することができ、友人や家族、カップル、どんなシチュエーションでも楽しめる施設でした。非日常をのんびりと楽しめるそんな「くじゅう花公園」ぜひいかがでしょうか？