
おおいたをたのしむ
2026年02月27日
世界にひとつだけ。自分だけのコンテナハウスで夢を叶えよう
「アーススマート」
四角くておしゃれなコンテナハウス。ここ数年、様々な場所で見かけるようになりましたね。今回は、そのコンテナハウスを手掛ける国東市にある「株式会社アーススーマート」さんを訪ねました!
アーススマートさん自体もコンテナハウス!
外観はもちろん、内装までとってもオシャレで洗練された空間です。コンテナハウスの魅力や、実際に手がけた建物のお話をオーナーの小田義文さんにお聞きしました。
コンテナハウスに出会うまで
元々は建築会社に勤めていた小田さんが独立を決めたのは12年前のこと。
株式会社アーススマートを立ち上げた頃は、それまで積み重ねてきた建築業の技術を活かし、ご縁ある方とのお仕事に邁進していたという小田さん。そんな中、この先も長くこの仕事を続けていくために、他にはない何かを探していたといいます。
「ちょうどWEBが発達してきた頃だったので、インターネットで色んな建物をみていた時にコンテナの事例が目に止まりました。オランダやアメリカなどでは建物、そしてアートとしてもコンテナが数多く使用されていたんです」。
第1号店となった宮崎県・押川春月堂さん 高鍋店
色々と見ていくうちに、自分の持つ技術があればコンテナにも活かせるのではないかと、当時はまだ、日本にコンテナの事例がほぼなかった中で数少ないコンテナハウスを関東や沖縄に見に行ったといいます。
「実際に細かいディテールを見ると、今までの経験や技術があれば大丈夫だと確信しました。とはいえコンテナに関しては初心者。たくさん勉強しましたね」。
日々の建築業と同時に、コンテナに関する勉強を始めた小田さん。そこからHPやSNSを使って集客を試み、少しずつ依頼が舞い込むようになったといいます。
最初のお客様は宮崎県の製菓店の押川春月堂さん。2階建てのテラス付きで、エクステリアまで手がけました。お付き合いは現在も続いていて、小田さんにとっては忘れられないお店だと当時を振り返ります。
コンテナハウスを建て始めるにあたり、最初は職人さんにもなかなか賛同してもらえず苦労したと話す小田さん。新しいことを始めるということの難しさを感じたといいます。やがて第1号店を建てた頃から、ネットを見たお客様からの問い合わせが増えるようになると、大分のみならず九州県内から様々な依頼が舞い込むように。
「コンテナは一般的な家を建てる日数の半分でできるので、費用だけでなく完成までの時間も削減できるのが魅力のひとつ。また、四角い形状のため雨風を面で受け止めることができ、強度にも優れているんです」。
使い方は自由自在!店舗や起業にも
そんなコンテナハウスは現在、様々な分野で使用されています。カフェ、飲食店、美容室、住居、中には趣味のためのコンテナというオーダーもあるそう。アーススマートでは、コンテナを建てることだけでなく、家に関するすべてのことをオーダーできるのも最大の魅力です。
「お庭などのエクステリアや家具などのオーダー、不動産に関してもなんでも相談してほしいです。カフェの看板もコンテナの廃材で作ることもありますよ。お客様の要望には最大限お応えしていきたいですね」。
国東市・自家製酵母パン 麦正さん
二階建て住居兼オフィス
他にも耐震補強や古民家再生も手掛け、お客様のやりたいこと、建てたいものにトータルサポートしてくれるアーススマート。費用面や工期を考えると、新しく起業する人にとってもとても心強い存在です。
「スタートアップ事業としてコンテナで始められる方も多いですね。スイーツ店やコーヒースタンドなど、若い方でもスタートしやすい環境をコンテナを通じて提供できたらうれしいですね」。
コワーキングスペース兼カフェ 国東市・カフェフラットさん
中にはこんなコンテナも。
大分トリニータのトレーラーハウスは、日頃から選手たちが食事場所やトレーニングなどで使用しています。お店や会社だけでなく、どんなシーンでも活躍するコンテナハウス。
今は、30代くらいの方を中心に住居として使う方も増えているそうです。
「防音もしっかりできますし、台風や地震にも強いということが人気の理由のひとつですが、移動できるという点もコンテナハウスならではの魅力。住居兼カフェ、事務所というお客様も多くなっています」。
今は電力会社に頼らず、微生物の力を利用するコンポストイレや水生成装置が搭載された、電力を自給自足できるオフグリッド(※)なものまであるそうです。
※電力会社に依存せずに電気を自給自足する仕組みや状態のこと
宮崎県 細島商店街
長く、お客様と共に歩み続けるものづくりを
様々な使い方ができるコンテナハウス。見た目のかわいさはもちろん、機能性の高さには驚かされるばかりです。小田さんは日々進化や変化をみせる建築業の中で、1番の問題である人手不足の面からもコンテナ事業は新しいツールになると話します。また、どんな時でもお客様と一緒に作り上げる企業でありたいと言葉を重ねました。
「デジタルの時代ではありますが、人と人のつながりは何よりも大切にしたいですね。昔は、基礎から完成までを手掛ける“出入り大工”と呼ばれる建築の習慣がありましたが、その現代版を目指したいです。お客様とは建てたあとも末長いお付き合いをしていきたいですし、お客様の家族の成長も見守れるようなそんな関係を築いていけたらと思っています」。
用途もデザインも、自由にオーダーできるコンテナハウス。その使い方は自由自在。世界にひとつだけの、オリジナリティーあふれる空間をぜひつくってみませんか?
- アーススマート
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〒873-0512 大分県国東市国東町治郎丸427-1
TEL: 0978-73-2680
WEB:https://www.earthsmart.jp
Instagram:https://www.instagram.com/container_customcube/
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- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!























