おおいたではたらく
2016年04月28日
中央発条工業株式会社若手社員
さてさて、『オオイタカテテ』記念すべき第一回目の取材先は、なんと日田市!! 大分県の西の端。天領として栄えた由緒正しき小京都。大分県のなかでもちょっと雰囲気の違う場所ですよね。福岡、熊本へのアクセスもよく、お洒落な人が多いという勝手なイメージがあります。今回は、先輩から大分での就職について学ぼう!!という主旨の『おおいたのせんぱい』で行ってきました。
お邪魔したのは、こちら!!
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中央発条工業株式会社
発条…? 発条とは、ばね(スプリング)のこと。知りませんでした。40を目前にし、まだまだ知らないことばかり。勉強になります。こちらでは、自動車をはじめ、住宅などに使用される金属ばねや金属プレス品の企画から開発、製造、販売まで行っているそうです。自動車や住宅にも…。ばねも奥が深そうです。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 諌山 千紘(23歳)
- 所属部署
- 品質保証部 品質保証課
- 入社年
- 2015年4月
- 出身地
- 大分県日田市
- 出身校
- 宮﨑大学 教育文化学部
人間社会課程言語文化コース
中央発条工業さんで話をお聞きした“先輩”は、諌山千紘さん。2015年4月に入社したばかりの社会人1年生です。日田市出身で、大学は宮﨑大学教育文化学部に進学。学歴だけを見ると、文系から工業系への就職といった感じです。諌山さん本人も「ガチガチの文系です」というのですが。そんな諌山さんがこの会社に決めた最初の理由がコレ
「地元で就職したかった」
なぜ、地元が良いのか? 都会で働きたい。この職種がしたい。そんな思いはなかったのかと気になりますが…「家族や友達がすぐ近くにいる方が安心して頑張れると思いました」と諌山さん。気持ちが大きく傾いたのは、福岡県であった就職説明会。中央発条工業のブースを訪れた時「社長と若手社員の方が来ていて、とても話しやすく、職場の雰囲気が良いんだろうな。働きやすそうな会社だなと思ったんです」と感じたそうです。
そもそも、中央発条工業は、日田ではとても有名な会社で、諌山さんも昔から『良い会社』、『働きやすい会社』だという噂話は聞いていました。それ故に、就職が決まった時、ご両親はとても喜んでくれたそうです。
就職後、社内外の研修期間を経て、現在は、品質保証部品質保証課で働いています。「研修では、作業服を着て工場で働く期間もあって、これまで体験した事のないことばかりで楽しかったです。今は、お客様からの注文に対して要望通りの製品ができているのかをチェックする仕事をしています。まだまだ分からないことだらけですが、私たち新人に1人、教育担当の先輩が付いてくれるのでとても心強いです」。就職活動の時に感じた“働きやすさ”は、間違いなかったようです。何をするかということも大切ですが、毎日通い、何年、何十年と働くということを考えると、働きやすさというのは、想像以上に大切なのかもしれません。「社長が社員全員の名前を覚えてくれていて、声をかけてくるんです」という諌山さん。そうした些細なことが“やりがい”に繋がることもありますよね。
2年目を迎えようとしている諌山さん。今のところ、大きな壁にぶつかったという実感はないそうです。ちょっと悩むようなことがあっても、同期入社の6人や地元の友達と吞みに行ったり、温泉に入ってのんびりしたりして、リフレッシュしているそうです。仕事の面でも、プライベートでもまわりにフォローしてくれる人たちがいる。慣れ親しんだ地元だからこそ安心して仕事に取り組める。社会人として歩み始めたばかりの方にとっては、大切なことかもしれません。
あまりにも上手くいきすぎたかのような諌山さんの就職活動ですが…。自己PRにはかなり手こずったそうです。「自分の人生を振り返ることなんてほぼ初めてじゃないですか、何をどう考えればいいのか分からなくて。就職試験を控えている方々には、余裕を持って取り組むことをオススメします」と諌山さんからのメッセージ。また、「事務職が第一候補だったんですが、広報関係にも興味がありました。自分の大学で学んだことや興味のあること以外にも、少しでも興味がある仕事や会社があれば、迷わず話だけでも聞いてみた方が良いですよ」と語ってくれました。
あれがしたい。これがしたい。それを叶えるために仕事を選ぶことも大切ですが、どんな職場でそれをするのか? それを考えることも必要なのかもしれません。仕事を始めると、オフの時をいかに過ごすかが仕事へのモチベーションに繋がります。職場の環境、プライベートの環境、2つともベストな環境が望ましいのではないのでしょうか。
- 会社データ
中央発条工業株式会社
- プロモーション動画
WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。