おおいたをたのしむ
2021年06月11日
贅沢なひとり時間を楽しもう! – BEAVER SOLO CAMPSITE-
世の中は今、空前のキャンプブーム。中でも、そこかしこで耳にする「ソロキャンプ」。それは周りを気にせず、ひとり時間をのんびり、ゆったりと楽しみたい方に大人気のひとりで行うキャンプのこと。究極の「おひとり様」を体験したいと、私の周りでもソロキャンパー急増中です! 実は大分に、“ソロ専門”のキャンプ場があると聞いて、早速行ってきました。
玖珠インターから約3分ほどなのに、景色は一変!
県道から森の中を抜けると、「BEAVER SOLO CAMPSITE」に到着です。
迎えて下さったのは、代表の鈴木さん夫妻。ご夫婦でこのキャンプ場を経営されています。しかしなぜ、“ソロ専門”なのでしょうか?
「キャンプ場って当然お隣さんがいますし、お子さんが遊んでいたり、となりの煙が運ばれてきたりと、せっかくゆっくりしに行っているのに落ち着かない状況も多いですよね。しかも、一般のキャンプ場ではソロの存在は浮いてしまっていることも多いんです。そういう人たちが、のんびりと気兼ねなくキャンプできる場所を作りたいなと思ってスタートしました」。
確かに、昨今のキャンプブームとコロナの影響も手伝って、大分でもキャンプ場は大人気。1人でゆっくりするには気を使う場面もしばしば。ここなら、誰にも気兼ねせず、大自然の中でくつろぎの時間を過ごせるわけですね!
2019年からオープンしている「BEAVER SOLO CAMPSITE」は、日本初のソロ専門だというから驚き!今は、噂を聞きつけて県外からのキャンパーや、初心者の人も多くいらっしゃるそうです。道具の揃っている方、揃ってない方でも、こだわりのキャンプギア(キャンプで使う道具のこと)がレンタルできるのでこの機会にぜひご利用ください♪ また、「BEAVER SOLO CAMPSITE」の形状はこんな感じ↓↓
※緑の部分がご利用箇所
山の斜面に沿って、棚田のようにしたテントサイト(テントを張る場所のこと)なので、誰にも邪魔されずに自分だけの空間を楽しめます。一面広がったフリーサイトではないので、まさにソロキャンパーにはもってこいの場所なのです。広さはこんな感じです↓↓
区画割はなく、自分の気に入った場所を見つければOK。焚き火台を使用すれば焚き火ができるので、炎を眺めながら調理もできちゃいます♡(地面に直接薪などを置き火を起こす直火は禁止です。)なぜか外で食べる食事ってなんでもめちゃウマ!手の込んだものを作らなくても、おにぎりやカップラーメンも絶品ですよね(笑)
基本的にテントは持参ですが、今は簡易に組み立てられる自立式テントや、女性でも1人で組み立てられるものも沢山あるそう。テントにランタン、バーナーにコンロなど、少しずつギアを揃えていくのも楽しみのひとつですね。テントを支えるロープに欠かせないペグも、こんなにかわいいものも♡(これは奥様自慢のアニマルペグ!)
また、ここには鈴木さんの趣味であるDIYが高じて商品化した、雑貨などもあります♪スプーンひとつ取っても、色んな形があっておもしろい!受付に置いていますので、ぜひチェックして下さいね。
料金は、デイキャンプも宿泊も同一3,000円。
ちなみにソロと言えども友達同士で来て、おとなりにテントを立ててももちろんOK!様々な楽しみ方ができますが、普段忙しい人や定年後の趣味を持ちたい人、癒しのスポットを探している人など、多くの人の居場所になってほしいという鈴木さん。
「せっかくキャンプに来たからと、焚き火しなきゃ肉焼かなきゃ!って方も多いですが、そんなことはなくて(笑)。キャンプに定義はないので、本を読みたい人、ぼーっとしたい人など過ごし方は様々。一日中ゲームをしてる方もいますし、自分が一番気持ちのいい過ごし方をする事が大切なんです」。
確かに。せっかく来たんだから!と、欲張ってしまう気持ちはよくわかりますが(笑)鈴木さんの言うように、自分が一番やりたい事をやって時間を気にせず過ごすのがキャンプの醍醐味。普段の喧騒を忘れ、鳥のさえずりが響く静かな自然の中で非日常を体験して下さいね。
ちなみに近くには、清水瀑園や岳切渓谷などの観光スポットも満載。
湯布院にも近く、少し足を伸ばせば阿蘇山もあるのでツーリングスポットとしてもオススメ。キャンプの前後に楽しんでみてはいかが?
- BEAVER SOLO CAMPSITE
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!