おおいたをたのしむ
2016年11月30日
まるで絵本の世界、バルンバルンの森
まずは写真をご覧ください。
「まるで絵本の世界だ…!」という声も多いこの場所。
その正体は大分県中津市にある、とあるキャンプ場なのです!
「いいね!」数9,000以上! バルンバルンの森の魅力
とあるキャンプ場とは、「バルンバルンの森」のこと。
正式には「洞門キャンプ場」と言いますが、このキャンプ場の管理を任された田代夫妻が15年かけて、人と笑顔で溢れる森をコツコツと作り上げていったのです。
バルンバルンの森のシンボルにもなっているツリーハウスは、ご主人のカズさんが地元の工務店さんと作った作品。子供だけでなく大人も登ることができて、中津市のシンボル八面山の綺麗な姿を一人占めできちゃいます。(ぜひ登ってみてくださいねー!)
そして注目すべきはバルンバルンの森のフェイスブックページ。なんと「いいね!」が9,000を超え(!)、年に2回開催されているマルシェには県内外から約700人もの人が訪れているのです。1,000「いいね!」ごとに撮影される写真もファンにとっては楽しみのひとつ。
7,000・・・
8,000・・・
9,000!
宿泊客のなんと半分以上が大分県外からとのこと。
ここで宿泊後に書いていただいた「HAPPYメッセージ」のいくつかをご紹介します。
また実際に東京から来てバルンバルンの森に宿泊した私の友人に感想を聞いてみると、
「季節の移り変わりの色がとても綺麗。そして何より田代夫妻の人柄がそのまま出ている心地好い場所!」(東京 / 40代男性)
「行き詰まった時や進む時間が見えた時 ふと訪れてお話がしたくなる 温かくて穏やかで愉快な空間」(山梨 / 20代女性)
「自然に癒され、田代夫妻の優しさに包まれた、ゆったりと贅沢な時間と空間を過ごせる、一度行ったらまた帰って来たくなる場所!!」(東京 / 30代女性)
と、共通して「また来たい!!」と絶賛。
そこまで言わしめるバルンバルンの森の魅力を探りに、実際にバルンバルンの森へと潜入してまいりました。
そんなわけで実際にお泊りへ
今回バルンバルンの森に宿泊するメンバーは、おしゃべりが止まらない福岡県在住の女子4人組。
早速バルンバルンの森で販売しているオリジナルTシャツをゲットし、すっかり到着から森気分。
バルンバルンの森ではテント泊の他、ハンモックキャビンへの宿泊も可能。
今回は4人なのでハンモックキャビンの大サイズを予約しました。
ちなみに料金は小サイズで6,000円、大サイズで9,000円ととてもリーズナブル。飲み会1回分くらいの料金で森での時間が過ごせます。
受付を済ませ、早速私達の宿泊場所となるキャビンへと移動。
そして指定された場所へと歩くこと3分。
今回の宿泊場所であるキャビンが、とにかく か わ い い!!!
キャビンの中にはオシャレなカウンター!水道も部屋の中にあって、ちょっと手を洗ったりするのにもとても便利。
今回は冷蔵庫とエアコン付きの部屋を選んだので快適さは抜群…!
目の前には小さな川も流れ、まるで離れコテージのような贅沢さ。
なんでもキャビン内にある棚などは全てご主人のカズさんの手作りなんだとか。
お二人はキツツキ舎というユニットでおしゃれな家具の製作も行っており、バルンバルンの森も奥さんのじゅんこさんが空間デザインをし、その描いた世界をご主人のカズさんが実際にカタチにしているんだそうです。
そんな森と部屋でのんびりしていると、周囲がだんだんと夜の森の色に変わっていきます。
普段忙しくしているとなかなか時間や季節の変化が見えにくいものですが、久しぶりに時間を気にせずたっぷりと自然の中で過ごすことができました。
(あーー、本当にいいところ…!!!!!)
BBQセットなどの貸出や、事前予約で食材の準備なども行っているようなので、夜ご飯はゆっくりと火を囲みながら過ごすのもおすすめ。
(ちなみに私達はガスで焼くたこ焼き器を持参♪)
夜は満点の星空…!!同じ敷地内にあるグラウンドは思わず寝そべりたくなるくらい空が星でぎっしり。天候によっては天の川や流れ星も見ることができますよ。
私達のように女の子同士の利用も多いそうですが、寝袋やマットなどの貸出も充実しているのでアウトドア初心者も安心。
いやー心底リフレッシュした2日間でした。(これはまた来たい)
バルンバルンの森がある中津市は面白い
ちなみにバルンバルンの森がある中津市は、近年たくさんのオシャレスポットが誕生しています。
B-1グランプリで有名な唐揚げが美味しいのはもちろん、山の中にある絶品珈琲&スイーツが頂ける豆岳珈琲さんや、どれを食べても思わず美味しくて唸ってしまう亜細亜食堂cagoさんをはじめ、こだわりのカフェやお店がいっぱい。
温泉も豊富で、翌日まで肌のすべすべが残る西谷温泉や、数種類の露天風呂が楽しめる八面山 金色温泉などはバルンバルンの森から車で30分以内の距離。
昼は中津散策を楽しみ、夕方は温泉に入り、夜はバルンバルンの森で心穏やかな時間を過ごすコースがオススメです。
森の音楽祭やオリジナルwedding、バルンマルシェなどイベントも盛りだくさん!
そんなバルンバルンの森で楽しめるのは宿泊だけではありません。
音楽祭や森を使った結婚式、映画の上映会やトークライブ、またマルシェなどのイベントも開催されています。
森をまるごと貸し切ることもできるので、サプライズや手作りパーティーなども楽しそう…と勝手にドキドキ。アイデアがある人は企画を持ち込んでみてはいかがでしょうか…!
予約は3ヶ月前からwebや電話で受け付けているそう。週末などはやはり人気なので、早目の予約が必須なんだとか。
絵本のような森の世界でゆっくりと過ごす時間、おすすめですよ。
動画はこちら
- バルンバルンの森
WRITER
- yuchico記事一覧
東京のはじっこ生まれ。ライター・編集業をしながら2年間全国を放浪したのち、2016年にとにかくご縁があった大分県にお引越し。現在は中津市にある小さい森のキャンプ場「バルンバルンの森」の企画や広報を担当。日々おおいた暮らしを満喫中。