おおいたではたらく
2017年12月22日
株式会社 エイビス若手社員
一言に『システム』といっても、様々なモノやコトがある。情報処理関連はもちろん、ちょっと飛躍すればサッカーでもフォーメーションのことをシステムと言うことも…。詳しくいえば別物ですが。ざっくりしすぎなくらいざっくり言うと、仕事をより効率的に、効果的にしてくれる優れもの!! という印象です。…間違ってはいないと思います。システムを考え生みだし運用する方たちは、決して表には見えてこない存在ですが、今の世の中、無くてはならない存在だといえるでしょう。
お邪魔したのは、こちら!!
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株式会社 エイビス
https://favoita.com/companies/225
平成9年9月9日に創立した株式会社エイビス。現在は、大分本社に東京支店、大阪営業所の3拠点に63名の社員を擁し、コンピューターソフトウェアの開発及び販売を行っています。なかでも、水質検査や食品検査、大気測定といった環境検査機関向けのパッケージソフトの開発および販売を中心に、これからの高齢化社会に適した病院や介護施設、在宅介護・看護向けの『みまもりシステム』の開発にも力を入れています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 佐藤 紘子(25歳)
- 所属部署
- 環境ソリューション本部 開発部 第1課
- 入社年
- 2015年4月
- 出身地
- 大分県竹田市
- 出身学科
- 九州大学農学部生物資源環境学科
「就職は、大分県内じゃなきゃ嫌だ!!とは考えていませんでした。ただ、一度住んだら、あまり動きたくはない(転勤したくない)という思いは強かったですね。ただ、慣れ親しんだ地元で働くことを選択して正解だったと今では思っています。温泉も最高ですし」と語るのは、エイビスに入社して3年目の佐藤紘子さん。学歴をみると疑問が湧きます。なぜ農学部からIT分野へ?と。「もともと生物が好きで、農学部に進学したんです。大学では土木や測量、林業を学び『土砂災害』の研究をしていました」という佐藤さん、なおさら謎が深まる。「先輩や同級生の就職先は行政が多かったですね。自分は特に分野を決めていなかったので、節操なくたくさんの説明会に参加していました(笑)」。そのなかで、エイビスに出会ったのでした。
「コンパルホールで行われた説明会で初めて話を聞いたのですが、私の考えていた条件が色々マッチして、非常に興味を持ったんです。合ってないのは、業種だけでしたね(笑)。システム関係が未経験でも、入社してから勉強すれば大丈夫!!と自分で思っていました」と、肝が据わっているところも、高評価だったのかもしれません。その後、面接試験の時に感じた『壁がない』という印象も、入社して2年が経っても変わっていないそうです。「昼休みに自然と集まってお弁当を広げて一緒に食べるなんて、社会人になってできるとは思いませんでした」というほどの仲の良さが一つの魅力。
システムやソフトウェアの知識を持たぬまま入社した佐藤さんだが、会社側は、環境系事業の案件が多いため、クライアント側の仕事に精通した知識を持っている所に惹かれたのでした。入社後、座学で勉強しチームで、打合せから開発、リリースまでも模擬で行う研修を行いました。「もちろん、システムを組むのは簡単ではありません。しかし、なにより難しさを感じているのは、コミュニケーションの取り方です。クライアントと打合せをする際、どれだけのことをヒアリングできるかがとても重要で難しいなと感じていますし、課題でもあります。話をいかに聞き出すか…とても難しいです。営業職とどこが違うんだろうと考える時もあります」と、今現在の壁を語ってくれました。
「じっくり育ててくれる」と、自社の教育を語る佐藤さんは、1年目は電話対応や簡単なカスタマイズ、2年目から先輩についてクライアントとの打合せなど現場にも出向いています。そして、独り立ちの時が近づいてきているようです。「先輩の男性社員が育児休暇を取得することになり、そのタイミングで独り立ちしそうです」と、期待と不安の入り交じった複雑な表情を見せる佐藤さん。「コミュニケーションの部分だけでなく、スケジュール調整や予算などなど、学ばなければならないことはたくさんありますが、頑張りたいし頑張れる環境だと思っています」と決意表明。そんな佐藤さんから、学生へのメッセージ「絶対に無理をしないことと、人にも自分にも嘘をつかないこと。譲れない部分は曲げないようにしないと、続けられない、苦しくなって後悔になってしまいますよ」。
- 企業データ
株式会社 エイビス
WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。