おおいたではたらく
2022年04月28日
愛情に満ちた教育・保育を実践
宇佐こども園園長
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- 業種
- 保育事業・認定こども園
昭和22年に開園。幼保連携型認定こども園としての社会的責任のもと、子どもとその家族が安心して社会生活が送れるよう、地域に根ざした健全な園運営が理念。「知」「体」「徳」「食」を根幹としたバランスの良い、愛情に満ちた教育・保育を実践しています。
園長インタビュー
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- 企業名
- 社会福祉法人宇佐福祉会 幼保連携型認定こども園 宇佐こども園
- お名前
- 佐久間 勝之(サクマ カツユキ)
- 役職
- 園長
私たち「宇佐こども園」は、昭和22年の開園から75周年を迎えました。
平成27年度の「子ども・子育て支援制度」に伴い、宇佐保育園から「宇佐こども園」へ移行。幼稚園と保育園の機能や特徴を併せ持ち、教育と保育を一体的に行う幼保連携型認定こども園として新たなスタートを切りました。
健やかな子育ては、まず家庭の幸せから
時代の流れから、様々な保護者の方々のニーズに応えたいという「保護者支援」を大切にしているのは園の特徴のひとつでもあります。こうした体制づくりは私たちの理念に基づくものです。
子どもの発達をしっかり見極めて、いい意味で刺激を与えながら健全な成長を促すというのが私たちの一番の目的ですが、私たちは子どもの幸せのためには、家庭や保護者の皆さんが幸せでないと成り立たないと思っています。そのような思いから園内に「子育て支援拠点」を設けており、入園していないお子様やご家族様、どなたでも遊びに来ることができます。誰もがこの園に来ることでどこか安心できたり、その価値や意義を見出せたらと思っています。特に今は外出することが難しいことが多い状況下の中、ご家族の憩いの場になってほしいという思いです。
また多忙とされる保育業の現場を少しでも改善すべく、働き方改革のひとつとしてICTを導入しています。連絡帳などの業務はアプリで行い子どもたちの体調管理や送迎管理、園の様子などもアプリ内で展開。
これは職員たちの業務軽減だけでなく、保護者さんたちの安心にも繋がることで大変喜ばれているシステムです。保育業界も少しずつ変わりゆく時代の中で、この園に関わるすべての方々により良い時間が共有できればと思っています。
求める人材像
まずは「人が人を育てる」ということの奥深さ、面白さを感じられることが大切です。子どもたちの人生のスタート地点、心と体も伸びる時期に共に過ごすので子どもたちの育ちを追求し、職員間で協力しながら魅力的な保育を展開してほしいと思っています。また自分自身で体験したことで得た驚きや発見、疑問や楽しさを大切にできる人が望ましいと考えています。職員自身が色んなことに興味を持って、ワクワクドキドキできる人でないと子どもたちにも伝えられないのではないでしょうか。また保育の現場は必ず誰かと共に働く場所なので、常に高い意識を持って仲間と協働できることが大切だと考えています。
学生さんへのメッセージ
私の経験から学生時代は、何事も主体性を持って取り組むことが大切だと感じています。勉強や遊び、どんなことでも積極的に経験することが将来の仕事へ繋がることも多いのではないでしょうか。私は海外留学をした際に、初めて無力な自分に気付きました。でも自分の弱さを知ったからこそ何をすべきかが見え、今の自分があるのだと感じています。今しかない時間を大切に、多くの経験を重ねてほしいと思っています。
また保育という業種は子どもたちと生活を共にし、人生の根っこになる最も大切な時期を共有できる仕事です。笑顔にあふれ「ワクワクドキドキ」を子どもと職員と共有できるということは、自分自身の魅力向上にも繋がる素敵な仕事です。多くの人に「保育」という仕事に興味を持ってもらい、保育士(保育教諭)を目指してもらえると嬉しいです。
- 企業データ
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社会福祉法人宇佐福祉会 幼保連携型認定こども園 宇佐こども園
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!
法人理念
「子どもを育む 大人を幸せにする 地域を元気にする 社会に希望を与える」