おおいたのしゅうかつ
2024年12月06日
届け!東京から大分愛♥
大分県東京事務所・坐来大分
大分県の特産品やスポットがメディアで紹介されたタイミングでXを見ていると、おすすめで流れてくる大分のポスト…アカ主は「大分県東京事務所」。
大分県の“東京事務所”ってなんだ? 気になって過去のポストをさかのぼると、大分で今話題になっていることや関東圏で開催される大分県関連の気になるイベント情報がいっぱい。
むむむ、これは詳しく調査してみなくては! ということで、大分県東京事務所にお話をうかがってきました。
東京にある大分県!?大分県東京事務所
大分県東京事務所は、東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線、永田町駅のすぐそばの都道府県会館の4階にあります。
中に入ると、大分県の観光スポットのポスターやパンフレットがずらり。都会のど真ん中になじみのある地域の名前が並んでいるのを見ると、なんだかほっとします(笑)
今回お会いしたのはこちらのお二人。大分県東京事務所の農林水産物担当の玉井健一郎さんと、おとなりの女性は…大分県東京事務所の“Xの中の人”、Mさん(中の人なので、今回は顔出しNGで)です。
身近な大分を東京から発信!
事務所内の観光情報が並ぶ「おんせん県おおいた情報館」では、大分県の各市町村観光課や観光協会と連携して、パンフレットはもちろん、キャンペーンやイベントのお知らせもここに集約されています。大分県への旅の資料集めができる場所になっているのです。
「例えば、“〇〇市に行きたいので新しいパンフレットありますか”とか、“このエリアを回りたいのでどんなルートがいいですか”といった、かなり具体的な大分の旅のご相談に来られる方もいるんですよ」とのこと。旅行会社に行くような感覚で、ふらりと立ち寄れる場所になっているんですね。これからの季節だと、温泉地を周遊するルートをリサーチしに行くのも◎。
地元大分を離れて都内在住の学生の皆さんは、帰省の際に「おんせん県おおいた情報館」に立ち寄って、地元+周辺エリアをめぐりながら実家に帰る、というルートを相談しにいくというのはいかがでしょうか?
「気軽に来ていただいて、大分のタイムリーな話題は積極的にXで発信しているので、ぜひチェックしていただきたいですね。関東在住の方向けのイベントの告知も流していますよ」と、X担当のMさん。
Xでは、関東圏で開催される大分県のグルメを満喫するイベントや、都内で大分の郷土料理が食べられるお店の紹介、地元大分の観光スポットの様子、大分県民ならわかる“大分あるある”ネタ、大分県のゆるキャラ“かぼたん”や“めじろん”も登場(都内での出没情報もときどき告知あり!)。
https://x.com/oitapref_tokyo
「Xは毎日の更新を目指して、皆さんがほっとするような画像と一緒に大分県の楽しいポストをお届けしています! 関東圏在住の方はもちろん、地元大分の皆さんとつながれたら嬉しいです」とMさんからのメッセージ。
つい先日、目標にしていたフォロワー2000人を達成したとのこと! ほのぼのとした大分に癒される大分県東京事務所のXのポスト、ぜひのぞいて、フォローしてくださいね♪
銀座でアーバンな大分を味わう。坐来大分
大分県事務所のXを見ていると、大分県の旬の情報と並んでたびたび登場する「
坐来大分について、農林水産物を担当する大分県東京事務所の玉井さんにお話を聞きました。
坐来大分は、大分県の特産品や大分県ならではの素材を使った商品を販売するいわゆる“アンテナショップ”。ただ、坐来大分はレストランがメインの、大分県の食にフォーカスして大分の醍醐味を伝える“レストラン型アンテナショップ”なのだそう!
さすが食材の宝庫である大分県らしいテーマのアンテナショップですね。ちなみに坐来大分があるのは大人の街、銀座。こんなところに大分が味わえる場所があるなんて…!
店内をのぞいてみると…ほっこり系の大分のイメージとは打って変わって、上品な雰囲気が漂っています。大分県の特産の孟宗竹であしらったシックなエントランス、そこから続くギャラリーには大分県の工芸品やお酒、調味料などの商品が勢ぞろい。
奥に進むとメインダイニングが広がり、天井には竹灯籠を模した照明、壁面には日田杉…と、とにかく大分の一流の素材と技術をまとったインテリアと調度品のしつらえが豪華!
いつもの大分のようで、まるで大分ではないような、不思議な空間に圧倒されます。
「坐来大分の一番大きなコンセプトは“東京で大分を味わうこと”。食を通じて産地である大分県の風土や文化、歴史などを紐づけて知っていただき、総じて大分県を楽しんでもらう場所になっています」と玉井さん。
ということは大分県の旬のグルメや郷土料理も坐来大分で食べられるということですね。
「皆さんがよく知る郷土料理も、少しアレンジを加えてちょっぴりおしゃれな大分の郷土料理となって提供していますよ」とのこと。
味も、雰囲気も、大分のものを使いながら繊細さや高級感が加わることで、違った表情の大分を演出しているのがこの坐来大分なのです。
多彩な大分の美食を産地直送で味わえる
臼杵のふぐやおおいた和牛など、豪華なラインナップのメニューでおもてなしをする坐来大分。どれも人気だと思いますが、おすすめのメニューをおしえてください!
「りゅうきゅうが人気なんですよ。大分のブランド魚であるブリ、味一ネギ、カボスを使った漬けだれなどでつくるスペシャルなりゅうきゅうになっています」と玉井さん。
大分にいても、ここまで大分づくしでつくられたものが食べられる場所はないかもしれませんね。
こだわりは素材だけでなく、スタッフの皆さんの大分の食への想いも際立っているとのこと。
「大分の郷土料理を丁寧に再現できているのは、スタッフの皆さんが大分に足を運んで、生産者の方と会話を重ねて料理のルーツをしっかりと目で見て、耳で聞いて学んでいるからなんです。料理に対する強い想いを“語り部”としてお客さまにもお話しています」。
スタッフの皆さんが大分県での現地研修を経て、料理にとどまらず、大分県の魅力を語る役目を担っているのです。これは坐来大分で食事をする楽しみが何倍にも膨らみますね。
大分県の食材のリサーチや坐来大分への流通については玉井さんが担当。なるべく短い時間で、その時期の食材を大分から手配し、東京で提供できるようにするのは大変な業務なのだそう。
「坐来大分の洗練された料理は絶品です! 私たちも関東圏のたくさんのお客さまに大分県のおいしさを知ってもらえるよう、坐来大分と一緒に大分の情報を発信していきます」と玉井さんが語ってくれました。
大分の一級品を味わうことができる上質な空間は、個室利用もできます。大切な席や会食、特別な方をご招待する場としてセッティングすれば、株があがること間違いなし。ランチもあるので、学生さんはまずお昼に贅沢ランチを堪能しに来てみるのはいかがでしょうか。ここでしか買えない、食べられないオリジナルのおみやげやスイーツも必見ですよ。
さらに、坐来大分では定期的に大分県の食や文化を知るワークショップも開催。毎年恒例の企画にはファンの方もついているほど!
公式サイトや大分県東京事務所のXをチェックしてみてくださいね。
大分のめぐり方や美食など、東京にいながら大分県らしさが楽しめ、情報をゲットできる大分県東京事務所と、坐来大分。大分県出身の方はもちろん、首都圏の皆さんもぜひ足を運んで、大分県にふれてみてはいかがでしょうか。
- 大分県東京事務所
- 坐来大分
WRITER
- 牧 亜希子記事一覧
planner/writer。特に大分県の観光情報が得意な自称「勝手に大分県の魅力案内人」。友人からのリクエストで旅行プランを立て、アテンドすることも。 特技/取材や撮影に行くことが多いにもかかわらず、「超」が付くほどの雨女。私の行き先ではかなりの確率で降らせます。取材先の皆様、ご了承くださいませ。
大分県東京事務所とは…
東京都にある大分県の出先機関で、大分県に関する情報発信・収集を担う組織。
この3つの課に約20名の職員の方が常駐。東京のほかにも福岡や大阪、海外は上海にも大分県事務所はあり、各地域での大分県の情報発信拠点の役割を果たしています。