おおいたではたらく
2022年05月27日
電気自動車の制作を夢見るエンジニア
T-PLAN株式会社若手社員
「サステナブル」や「カーボンニュートラル」など、環境に配慮した社会への動向にふれる機会が増え、皆さんも「生活の中で自分に何ができるのだろうか?」と、きっと考えたことがあるはず。実は大分県は再生可能エネルギーの自給率が全国第一位なんですよ!中でも地熱発電が大きな割合を占めています。
そんな大分県で “究極のエコエネルギー”の追求を目指すエンジニアの方にお話をうかがいました。
お邪魔したのは、こちら!!
-
T-PLAN株式会社
2006年創業。プラントにおける電気設備の保守点検と現地調査試験業務を主に、生産技術や開発設計、設備保全支援の技術コンサルタントなど、企業からの依頼を自社で受託開発、設計。近年では自然エネルギーを利用した超小型電気自動車向けの充電装置「青空コンセント」の開発が注目を浴びています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 安田 麻人
- 所属部署
- 技術部
- 入社年
- 2022年
- 出身地
- 大分県中津市
- 出身学部
- 日本大学 生産工学部
電気のエンジニアとしてT-PLAN株式会社で働く安田麻人さん。今回の安田さんの取材は入社して1カ月も経たないタイミングだったため「まだ何もお話できることがないんですけど、就活生の役に立てるなら…」と謙遜しながらも、安田さんが経験してきたことや現在の仕事に対する思いを丁寧に話してくれました。
就職したからこそ改めて気付いた自分のやりたかったこと
安田さんは中津市出身。大学は大分県から離れたところへ出てみたい、と関東にある日本大学へ進学しました。生産工学部での4年間はレポートに追われることが多く、アルバイトをする時間もなかなか取れないほど忙しい日々だったそう。
大学卒業後は関東で放送機器を扱う企業に就職しました。しかし大学で学んだこととは違う、プログラマーで採用に。同期の人たちは専門的な内容を学んだ人たちばかりでスタートがあまりに違いすぎたこともあり、心が折れてしまいそうになっていたそう。就職して数カ月経ったころ、故郷の中津市で自動車関連の設備業の会社を立ち上げた父親から「仕事を手伝ってほしい」という連絡がありました。その話を受けて、機械の組み立てや配線などのエンジニアの仕事がしたいと自分の正直な気持ちに気付くことができ、父親とともに仕事をすることを決め、中津市へと帰ってきたのでした。
企業理念への共感が夢につながる
父親の仕事を継ぐことも視野に入れて帰郷した安田さんですが、なぜ現在勤めているT-PLAN株式会社に入社することになったのでしょうか。
「父のもとで自動車に関わる仕事をするようになったのですが、それがきっかけで環境問題について真剣に考えるようになったんです。今でこそ電気自動車やハイブリッド車が増えましたが、まだまだメインはガソリン車。環境にいいとは言えませんよね」と、社会が抱える課題をぐっと身近に感じるようになった安田さん。そんなときにT-PLAN株式会社の寺下社長と知り合い、たびたび仕事をすることがありました。
T-PLAN株式会社は電気設備の保全や開発設計などの業務と並行して、超小型電気自動車向けの太陽光の充電装置の開発を手掛けていることを知り、“再生可能エネルギーの地産地消で脱炭素社会を実現”と掲げる事業目標に強く惹かれるようになりました。
「ソーラー発電の完全自給自足は、究極のエコですよね。これからは排気ガスが出ない自動車に世界中がシフトしていくことを見据えた姿勢に強く共感しました」と、寺下社長との出会いから8年越しで転職することになったわけです。どこに出会いがあるかわからないものですね。
少人数だからこその瞬発力と実効力
T-PLAN株式会社は、約30人いる従業員のほとんどが電気や設計、ソフトなどのエンジニア。会社に所属しながら、全国の企業から求められる技術を持った人材が出向して仕事をする少し珍しいスタイルの働き方を取り入れた“技術集団企業”です。安田さんは中津市の事務所で少しずつ新しい仕事を受け持つようになってきました。
「少人数だからこそプロジェクトごとの情報の共有が密にでき、進行状況もオンタイムで把握しているので、不測の事態が起こってもすぐフォローできることが素晴らしいですね」。
また勤務時間は9時から18時までですが、フレックスも取り入れられ、あらゆる面で小回りの利く社内体制を絶賛。ほかの企業を経験してきたからこそ、今の働き方に満足しているそう。
急がずともやりたい仕事にいつかたどりつける
「正直、入社しなければわからないことばかりです。しかしどんな企業を選んだとしたとしても、そこで経験が積めて、見聞が広げられるのは確か。同じ会社でも違う部署に異動したり、仕事をしながら夢を考えたりと、次のステップにつなぐ方法はいろいろあると思います」と、安田さんだからこそ気付けたアドバイス。 自然エネルギーを活用し、自動車を通じて社会貢献を志す安田さんに、今後の目標を聞いてみると「これまでの経験を生かして会社に頼りにされるような存在になっていけたら。そしてエコツーリズムに貢献できるよう、いつか自社で電気自動車そのものをつくるのが夢です」と、笑顔で語ってくれました。
2025年に開催される大阪・関西万博では「空飛ぶクルマ」の運用が実現する予定で、近い将来で日常に実装されるところまできています。大分県内のあらゆる場所に充電スポットが設置され、クリーンエネルギーを活用したモビリティー分野で自然を守る、そんな大分の未来の一翼を担う安田さんが大きな夢を実現させるのを楽しみにしながら、応援していきたいと思います!
- 企業データ
T-PLAN株式会社
WRITER
- 牧 亜希子記事一覧
planner/writer。特に大分県の観光情報が得意な自称「勝手に大分県の魅力案内人」。友人からのリクエストで旅行プランを立て、アテンドすることも。 特技/取材や撮影に行くことが多いにもかかわらず、「超」が付くほどの雨女。私の行き先ではかなりの確率で降らせます。取材先の皆様、ご了承くださいませ。
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