おおいたではたらく
2023年01月13日
夢を叶え、福祉の世界で成長する
社会福祉法人シンフォニー若手職員
小さなログハウスでの雑貨販売から始まった「社会福祉法人シンフォニー」。
障がいのある方が安心して働き、暮らせる社会を目指して、今では大分県下に多くの福祉サービス事業を展開しています。今日は長い歴史ある会社の中で、「サービス管理責任者」として頑張る1人の先輩にクローズアップ!小さな頃からの夢を叶え、福祉の世界で成長を続ける理由とは?
お邪魔したのは、こちら!!
-
社会福祉法人シンフォニー
平成10年に創立し、「安心を創る」という理念のもと、障がいがある方の就労支援やデイサービスなどの様々な福祉事業を展開する社会福祉法人。障がいのある方たちが「まちで働く・まちで暮らす」ためにきめ細やかなサービスを提供しています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 麻生 瞳美
- 所属部署
- 共同生活援助(グループホーム)ファミール
- 入職年
- 2011年
- 出身地
- 大分県津久見市
- 出身学部
- 久留米大学 文学部 社会福祉学科
家族への愛が導いてくれた夢
入職12年目を迎える麻生さん。
曽祖母や祖母と一緒に暮らす中で、幼い頃から介護の仕事がしたいという気持ちが芽生えたと言います。
「孫をとても可愛がってくれる大好きなおばあちゃんたちでした。年齢を重ねると少しずつ出来なくなることも増えていく中で、当時支えてくださったヘルパーさんたちの姿を見て、私もこんな仕事がしたいと思うようになったんです」。
その夢は中学生の頃から具体化され、「介護福祉士」という仕事を将来の目標として考えるようになった麻生さん。高校生の頃先生から、一つの職種に絞らず「福祉」という仕事を広く学んでもいいのではないかというアドバイスをもらい、久留米大学の社会福祉学科へ進学しました。
「福祉の勉強をする中で、3年次の現場実習で知的障がいのある方々の施設に行きました。その実習がとても楽しくて、自分自身もとても充実感のある毎日でした」。
施設の利用者さんたちが実習生との交流を喜び、沢山話しかけてくれたことが今でも忘れられないと当時を振り返る麻生さん。実習を通じて、現場にしかない喜びや学びがあることを身を以て感じた時間だったそう。
就活が現実になった頃、麻生さんは地元である大分に帰ることを決意。
大学で学んだことを活かすべく、福祉の現場を模索していた頃「福祉の仕事フェア」に参加しました。
「多くの企業が並ぶ中、シンフォニーはすごい行列だったんです。会社のことは何も知らなかったのですが、なぜこんなに人気なのかを知りたいと私もその列に並んだんです」。
長い時間その列に並び、代表の村上理事長と話した時、不思議な直感が走ったという麻生さん。
「仕事の内容など、業務的な説明を聞いただけでしたが、すごく楽しかったんです。不思議な感情でしたが、ビビッときたというか(笑)。今思えば、理事長の人柄かもしれませんね」。
そんな感覚を信じ、シンフォニーへの入職を決めた麻生さん。夢だった福祉の仕事をスタートさせました。
安心して働ける環境に感謝し、更なる成長を
入職当初は、就労支援B型事業所で利用者さんの軽作業支援から始まりました。その後も、コンパルホールや大分中央警察署の喫茶事業、デイサービスなど様々な事業を経験。
「最初は利用者さんとの関係に悩んだり、うまくいかないこともありましたが、周りの方々に支えてもらいました。特に理事長には色々な話を聞いてもらって感謝しています」。
会社のトップと職員が何でも話し合える関係性に、シンフォニーという企業の風通しの良さを感じるという麻生さん。
「ここには沢山の事業所がありますが、勤務地はバラバラなのに職員が皆通じ合っているなと感じています。安心して働ける会社でよかったなと感じることが多いですね」。
現在は、サービス管理責任者となり「共同生活援助(グループホーム)ファミール」に勤務。利用者さんたちの支援内容を計画する他、直接的な支援も行なっています。
「一人一人できることは違うので、それぞれに合わせた支援計画を考えますが、誰かの生活を支えるという仕事に大きな責任を感じています。利用者さんが何かひとつでも出来るようになるのに、半年や1年という時間を要することも多いのですが、その成長を感じた瞬間は本当にうれしいですね」。
自分の夢を叶えるためにブレずに歩んだ福祉の道。麻生さんの素直でまっすぐな気持ちが、思い描いていた仕事や企業に辿り着かせてくれたのかもしれません。
大分ではたらく魅力
第一は、家族がいることの安心感でしょうか。大分はごはんも美味しいですし、自然も豊かで程よく田舎ですし(笑)暮らしやすい街だなと実感しています。お休みの日は、旦那さんと一緒に地元である津久見の海に行って釣りをします。津久見の海は本当にキレイなので癒されます。仕事は大変なこともあるけど、リフレッシュできる場所が大分には沢山ありますね。
学生さんへメッセージ
社会人になって思うのは、学生の時はすごく時間があったなあということです。今思えば、もっと遊んだり出かけたりしておけば良かったなと(笑)。社会人には持てない時間が今、皆さんには沢山あるので、興味のあることを経験して、追求してみて下さい。それが、就活に関係のないことでも自分の経験にもなりますし、将来何かに役立つこともあると私は思っています。
メッセージ動画
- 企業データ
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社会福祉法人シンフォニー
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!
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