色鮮やかで瑞々しいフォルムに芳醇な香り。甘さと酸味を併せ持つバランスの良いいちご「ベリーツ」。大分県が8年越しで生産にたどり着いた県オリジナル品種のいちごです。

まるでスイーツのような上品な甘さを持つことから、「ストロベリー」と「スイーツ」を掛け合わせてネーミングされた「ベリーツ」は、シーズンを通じて糖度が高く、濃い赤みが特徴。

そのままでも十分美味しい「ベリーツ」ですが、県内のお店ではより手軽に、そして味力を存分に引き出したメニューやスイーツなども満載。今回はそんな「ベリーツ」を使ったメニューを提供するお店や、今が旬のいちご狩りスポットを訪ねてきました。

バラエティー豊かな「ベリーツ」メニュー

スイーツや料理との相性が良い「ベリーツ」。県内のカフェでは「ベリーツ」を使ったメニューが期間限定で続々と登場しています。

大分市の生石にある海辺のカフェ「ボアソルチ」では、3月から「ベリーツの白玉ぜんざい（お茶付き）」（￥770/税抜）を提供。洋風な見た目が新鮮な、新感覚スイーツです。

移動販売の「かき氷専門店＆移動カフェ SUNRISECAFE」では、「ベリーツタコライス」（￥700/税込）「ベリーツサルサのタコミートドッグ」（￥750/税込）「つぶつぶいちごみるく」（￥500/税込）のほか、クレープやワッフルなどのメニューが4月頃まで楽しめます。

またクリスマス時期には「ベリーツ」を使ったサングリアやシャンパンが登場予定！こちらもお楽しみに。その日の販売メニューや販売場所の詳細はSNSで確認を。

無添加のフレッシュジュースを販売している「くだものかふぇ」では、「ベリーツ」の美味しさをぎゅっと凝縮した贅沢な「いちごジュース」を販売中。（2020年4月末まで。大分・京都エリア限定）「いちごジュース」の写真に「＃ベリーツくだものかふぇ」とつけてSNSに投稿すると素敵なプレゼントが当たるキャンペーン（2020年3月31日まで、先着1,000名様）も行っているので、この機会にぜひ！

県下でも大規模ないちご農園を持つ、豊後大野市三重町にある「あっきらきら農園」では、「ベリーツ」の販売や、「ベリーツ」を使ったサンドイッチ、シュークリームの販売を行っています。

シュークリームは、緒方町にある「洋菓子工房アンティーク」が監修した自慢の一品！ 「ベリーツ」をふんだんに使ったクリームとホワイトチョコが入った生クリームに生の「ベリーツ」をトッピング。クリームの甘さといちごの酸味がバランスよく調和したスイーツは、お土産にもぴったりですね。

旬の味を満喫！ いちご狩りへ出かけよう！

いちごを使ったスイーツや料理も良いけれど、やっぱり新鮮ないちごも思いっきり堪能したいですよね。
「あっきらきら農園」は60アール（6000㎡）の敷地にいちご約4万株が植えられています。

農園の代表が土木・建築士、園長が元SEと、異色の経歴を持つ農家さんなのですが、他業種で培った経験を生かし、栽培方法や販売方法などをアレンジ。酵素濃縮装置などの機械も導入し、高品質のいちごを生産しています。

いちご狩りが楽しめるのは定番人気の「さがほのか」と愛媛生まれのジューシーで少し酸味のある品種「かんなひめ」の2種類。
（※ベリーツは種苗登録手続きの都合上、現在はいちご狩りができません。）
練乳ももちろん販売されていますが、ここでは牛乳・卵不使用の自家製「米アイス」にディップしながらいただくのもおすすめとのことなので、ぜひお試しを！
いちご狩りは5月末まで楽しむことができますよ。

新鮮な採れたていちごに、見た目もかわいいスイーツ。真っ赤に色づいた甘酸っぱい果実を、旬の時期に心ゆくまで堪能してみませんか。