おおいたではたらく
2017年06月30日
エスティケイテクノロジー株式会社代表取締役社長
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- 業種
- 製造業
https://favoita.com/companies/65
我々の生活の身近にある製品のなかで、普段見かける事はなくとも、重要な役割を果たす半導体。今後、その存在意義はさらに重要なものとなってきます。その半導体の製造、製造装置の開発など、半導体にまつわる事業を広く展開するエスティケイテクノロジー株式会社は、1975年に設立され、現在の社名は2000年に変更されたもの。最先端技術で世界と戦うモノづくりの現場を訪ねました。
社長インタビュー
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- 企業名
- エスティケイテクノロジー株式会社
- お名前
- 田﨑 方人(タサキ マサト)
- 役職
- 代表取締役社長
私は大学で機械工学系の勉強をし、故郷である大分に戻ってきて、エスティケイテクノロジーの親会社である鶴崎海陸運輸に入社、技術畑で過ごしてきました。昨年、社長に就任したばかりです。弊社はもともと、鶴崎海陸グループの商事部門として、立ち上がった部署でした。お客様との関係で、半導体関係にも事業を広げていきました。
ちょうど時代の流れに合致した部分もあり、業績を伸ばしていくことができ、今日があります。もちろん、その歴史の中で、諸先輩方が苦労し、チャレンジし、たゆまぬ革新を起こしてくれたからこそです。半導体を始めた頃は、工程を請け負っていたのですが、その仕事の効率化や精度を上げて行くためには何が必要か?当時の方々が、悩み、考える中、お客様からの要請で装置をつくることになり、結果今日の装置メーカーとしてのSTKがあります。ですので、弊社では、お客様の要望に応えること、日々革新が命題です。若い社員を中心におもしろい事をやっていますよ。若い世代が常に考え、行動を起こしてくれています。少し前は、半導体業界も厳しい時代がありましたが、現在は、順調になっています。とはいえ、スピード感などでは、正直韓国に遅れをとっています。これから、日本のメーカーとして勝負するのは、いかに安心なもの、高品質のものを生みだしていくかです。そこで勝負していかなければなりません。それに必要なのが人財です。積極的に若い技術者、力を採用して行きたいです。それは、未来への大切な投資です。
この仕事の特性上、本拠地は大分県ですが、舞台は世界。例えば、県外の都会の大学に進学し先端技術を学んだ方々は、まさか地元でその知識を活かすことができるとは、なかなか考えづらいでしょう。しかし、地方でも世界を相手に、存分にその力を発揮できる仕事がある。そうなったとしたら、これまで帰りたいと思っていたけど、やりたい仕事ができない。そう考えていた学生の方も帰ってこられる。そう思います。そうした受け皿になれればとも思っています。私もそうだったように、生まれ育った場所の魅力って理屈ぬきにあると思いますから。また、どうしても業種的に理数系の方に限られていると思われがちですが、決してそうではありません。文系大学卒業生が、プログラム設計をしていることもありますし、ヘルスケア事業をはじめ、管理部門など、力を発揮できる仕事があります。もちろん、技術部門は電子系の学部にいた方が有利かもしれませんが、理数・文系問わず、興味を持たれたら門戸を叩いてみて欲しい。グループ内での人事交流もありますし、多方面で活躍できる可能性がありますので。社長の私が言うのはおかしいかもしれませんが「STKはおもしろい会社だと思いますよ」。
就職活動をしている学生さんに限らず、弊社の社員にも言うことですが、ぜひ『パートナー』を見つけて欲しい。恋人や結婚相手という意味ではなくて、友人でもいいんです。真剣に相談できる相手を持って欲しい。という意味です。自分が弱った時に助けて貰える相手です。信頼できるパートナーを持つことで、得られるものは非常に多いし、大きいと思います。強くオススメします。また、学生さんは、好きなことに没頭して欲しい。なければ、様々な事にチャレンジして見つけて貰いたい。そして、継続して欲しい。継続することの良さや大切さを感じて貰いたいですね。
- 企業データ
エスティケイテクノロジー株式会社
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WRITER
- 嶋山 哲史記事一覧
上京する仲間を見送り、彼らより充実した仕事、暮らしをココ(大分)で叶えると誓った20代。寝る間も惜しんで働き、遊んだ20代。下積み活きてきた30代。あっという間に40代。一所懸命生きていると自ずと自分の道が見えてくる…? しんけん働こう。