おおいたではたらく
2018年07月31日
株式会社オモテ若手社員
昭和51年創業、中津港の近くに工場を構える「株式会社オモテ」。いち早く3次元CADなどの最新機器を取り入れ、主に一部上場の自動車会社との取引を行なっています。今回は「記憶力がよく、会社の色んなことを覚えていてくれるので大変助かる!」と常務の梶原さんも絶賛する先輩社員、総務部で働く河野さんにお話を伺ってきました。
お邪魔したのは、こちら!!
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株式会社オモテ
「速く、確実に、美しく」を社訓とし、設計、機械加工、製缶、機械組立、自動車部品製造に加えて、IC関連の高い精度を要求される機械加工、検査装置などの新規事業展開を行っています。
お話を伺ったのはこちらの方。
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- お名前
- 河野 恵理
- 所属部署
- 総務部
- 入社年
- 2011年
- 出身地
- 大分県豊後高田市
- 出身学科
- 大分大学 経済学部経済学科
「こんにちは!お待ちしておりました、河野です!」と、会社の玄関を開けた瞬間に元気よく飛び込んできた声。そう、この声の持ち主こそが今回お話をお伺いさせていただく先輩社員の河野さんです。
大分県豊後高田市に生まれ育った河野さん。彼女が株式会社オモテに出会ったきっかけは、職業訓練先で紹介してもらったジョブカフェの存在でした。「もともとジョブカフェという場所があるのは知っていたのですが、訓練校の先生の紹介で訪問し、コーディネーターさんと工場見学へ参加しました。その時のご縁がきっかけで内定をいただき、この会社で働き始めることになりました」。
そんな彼女も今年で入社8年目。「実家から通える大分で仕事をしたかったのもあり、結果的にここで働くことを決めて本当によかったです!」と河野さん。また、入社時から一度も体調不良でお休みしたことがない、という彼女。そんな責任感の強さも彼女が信頼される理由の一つなのでしょう。
現場で働く社員さんについて伺うと、「うちの社員は優しい人が多いです。宇佐や豊後高田出身の方などもいますが、やはり中津出身の方が一番多いですね」と河野さん。彼女自身も毎日豊後高田市から通っており、家から30分の通勤時の運転が日々の気分転換の時間になっているのだそう。
「残業は滅多にないので、仕事終わりに寄り道をして帰ることもありますよ」。
また普段の業務以外のコミュニケーションの場として、忘年会や暑気払い会などのほかに、毎年一泊二日で社員旅行に行くそうです。「去年は西郷どん!の舞台となった鹿児島へ新幹線に乗って行って来ました!」普段は部署が違うのでそこまで現場の方と接する機会は多くないそうですが、この社員旅行がきっかけでゆっくり話すことができるのだとか。週末は家族との時間を大切にできるようにとの配慮から、平日にしかも有給(!)で行われるこの社員旅行。「普段はみなさん作業着なので、何気に職場の人の私服を見れるのも楽しいですね(笑)」
その後工場見学をさせていただくと、工場内には3次元CADで設計する部署をはじめ、大きい機械をプログラミングで操作したり火花を散らしながら加工している部署もあり、その幅広いものづくりの現場に驚くばかり。
「やっぱりうちの会社は現場を見ていただくのが分かりやすいですね」という河野さんの言葉通り、現場でそれぞれの任務に真摯に取り組んでいる社員さんたちの姿がとても印象的でした。
最後に就職活動を頑張る皆さんにメッセージをいただきました。「就職活動は色んな会社さんを見るチャンス。大きい説明会にもっと顔だして、売り手市場だから選んでやるんだ!という気持ちでぜひ積極的に色んな企業さんを覗いてみてください。働く場所は一箇所なので、就職活動中はたくさん失敗しても大丈夫です!」
「これまで以上に現場の人の手助けができるように頑張っていきたい」と、笑顔でこれからの抱負を話してくれた河野さん。高い技術力で日本のものづくりを担う「株式会社オモテ」の現場を支える縁の下の力持ちとして、彼女の活躍の幅は更に広がっていくことでしょう。
- 企業データ
株式会社オモテ
WRITER
- yuchico記事一覧
東京のはじっこ生まれ。ライター・編集業をしながら2年間全国を放浪したのち、2016年にとにかくご縁があった大分県にお引越し。現在は中津市にある小さい森のキャンプ場「バルンバルンの森」の企画や広報を担当。日々おおいた暮らしを満喫中。