おおいたではたらく
2019年06月14日
大分部品株式会社代表取締役
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- 業種
- 自動車関連部品の組立、設計。(それに伴うソフトウェア開発、自動車用低圧電線の製造ほか。)介護事業など。
1989年(平成元年)、親会社である矢崎部品株式会社の現地法人として大分県佐伯市に設立。自動車関連の部品組立、電線製造、電子関連開発事業を軸とし、介護事業も含めた4つの業務を展開。常に地域社会に信頼され、協力され、親しまれる会社作りを目指します。また日々、新しい技術やシステム開発に挑戦し、車づくりの一端を担うべく努力を重ねています。
社長インタビュー
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- 企業名
- 大分部品株式会社
- お名前
- 仲亀 利幸(ナカガメ トシユキ)
- 役職
- 代表取締役
私たち大分部品株式会社は1989年12月に設立されました。当時から少しずつ変化を遂げながら、現在は自動車部品関連を中心とした4つの事業展開をメインとしています。
- 電線工場(自動車用低圧電線を製造、供給。)
- 部品組立(自動車用組電線:ワイヤーハーネスに使用する構成部品の製造。)
- 電子開発設計室(J/B ECUの組込みソフトウェアの設計、評価及び分析試験)
- 介護部(ホームヘルプサービス「ひまわり竹田」、グループホーム「湧水の郷」)
ここに進出させてもらい30年が経ちますが、現在社員は208名。企業理念にもありますように、まずは地域社会に信頼される企業になることを一番に掲げています。そのために、この業界では当然ですが環境や安全については第一に考え、定期的な外部審査を受け続けています。そして地域の方々に何かできることはないかと、朝の通学時に小学校の交差点に立たせてもらう立哨(りっしょう)や、会社の下の道路を清掃する美化活動などは積極的に取り組んでいます。特に美化活動は休日の土曜日に自主性でやっていますが、半数以上の社員が参加してくれている姿をみると、会社の考えに賛同してくれているのだと実感しています。
お花見の様子
そして特に若い世代の方々に向けては、「創造性のある人材育成」という所を大切にしています。私たちの仕事は発想力も重要になりますが、言われた事をそのまま捉え行動するのではなく、しっかりと目的を見据え色々な角度から物事を考えられる人材を求めます。そして仕事と余暇、オンとオフがしっかりと判断できる事も重要です。終業後も仕事の事を考えるのではなく、休日にはきちんとリフレッシュする事ができれば、それがまた日々の業務に繋がるはずです。こういった観点で言うと、学生時代には自分の趣味をたくさん見つけてほしいと思います。自分の時間を大切にするという経験が、社会に出た時に色々な場面で役立つと私は思っています。
会社としてこれからを考えた時に私たちがやるべき事は、ここで生まれ育ち、ここで暮らしたいという人たちの受け皿になるという事です。親会社である矢崎部品株式会社も海外へ事業拡大しようとしている中、私たちもここで熟成した技術や製品を海外へと指導できる人材を育て、名実共に魅力ある会社作りをしていきたいと考えています。それが最終的に「地域社会に信頼される企業」へと繋がるのだと、私はそう信じています。これからも地道な努力を重ね、新しい技術や生産システムの開発に挑戦し続ける企業でありたいと考えています。
- 企業データ
大分部品株式会社
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!
社章と企業理念