おおいたではたらく
2021年10月29日
ナカノス建設工業株式会社代表取締役社長
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- 業種
- 総合建設業・不動産取引業
1978年に設立。鶴崎海陸運輸株式会社のグループ企業の一つで、建築、住宅、土木、構内事業の4つの柱が主な事業。個人住宅建築から民間・公共建築・土木工事を展開。お客さまのニーズに的確に応えるための「人創り」をモットーに、ナカノスブランドを研鑽し続けています。
社長インタビュー
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- 企業名
- ナカノス建設工業株式会社
- お名前
- 椎本 雄三(シイモト ユウゾウ)
- 役職
- 代表取締役社長
ナカノス建設工業株式会社は、昭和電工株式会社と親会社である鶴崎海陸運輸株式会社との共同出資で1978年に誕生しました(現在は鶴崎海陸運輸100%出資会社)。大分市東部地区を基盤とする鶴崎海陸運輸グループ7社の一つとして総合建設業を営み、43年の歴史があります。
一ノ洲に長らく事務所を構えていましたが、2020年に創立60周年を迎えた鶴崎海陸運輸が新社屋を竣工し、当社もその1階へと移転しました。
当社では建築、住宅、土木、構内事業の4部門が主な事業です。個人住宅建築や民間・官公庁の建築土木工事をはじめ不動産の取引業も扱い、土地と建物の仲介も含めてトータルでサポートしています。
建設業は受注産業ですので、既製品を販売する流れ作業ではなく、お客さまからご要望をいただいて初めてものづくりがスタートします。時流やお客さまのニーズを的確に把握し、スピード感を持って製品を確実にお届けする使命があります。その使命を果たすためには、当社44名の従業員と協力企業の「人」の力がなければ成しえることはできません。ものをつくる以前に「人を創る」ことを基本と考え、経営理念に「人づくり、ものづくりで地域に貢献する」というスローガンを掲げています。
ラグビーイベントの様子
お客さまとコミュニケーションを取るためには、まず従業員同士が心を通わせる必要があります。「人づくり」のための取り組みの一つとして積極的にミーティングを実施し、仕事を円滑に進めるための基本中の基本として、しっかりと業務報告ができる体制を整えています。万が一、不具合やクレームなどがあった場合も報告しづらい環境は絶対につくらない、そして個人の責任ではなく組織の責任としてその事実をきちんと受け止め、改善を実行するのが当社の方針です。問題点を分析し、次に起こらないように対策を練ることが将来の品質や技術のグレードアップにつながっていくと信じています。当社の正直な姿をお客様に見ていただき、信頼と長期的なお付き合いを築いていきたいという思いがあります。
当社が所属する鶴崎海陸運輸グループは、私たちの総合建設業をはじめ、物流や半導体、ガソリンスタンドなど、業務内容は多岐にわたり、さまざまなご相談を承ることができます。グループの従業員数は約1,900名の大所帯ですが、定期的に開くグループ連絡会やグループ社長会では企業間で密に情報交換をし、レクレーション大会などの交流行事で日ごろから親睦を深める機会を多く設けています。常にグループ全体でコミュニケーションを深めることで、どのような案件にも対応できるチームワークを育んでいます。
私自身がナカノス一筋で40年以上勤めてきた生え抜きの社員でしたので、現場のことや従業員の気持ちも手に取るように理解できます。さまざまな視点で関わりながら、ともにこれからの未来を歩んでいきたいと考えています。
ナカノスの未来のビジョンを描くには、若い力が必要です。私が社長就任時に「雇用を継続する」という目標を宣言しました。そのために「人創り」に力を注ぎ、会社一丸となって飛躍できるよう、しっかりと足元を固めていきたいと思っています。
求める人材について
建設業はさまざまな工程の中でたくさんの人の力を介して完成へと導いていきます。スムーズに進めていくためには、やはりチームワークが大切です。関わる人たちがうまく連携できるよう、ポジティブな志向で発言ができる方が理想的な人物像だと考えます。スポーツでチームワークを養ってきた経験のあるスポーツマンも大歓迎です。
ですので、学生時代にたくさんの人と関わり、多くの考えにふれる機会を持ってほしいと思います。サークルやボランティア活動などで、仲間と喜びや苦しみを分かち合えるチーム活動ができるような場所にぜひ参加してみてください。
また建設業が未経験の方や、建築について学んでいなくてもかまいません。前向きにこれから勉強してみたいという思いがあれば、私たちが一緒に教えていきますので、なにも心配することはありませんよ。
安全大会の様子
大分の自然、食、気候と素晴らしい環境に恵まれた土壌にナカノス建設工業はあります。休日はリフレッシュできる大分のレクレーションを存分に楽しみながら、ともに働き、いい汗を流しましょう。
- 企業データ
ナカノス建設工業株式会社
WRITER
- 牧 亜希子記事一覧
planner/writer。特に大分県の観光情報が得意な自称「勝手に大分県の魅力案内人」。友人からのリクエストで旅行プランを立て、アテンドすることも。 特技/取材や撮影に行くことが多いにもかかわらず、「超」が付くほどの雨女。私の行き先ではかなりの確率で降らせます。取材先の皆様、ご了承くださいませ。