おおいたをたのしむ
2022年01月14日
オーナーのボドゲ愛が止まらない!子どもから大人まで楽しめる「ボードゲームカフェJOGO」
2017年、大分市にオープンした「ボードゲームカフェJOGO」。
大分出身のオーナー森さんが運営する、全国でも数少ないボードゲーム専門のカフェです。
店内には、400種類以上のボードゲームが棚いっぱいに並んでいます。
アミュプラザおおいたで開催され大好評を博した、大分初の【ルーム型謎解きイベント】についてのお話もお聞きしました!
今回は、ボードゲーム初心者だという大学生のみなさんと一緒に行ってきましたよ。
左から 板井 佳穂さん、山口 桃果さん、懸内 紅央さん、姫野 美羽さん。
オーナーの森 貴之さん
森さんは大分県出身。大学生の頃から福岡で生活していましたが、仕事の都合で大分へ。
会社員の時に初めてやったボードゲームに魅了され、その日に「ボードゲームのお店を作ろう!」と思い立ちSNSを立ち上げるところから始めたそうです。
そしてついに2017年、地元大分で「ボードゲームカフェJOGO」をオープン。
日本のものから外国のものまで、お店に置いてあるボードゲームは400種類以上。
始めた頃は250種類ほどだったそうですが、お客さんの持ち込みや買い足しをしているうちに増えていったとのこと。
オーナーである森さんでも、全てのルールは完璧に覚えられていないそうです。
ボードゲームの魅力とは
対面でしか味わえない、相手の表情や反応を見ながら一緒に盛り上がることの楽しさ!
相手のレベルに合わせてルール変更をしてみたりその場でアドバイスができるところ、と話す森さん。
また、友達になりやすいというところも魅力。
1人で来ていたお客さん同士が、一緒に遊んで仲良くなって今では一緒にパフェを食べに行く仲になったということもあるそうですよ。
おすすめのボードゲーム
Quarto【クアルト】Gigamic社(フランス) 2人用
マルバツゲームのように、縦横斜めで同じ種類のコマを一列揃えると勝ち!
簡単そうに見えますが、下記のどれかが揃わなければならないんです。
①色 ②形 ③背の高さ ④穴があるかないか
さらに、自分のコマを自分で選ぶのではなく「相手に今から置いてもらうコマを渡す」というのがルール。
勝つことよりも、負けないことを目指すゲーム。シンプルなだけに頭を使います。
Marrakech【マラケシュ】Gigamic社(フランス) 2~4人用
絨毯を敷き詰める陣取りゲームのようですが・・・意外と頭脳プレイ!?
大学生のみなさんに遊んでもらいました。
今回の勝者は板井さん!おめでとう!
マーダーミステリーシリーズ
マーダー(Murder)は英語で殺人という意味があります。
短いものは1時間から、長いものは3時間ほどにもなるという『推理ゲーム』。
中国では、専門店ができるほど人気のあるジャンルだそうです。
JOGOでもマーダーミステリーコーナーを設けるなど、特に注目の高いゲームとなっています。
マーダーミステリーコーナー
大反響!大分初の【ルーム型謎解きイベント】
クラウドファンディングで資金を募り、2021年9月にアミュプラザおおいたで開催されたおもちゃナゾトキシリーズ『ちゃちゃくらぶからの脱出』が大成功。
大分出身の謎作家「花岡修一郎」さんとJOGOがタッグを組み、大分にこだわった大分だけのイベントということもあって県外のクリエイターもたくさん来県したとのことです。
この経験を活かして『1回限りの体験モノ』をこれからも大切にしていきたい、と話す森さん。
「やってみたい」をサポートしてくれる人の温かさ
- 日名子
- 福岡から大分にUターンしてきたということですが、お店をオープンして感じたことはありますか?
- 森さん
- 大分はすごく人が温かくて、何かをやりたいと言っても誰からも反対されなかったことに驚きました。
むしろ応援してもらえたことが嬉しかったです。
たとえば店内の壁は、自分で塗ってたんですけど「手伝ってくれませんか?」と声をかけるとたくさんの人が来てくれました。
人との距離感が近いところがいいな、と感じます。
やりたいことは山ほどある!たくさんの人に楽しんでもらいたい。
子どもと大人が一緒になって、楽しめるのがボードゲームのいいところ!
「一家に1つ、ボードゲーム」を目指して、これからもボードゲームの魅力を伝えていきたいとのことでした。
さらに、体験型のゲームをもっと広めていくために大分のカフェとコラボするという案もあるんだとか。
「今後もイベントをたくさん企画しているんです」と、目を輝かせながら熱く語ってくれた森さん。
九州の作家さんを集めて、完全オリジナルのシナリオで作りあげるマーダーミステリーの大注目イベントも!?
最後に、同行してくれた大学生のみなさんの感想を聞いてみました♪
板井さん
最近は、買い物やドライブという一定の遊びが多かったけどボードゲームで遊ぶことができて楽しかったです。
グループで仲良くなるきっかけにもなるので、すごく良い経験ができました。
山口さん
遊ぶためにボードゲームを買うというのが、私にとって敷居の高いこと。
でも、ここに来れば色んなもので遊べるので嬉しかったです。
すごく頭を使うので疲れますが、それ以上に楽しいなと思いました。
懸内さん
ハンガリーに留学していた頃、ホストファミリーとボードゲームで遊んだことがあります。
ホームパーティーで初対面の人と一緒にゲームすることもあったんですが、ルールが複雑なものは必ず話さないといけない。
コミュニケーションをとりながら皆で理解しあうことが大切になるので、そんな目的でここに来てもいいのかなと感じました。
姫野さん
楽しかった!
森さんが説明を交えながらゲームの進行をしてくれたのでグダグダにならず遊べたのもよかった!またいろんな友達を誘って遊びに来たいです。
森さん、大学生のみなさんありがとうございました。
今、とても勢いのあるボードゲーム業界をぜひ大分からもっと盛り上げていってほしいですね!
ボードゲームカフェということで、もちろんカフェメニューもありますよ!
期間限定メニューもあるので、お見逃しなく。
接客から調理までを全て1人でやっているので、お時間に余裕を持ってご注文くださいということでした☆
- ボードゲームカフェJOGO
-
〒870-0036
大分県大分市寿町8−11GRCopusコトブキ103
TEL:097-510-5190
Twitter:https://twitter.com/JOGOOITA
Instagram:https://www.instagram.com/jogooita/?hl=ja
Facebook:https://www.facebook.com/JOGOOITAF/
https://jogo-oita.com
WRITER
- 日名子 真衣記事一覧
猫とパンを愛してやまないママライター。食べ歩きと写真を撮ることが趣味です!美味しいものを探して、相棒のカメラと一緒に大分県内を旅します。将来の夢は、縁側のある家で猫とのんびり暮らすこと。
ルール
まず、資金を配ります。1人30ディルハム(※ディルハム:タイの通貨)。
次に絨毯を一人ひとりに分けたら、サイコロを振ってスタートです。
サイコロの出た目の数だけコマを進め、他の人の絨毯の上で止まるとその絨毯のマス目分お金を支払います。
手持ちの絨毯がなくなったら終了!
マス目に残った自分の色の絨毯と資金の多い人の勝ちとなります。