おおいたではたらく
2017年02月28日
REALIZE 株式会社(旧社名・石井工作研究所)代表取締役社長
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- 業種
- 半導体、自動車関連事業。半導体、自動車関連部品組立製造装置、精密金型の設計・製作など。
https://favoita.com/companies/235
昭和54年設立。半導体製造用を中心とする精密金型や、自動車関連部品組立製造装置や検査装置などの開発、設計、製造、販売に至るまで幅広く展開。「たゆまず前進する技術と創意工夫によって社会に貢献する」を経営理念とし、常に時代をリードする高度な技術を追求している会社です。
社長インタビュー
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- 企業名
- REALIZE 株式会社(旧社名・石井工作研究所)
- お名前
- 佐藤 一彦(さとう かずひこ)
- 役職
- 代表取締役社長
私たちREALIZE 株式会社は、昭和54年の設立から半導体製造装置などの研究開発に力を入れ、技術力の高い会社を目指して成長してまいりました。
国内の半導体産業が、世界との競争で厳しい時代に入る中、2000年のはじめからは自動車部品(主にハイブリッド車の電子部品等)の製造装置も手がけ、今では売上高の約7割を占めるようになりました。そして2015年にはモバイルクリエイト株式会社のグループに入り、新しいREALIZE 株式会社となるため再出発しました。前社長の代からの、進み行く技術をしっかり捉えて社会に貢献しようという想いや、お客様を大切にして少しでも安くて良いものを提供すること、そして個々が新しい技術を学び、考えて実現していこうという理念は今も受け継がれています。しかし、新たな会社となるためには、今までの考えに止まらず、新しい時代に即応し、世の中の変化に対応していけるように変わらなければいけません。
そこで私たちは「3つのC」という新たな企業風土を醸成するための行動指針を掲げました。
「3C:Change(変革)、Challenge(挑戦)、Communication(連帯)」です。
新たなものを目指し、今までの衣を脱ぎ、変わっていこうというチェンジ。変わることに抵抗があっても、1度トライしてみようというチャレンジ。自分の仕事だけに止まらず、仲間との繋がりを強く持ち対応していくコミュニケーションの「3つのC」を胸に、新生・REALIZE 株式会社に向けて走り出したところです。
これからも常に仕事の仕方を考え、行動することが大事だと考えています。これまで製造業の世界は、決まった仕事のやり方をきっちりと正確にすることが大事とされていましたが、今はそれだけではいけません。機械の持つ性能ををいかに使いこなしていくかも重要な時代となるので、新しいことはどんどん取り入れていきたいと考えています。
それに伴い採用に関しても、チャレンジする気持ちや情熱のある若い人材を求めています。与えられた仕事をこなすだけではなく、自分たちで考え、自分たちの手でより良い職場に変えていこうという気持ちが大切。一生の1/3を過ごす会社での時間をいかに楽しく、またそこで働く喜びを感じていけるように自分で考え、行動できる人は、どの世界でも伸びていくと思います。私たちの夢は、世界へ発信できるようなものを大分の地から生み出し、送り出すことです。大分出身の若い技術者がその仲間となり、たくさん集まってくれればと思います。機械や電子部門で高い技術力を持つ当社と、ソフトウェア、情報通信技術を有するモバイルクリエイト株式会社がグループになったことで事業の領域が広がり、いろんなことを実現できる器は大きくなりました。自分の夢を実現できる若き力に、これからも沢山出会いたいと思っています。
- 企業データ
REALIZE 株式会社(旧社名・石井工作研究所)
WRITER
- 塩月 なつみ記事一覧
かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!