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おおいたではたらく

2024年05月10日

自分で踏み出す、未来への第一歩。
日出から世界へ!
株式会社ホックス若手社員

私たちの生活に欠かすことのできない、家電などの電子機器基板の設計開発から製造、サービスまでの一貫体制を提供するEMS企業「株式会社ホックス」。創立40周年以上の歴史ある会社の中で、自分の道を極める若き先輩二人を尋ねました。自分で決めた道をまっすぐに歩むお弁当男子?ならぬ、理系男子の就職までの道のりとは。

お邪魔したのは、こちら!!

  • 株式会社ホックス
  • 株式会社ホックス

    https://favoita.com/companies/46

    1981年(昭和56年)に「ホックス電子工業株式会社」として創立。(1987年に株式会社ホックスに社名変更)電子機器基板の設計開発から部品調達、製造(実装・製造・検査)、納品、サービスまでを提供。あらゆる電子機器の心臓部として重要な役割を果たす制御基板の設計、開発、製造を行っている会社です。

お話を伺ったのはこちらの方。

  • 株式会社ホックス
  • お名前
    長尾 昭汰
    所属部署
    製造部設計技術課
    入社年
    2020年
    出身地
    兵庫県
    出身校
    大阪工業大学 工学部電気電子システム工学科

なりたい自分を目指して

兵庫県に生まれ育った長尾さん。
昔から理数系が好きだということもあり、大阪の工業大学へ進学し専門的な知識を学びました。
「大学を決める時はまだ、将来就きたい仕事も決まってなかったんです。ただ就職のことは大事だと思っていたので、そこは考えて選びました」。

株式会社ホックス

将来を考えながら、在学中はアルバイトで初めての社会を経験。バイト先は“お漬物屋さん”という渋いチョイス。
「ただ家から近かったという理由で決めてしまいました(笑)。漬物を漬けたり、パック詰めもしましたが貴重な経験でしたね」。
他にも様々な経験を重ねたという大学生活。就活時に譲れなかった条件は、それまで学んできた電気系の設計が活かせる会社であること。また勤務地として候補に挙げたのは、大学で暮らした大阪、地元の兵庫、そして福岡でした。九州に縁があるのかを尋ねたところ、意外な答えが…。
「実は兄の影響で野球が好きなんです。ソフトバンクホークスのファンで福岡にはよく観戦に行っていたので、自分的には馴染みがあったんです(笑)」。
そんな理由からそれぞれの会社を検討し、模索した結果、辿り着いたのが大分県でした。大分で就職する決め手となったのは、回路設計ができることと、実際に足を運んで感じた会社の温かな空気感でした。

時代と共に技術を磨き、成長を続ける

株式会社ホックス

入社4年目となった長尾さんは製造部設計技術課に在籍。電子機器のプログラミングを行うほか、大手企業の空気清浄機やウォシュレットなどの基板をつくっています。今までは先輩の設計するものの一部を担ったりすることも多かった長尾さんですが、最近では自分1人で設計することも増えたといいます。
「お客様の要求通りの設計が出来た時、動作確認ができた時はとても嬉しいです。徐々に1人でも出来ることが増えていますが、まだまだ分からないことも多いです。しっかりと勉強しながら自分の仕事に繋げていきたいですね」。
新しい知識も目まぐるしく増えていく電子機器業界の中、日々勉強だと長尾さん。
今後は自分の設計技術を磨き、もっと作業スピードも上げられるように努力していきたいと笑顔をみせます。

大分で働く魅力について

株式会社ホックス

大分で暮らして4年目になりますが、暮らしやすくとても充実しています。よく聞かれるのですが、実家の兵庫に帰りたいなという気持ちよりも、今は大分での生活に満足しています。個人的には鶏料理が好きなので、とり天や唐揚げなど大分のごはんは美味しいですね。
会社のお昼は自分でお弁当を作って持っていくようにしています。…貯金のための節約です(笑)。

続いてお話を伺ったのはこちらの方。

  • 株式会社ホックス
  • お名前
    矢野 敬汰
    所属部署
    製造部製造2課
    入社年
    2022年
    出身地
    大分県
    出身校
    日本文理大学 工学部航空宇宙工学科

住み慣れた地元で働く“安心感”

大分生まれ大分育ちの矢野さんは、今年で入社3年目を迎えます。
矢野さんの就活時はちょうどコロナ渦の頃。会社説明会の開催もままならない状態の中、どの企業もオンライン実施となり、企業の温度感が分かりにくかったと当時を振り返ります。

株式会社ホックス

「色々な会社を考えましたが、まずは地元で働けること。自分の中ではそれが1番大事だったのかもしれません」。
家族や友達のいる、住み慣れた場所で働くことを何より優先し就活した矢野さん。大学も、地元の大学へ迷わず進学しました。工学部航空宇宙工学科に在籍し、一般教養から専門知識まで幅広く学んだといいます。航空関係の職も考えたという矢野さんですが、コロナ渦の影響で採用が少なく、製造の世界を目指したといいます。

自分の選んだ仕事に、誇りと自信を持ち歩み続ける

「ホックスに決めたのは、会社見学の際に目にした“はんだ付け”の作業でした。機械では出来ないところを手作業で行う光景に、なぜか興味を持ったんです」。
オンラインでの就活が大半を占めていた中、矢野さんは会社の温度を感じるため自ら訪問。自分の働く場所を、自分の目で見たことで心が決まりました。

株式会社ホックス

入社後は製造部に配属され、電子機器の基板をつくるための手順書を任されています。若手ながら、作業内容や人の配置など現場監督のような立場となる矢野さんは、産業用機械装置などの大型機械の基板を手掛けています。
「入社後は社内認定など資格を取得することが多くて大変なこともありました。でも、自分のつくった手順書で製品が完成することはとても嬉しく、やり甲斐に繋がっています」。
責任ある仕事であるがゆえ、自分の知識を増やしていかなくてはいけないと話す矢野さん。今後も電子回路のことを学びながら、自分たちが手掛ける製品に活かしていきたいといいます。

大分で働く魅力について

株式会社ホックス

「生まれ育った場所で働くことでの“安心感”は大きいと思います。実家が近いのでサポートしてもらうこともありますし、友達も多く大分にいることは嬉しいですね。大分は温泉もたくさんありますし、ごはんも美味しいです。休みの日は大好きな海鮮を食べに、佐賀関や佐伯まで行ってリフレッシュしています!」

学生さんへのメッセージ

「学生の時は社会人にはない時間の余裕があるので、勉強以外のことも経験してほしいと思います。僕は長年マクドナルドでアルバイトをしてきて、お客様とのやりとりなど多くの事を学びました。他にも、サークル活動や旅行など今だから出来ることをたくさん経験することが、きっと就活や社会人になった時に自分を助けてくれると思います。大変なことも多いと思いますが、頑張って下さい! 応援しています」

企業データ

株式会社ホックス

大分県速見郡日出町大字川崎4260番地1
0977-72-6661

もっと詳しく知りたい方

企業HPはこちら

WRITER

  • 塩月 なつみ
  • 塩月 なつみ記事一覧

    かぼすポン酢をこよなく愛する生粋の大分女。美味しいものが大好きで、おなかがすくと途端に不機嫌になります。大分トリニータを中心に、企業や観光、飲食などオールジャンルで取材撮影中!

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